冒頭で、「私にはわかりません」のお話を紹介されたうえで、テレビに出ない理由として、テレビは「わかりません」という言葉を許容しないからだとたたみかけます。
更には、学生の進路相談にあたってのポリシーとして、「迷っている奴はトコトン迷わす」と断言します。
(中略)
「私にはわかりません」という言葉の含意は、「わからないということから逃げてはいけない」ということでした。
高度で複雑な社会でさまざまな要因が絡み合って生じる問題を、簡単な方程式で解こうとすることに無理がある。
わからない時にはわからないことから逃げないでトコトン悩みつづけることこそが重要だということでしょう。

わからないことから逃げない 玄田有史さん 「私の仕事道」
慶應MCC 夕学リフレクション
2005年7月20日
http://www.keiomcc.net/sekigaku-blog/2005/07/post_36.html

2003年の時の講演に続き玄田の暴言をフォローしてるが、やはり無理があると思う