JR西日本が新幹線問題で処分

新 幹 線のぞみの台車に破断寸前の亀裂が見つかった問題を受け、JR西日本の来島社長は5日、大阪市北区の本社で記者会見し、役員の降格や報酬返上などの処分を発表した
鉄道の安全確保業務を統括する吉江・代表取締役副社長を5日付で取締役に降格させたほか、来島社長や吉江氏、真鍋会長ら役員の報酬を一部返上するなどした

来島社長は「信頼回復に向けて一刻の猶予も許されない」と述べ、副社長は、新たに新幹線担当を設けて4人体制にするとしたまた、今回の問題を人的要因の観点から検証する「新幹線重大インシデントに係る有識者会議」(座長・安部誠治関西大教授)を8日付で設置する