批判者無謬トリック

「信者が嫌い」「アンチが嫌い」という類の発言をよく見かけると思うが、
これで「とにかく困った信者やアンチがいるんだろうな」という印象になり、
まとめると「困った信者やアンチがおり困らされてる」という結論になる
しかしほんとにそうだろうか?
「信者が嫌い」「アンチが嫌い」などと言ってる人はまともだという保証はどこにあるのか?
発言の素性がわからないとこういう錯覚が生まれる

具体的には人気漫画のワンピースや人気ボカロPのコンテンツであるカゲロウプロジェクト
にはファンが多く、中には当該作品を引き合いに出して他をけなす人もいるし、
逆に他の作品を愛するあまり当該作品をけなす人もいるだろう

2ちゃんで褒めたりけなしたりしたい人たちのせめぎあいの中で
「信者が嫌い」「アンチが嫌い」という発言に同調する人もたくさんおり
ちょうど言いたいことだったから無責任に便乗しても
こまけえこたあいいんだよという空気が出来上がる

先に錯覚と書いたが根拠が乏しいことが多いのはまちがいない