ウォークマンが“ATRAC”を捨てた理由
http://ascii.jp/elem/000/000/063/63878/
【解説】ATRACを捨てた“ウォークマン”

ソニー・ヨーロッパでは、これまで携帯音楽プレーヤー用の著作権保護(DRM)技術として
“MagicGate”、配信形式として、ATRAC系フォーマットを採用してきた。
しかし、今回発表された機種ではATRACは一切サポートされない。
その代わりに、DRM付きのWindows Media Audioが新たにサポートされた。

アップルが“iTunes Store”(以下iTS)で先行していたこともあって、
CONNECT Music Serviceは、米国や欧州でまったく普及しなかった。

音楽配信といえば 現在はiTSが主流。そうは言っても、Napsterなどサブクスクリプション型
(定額型)のサービスも対抗勢力として伸びてきている。
そうしたサービスにおいて、配信される音楽ファイルのフォーマットはWMAがスタンダードだ。
「音楽配信サービスにATRACを食い込ませるのが難しい」
「それならわざわざ音楽プレーヤーでも使うこともないよね」という話だと思う。