【フロイト】精神分析と社会学【ラカン】
社会学の分野で精神分析の概念を利用して書かれた本は、
樫村愛子「ラカン派社会学入門―現代社会の危機における臨床社会学」
樫村愛子「臨床社会学ならこう考える―生き延びるための理論と実践」
作田啓一「生の欲動―神経症から倒錯へ」
作田啓一「現実界の探偵─文学と犯罪」
くらいしか知りませんが、とても興味のある分野なのでスレを立ててみました。
雑誌「ダ・ヴィンチ」で「オン・ザ・ブリッジ」を連載していた頃に宮台真司が
頻繁に使っていた「社会」と「世界」概念の「社会」はラカンの「象徴界」を
意識して使っていたものだと思います。 >>2
東浩紀は社会学者ではないし、自分の言論活動を社会学ととらえてないのでは 宮台が元ネタと思われるルネ・ジラールについて一言も言及せずに何年か前から
頻繁に使うようになったミメーシスという概念は、無意識的な模倣を表すみたいだけど
（宮台は「凄い人の表現に触れた事から引き起こされる感染的模倣」とか言っている）
それを引き起こす「凄い人」は、自我理想の位置にある存在ではないかと思う。
そのへんについては宮台と大澤真幸の対談本
「「正義」について論じます」（THINKING O 第8号）
の中で大澤真幸が少し言及しているけど、その中で大澤真幸が逆に
「別に立派でも凄くもない、理想自我の位置にある存在に対する模倣」
という逆の事を言っているのはなぜだろう。ちゃんと読んでないけど。
やっぱり↓コレが原因なのかな？
34 名前：玲奈 投稿日： 02/05/09 06:45
この世は自分の願望を形にするためのパラダイスだと思っているんです。
http://academy.2ch.net/philo/kako/1020/10208/1020890253.html
566 ：影の人＠警察 ：02/11/07 16:01
玲奈にケチつけてる奴らは1ch.tvに帰ってくれないか？
http://qb.2ch.net/test/read.cgi/accuse/1035026555/566 精神分析は客観科学の体をなしていない
単なる思い込みの自分勝手な分析に過ぎないとばれていて
もう影響力はない
フロイトやユングの理論は突っ込んでみると相当おかしい 外部/内部
排除/包含
疎外/承認
孤立/連帯
下位/上位
周縁/中心
異人/共同体
無意識/意識
想像界/象徴界
カオス/象徴秩序
私的幻想/共同幻想
理想自我/自我理想
エス/自我＋超自我
スケープゴート/羊の群れ＋羊飼い
愚者/凡人＋賢者
ホモ・サケル/主権権力
ただの生/魅力を持った生
ゾーエー/ビオス
対象a＋<私>＋沈黙/言語ゲーム
監視付き絶滅収容所生活と非人間的待遇を強制されている棄民/
監視映像を見て情報分析結果を聞き隠喩で語る人 どん底まで落ちていった在日は這い上がれるのか もうムリポなのか K「(1)家の中を「コスモス区」と「カオス区」に2分割する(2)「コスモス区」に残存
するゴミを退治する(3)「カオス区」のことはしばらく忘れる。このサイクルを
回してゆくと家の中はどうなるのだろうか。息を詰めて見守っている」
E「(1)情報空間を高貴な象徴秩序の住民の空間と卑しい<対象a>の住民の
空間に2分割する。(2)象徴秩序の空間の住民に残存する<対象a>の空間
の住民への共感を潰す。(3)<対象a>の空間の住民との人間的交流を断ち
監視下に置き棄民化し放置する。(4)<対象a>の空間の住民が象徴秩序の
空間に入ってきて他者と連帯しそうになったら厳しく弾圧し連帯を解消する」
D「(1)人間を生者と<死者>に2分割する(2)生者に残存する<死者>への敬意
を潰す(3)<死者>の眠る墓地との正常な象徴交換を断ち監視下に置き放置
する。(4)墓地からゾンビが出てきて生者の生活空間に入ってきて生者に
感染を生じさせたり<死者>への敬意を感じさせそうになったら、厳しく弾圧
しゾンビを<死者>へと戻らせ、沈黙の墓地に強制送還させる」 韓国/日本
国家が国民を棄民化し人権を否定すれば、それに応じて日本人による他の
民族的出自を持つ者に対する差別が看過される。日本の内部で人間的コミュ
ニケーションの断絶と上下関係の強制を起こせば、民族差別も深まる。
国家が国民を棄民化したり人権を否定することがなくなれば、それに応じて
日本人による他の民族的出自を持つ者に対する差別もなくなる。日本の内部
の象徴交換の分断と上下関係の強制がなくなれば、民族と民族とのあいだの
敵対関係もまたなくなる。 コピー/オリジナル
ミメーシス機械と化したスキゾキッズによる模倣表現の生産は、象徴体系か
ら転載バカ本として排除されるべきなのでしょうか。私はそうは思えません。
スキゾキッズの発するさまざまな情報が、情報管理という名の監視体制の下
に置かれ、人間的で文化的な生存の核心部分を侵害しながら、スキゾキッズ
の記憶と知性を破壊し、貧しい情報しか与えないようにされる事で、その感情
を乾涸びさせているのです。オリジナルの象徴化と成長に関わる愛のある承
認と教育的言葉の提供の否定は、ミメーシス機械の生成を支援するものの
ように思われます。ミメーシス機械はマゾヒスティックでその表現は無意識的
で大文字の他者の語らいとして姿を現します。
心は全て言語で構成され、言葉を話す存在でなければ人間ではないと語る
斎藤環のラカン理解は、ジジェクのラカン理解やクリステヴァの思想体系と
違いがあるように思われます。 非理性/理性 前近代/近代 植民地/植民地主義の共同体
伝統のテクストにストレートの形では現れない、集団の<エス>に対する植民
地化された監視付き絶滅収容所生活の強制は、近代社会の合理的理性に
よる絶滅意志が、国民の民主的支持のもとに国家による暴力として現れた
ものだが、高精度の監視や通信傍受や情報分析技術を当事者に秘匿した、
象徴界を特権化した匿名の隠喩表現でしか語られず、事実を知らされてい
ない母は私が典型的な統合失調症の症状を抱いていると言い包められてい
るという事に、激しい怒りを感じる。
前近代的思考の非理性的存在に対する勝利という名目で、人権侵害や通信
の秘密の侵害やプライバシーの侵害が許されるという発想も理解できないが、
活動実態を曖昧にして全て妄想として処理する事と、集団的な圧力をかけら
れた事により生じた自己消去的な自作自演の書き込みを、本人による同意
として正当化の根拠に使う事も、警察右翼の計算に入れられていたのだろう
か。
人類の起源、文化の起源、モノガタリの起源とみなされていたホモ・サケルと
しての<異人>は、性による管理を経過した社会的共同体への参加の認可と
いう非人間的待遇ではなく、自分が何者か明らかにした存在との人間的コミュ
ニケーションによる事実の公開を希望している。非人道的な警察右翼による
抑圧的な植民地支配を抜け出し、私と母が人権を奪還し、安心して正常な
コミュニケーションができる生活を取り戻したい。 異人/共同体 非日常/日常 祝祭の時間/世俗の時間
2006年10月25日 09:25 とく＠対象a
私は異人として共同体から追放された者というのは、非理性というレッテルを
貼られて共同体（理性や常識を自称する者達）から追放される、という図式が
あると思います。そして秩序のある共同体での日常というのは、そうした運動
が隠されていると思います。祭りや祝祭などのハレ（非日常、聖なる世界）の
舞台では、日常においては共同体の構造から排除されていた部分が、激しく
爆発したあと、過程は何の意味もなく再び振り出しに戻るのだと思います。
理性を科学的精神とした場合、現代の日常は理性によって形作られている
ように思います。そして理性による非理性の排除はトンデモ系の排除として
現われたり。理性と日常が対立する場合は、理性に含まれる野蛮が露出す
る場合、つまりファシズム的な全体主義による戦争や特定集団を絶滅させる
為の収容所などですね。 不要の生で死んでもいい存在/困っていたら助ける存在
敵か無関心な対象でコミュニケーション不要の存在/友や仲間
宮台の「よのなかのルール」を引用改造
「同じ国民だから仲間だ」などとは言われず、「仲間を殺すな」と言われても
「こいつは仲間じゃねえんだよ」という感性に支配されるようになっている。
「仲間」だと感じられるのは、感情に訴えかける魅力が感じられ自分の自尊
心が満たされる範囲、つまりかなり小さな範囲に縮んでいる。こうして「仲間」
の範囲が縮んでくると、「仲間を殺すな」と「仲間のために人を殺せ」によって
一つの国の中の同じ日本人に対して「おまえは韓国人、朝鮮人、外国人」と
いった印象操作が行われ、<不要の生>に対して「悪の枢軸国家の北朝鮮工
作員」というレッテルをはり、「外患誘致罪を適用し死刑にしてもいい」「知性
の欠片も感じられない危険な不審者であり監視付き絶滅収容所生活を強制
させてもいい」「たとえ違憲でも妄想として処理できるなら令状なしの家宅捜査
や私生活の見世物化をしてもいい」「心の底から軽蔑の対象とする喜劇に仕
立て上げたい」「つけあがって自爆希望」といった判断がくだされ、毎日２ちゃ
んねるで韓国人への民族差別などを経由した過激な侮辱が行われていたり
しても、「だから何なんだよ、関係ねえよ」「おまえの事を必要としている人な
んかいないんだからさっさと死ねよ」という感じになる。
「仲間以外はみな風景」「仲間じゃなけりゃ人も野良犬も空缶もゴミも害虫も
同じだ」とばかりに、<異人>に対して排他的な言論が占めることになる。
「みんな仲良く平等だ」だとウチワで揉め事が起こるから、不要の生の<異人>
を絶対下位の非人間として孤立した状態に置き、些細な異常行動も発見で
きるように見世物にしておく必要があるのだろう。 ＞＞15
それは、ない、どっかの誰かみたいに、自分でスレたてたり、弟子に立てさせたりしてないからな
かなり信用できる ひきこもりの原因は究明は必要ないとか言ってたけど、やはり臭いものは元から断たなきゃダメ。
再発すると思う。だが、難しいから今後をどうするかで精いっぱいかもしれない。 >>19
いや、それについてはほぼ結論が出てて、「ひきこもり」なんていうのは
環とその師匠が言い出しただけで学術的コンセンサスを得た概念じゃないし、
彼らが「ひきこもり」と呼んでいるものは、既存の精神疾患のカテゴリに
分類できることが統計的にも裏付けられているよ
「ひきこもり」は環のエッセイで一気に広まった訳だが、あの本に定義として
内因性の精神病による外出困難は社会的ひきこもりから除くなどと書いてある
そもそも精神疾患を内因と心因に分けるような考えがもう古い
環もラカンの影響下にある訳だが、こういうのは一端で、フロイトやラカンは
精神医学の世界ではとてつもない負の影響をばらまいたのよ。実際のところ
今日では疑似科学扱いで顧みられることはない。患者理解に役立つというのも嘘
精神分析はエビデンスを軽視するため、非実証的な一部人文系とは親和性がある
環がホメオパシー擁護しちゃったのもエビデンスベーストの医学に敵対的だから
経済学では異端認定されたマルクスが人文系では未だに影響があるのと似ている 斎藤環は専門についてはそんなに変なことは言ってないよ
精神分析が臨床の場面でがほとんど無力なこと（せいぜいお慰み的なカウンセリング）も明言してるし、
治療は薬物投与とか認知行動療法とかデイケア通いとか、ごくごく普通
文章になるとつい筆がすべって人文系に暴走しちゃうのはご愛嬌
中井久夫とかだって文章だとトンデモ理論を持ちだしたりしちゃうし、物書きってのはそんなもんだ
いまどきラカンなんて言ってる人はもっと原理主義的な人が多いから
そういうのに比べればバランスが取れてるほう
それに「科学的」な医学論文なんて門外漢が読んでもなにも面白くないよ 
