この主人公の良さや、作品の良さって、仄暗い戦争の爪痕から少しずつ光りを取り戻していくこと。特に主人公はそんな時代を経ながらたくましく自由と芸術と愛を求めていく訳でしょ。
そんな中、戦争の爪痕と戦う女性と出会う、っていう美しさをこの舞台から微塵も感じられない。日本人の中身スカスカな若者が何やっても説得力がない。