>>79
募金とバイトの関係は、その療法を兼ねることもできる。
それにコロナ後は、街頭募金よりもクラファンを始めとするネット募金でしょう。

その後のキリスト教起源という下りは、フーコーのいう牧人司祭型権力とか生の権力論の事ですね。
羊飼いが大勢の羊たちを世話するように人々を約束の地へ導こうとする。
それは、国家が人を生かし、禁止よりも何かを可能にさせる「生の権力」につながっているという話。
目新しい話とも、ヤンキーまたは不良の犯罪行為のこととも思えない。

そもそも海外にこの(マイルド)ヤンキー論ってどう訳すの?
あっちは不良といえばのちに本格的な闇社会に行く職業的犯罪者のギルドみたいな色彩が濃いよね。
マルクスも罵倒した、労働者階級にもなれないルンペンプロレタリアとも重なる。
勤勉でなく、前向きさや向上心とも無縁。規律正しさも仕事のための技術や資格習得にも熱心じゃない。より良い職場目指す移動にも積極的がない。
大方の日本人がトンテモ下層階級化している、「マイルド」ぜあってもヤンキー(期限はアメリカか?)とか「不良」に近い特徴を持つと論じてしまう。
前に斎藤環は、音楽家は音楽への引きこもりで精神的に不健全と議論して、職業身分差別みたいだったけれど、それの拡大再生産をしている。その議論の支持者の神経と良識を疑う。