和歌山県は17年首都圏の企業を対象に3泊4日のワーケーション体験会を実施
働く場所として複合施設「県立情報交流センタービッグ・ユー」を無料で開放した
18年度は家族連れの体験会を計画する
田村成準・情報政策副課長は「仕事をしながら自然や食など地域の魅力を知ってもらうことが将来的な観光振興や企業誘致につながる」と期待を寄せる

テレワークに詳しい比嘉邦彦東工大教授(経営工学)は「煩雑な手続きを求めたり普段以上の成果を求めたりすれば制度があっても利用者が広がらない
あくまで休暇を取ることが目的で働き過ぎないよう会社による社員の労働時間の管理が必要だ」と話している