プラチナ萬年筆/中屋万年筆を語るスレ 26本目
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万年筆をはじめとするプラチナ筆記具について語りましょう。
■公式
プラチナ万年筆
http://www.platinum-pen.co.jp/
中屋万年筆
http://www.nakaya.org/
■前スレ
プラチナ萬年筆/中屋万年筆を語るスレ 25本目
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/stationery/1489497611/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 人間VSコンピュータオセロ 衝撃の6戦全敗から20年、元世界チャンピオン村上健さんに聞いた「負けた後に見えてきたもの」
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1710/06/news013.html
2017年、人間は2つの知的ゲームでコンピュータに決定的な敗北を喫しました。
囲碁の世界レーティング1位の柯潔(カ・ケツ)九段が、米Google傘下DeepMindの囲碁AI「AlphaGo」との3番勝負で3戦全敗
さらに将棋の佐藤天彦名人が、第2期電王戦二番勝負で将棋AI「PONANZA(ポナンザ)」に、先手番・後手番ともに敗れました
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello14.jpg
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello13.jpg 急激に進歩するAIにより生活が激変するといわれる21世紀
2045年、あるいはそれを上回る速度で、人間の知能をAIが決定的に上回る「シンギュラリティ」が来るともいわれ、人間の存在価値すら問われ始めている昨今において、衝撃的な出来事でした
そのちょうど20年前の1997年
囲碁と将棋のように、人間にとって非常にポピュラーな知的ゲーム2つで人間が敗れた、歴史的な年がありました
チェスで伝説的世界チャンピオンだったガルリ・カスパロフ氏が、IBMが開発したAIの「ディープ・ブルー」に2勝3敗1分けで敗退 そしてもう1つがオセロ
当時の世界チャンピオンだった日本人の村上健(たけし)氏が、NEC北米研究所によって作られた「ロジステロ」に6連敗で敗れました
「コンピュータが人間を凌駕する」瞬間をいち早く、最も間近で迎えていたオセロ元王者・村上さん
彼に話を聞けば、そう遠くない将来に来るかもしれない「コンピュータが人間を上回った世界」でどう生きるかのヒントがあるはず
それを教わりに、ロジステロと戦った村上さんにお話を伺いました
(聞き手:辰井裕紀、杉本吏)
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello24.jpg 日本オセロ連盟の最高段位である“九段”を持つ村上さんは、現在52歳にして「パリオープン」「品川シーサイドオープン」などの公式戦を連続優勝し、レーティングで今もベスト10に入る、現役バリバリの世界的強豪です
普段は麻布学園で英語教諭として勤務
日本最強の高校オセロ部の顧問でもあります
今も昔も「オセロ最強国」の日本
――そもそも、オセロはどれくらいの人がプレイしているのでしょうか?
オセロ人口は世界で約6000万人ほどいるとされます
あくまで参考の数ですが、囲碁や将棋をしのぐとも
――日本は強豪国と聞きます
「世界オセロ選手権」の40回の歴史のうち、29回は日本人が優勝しています
外国人が優勝したのは残りの11回のみです
団体戦に至っては、日本が昨年まで12年連続で優勝しているんです
ですが現世界チャンピオンはタイ人の方ですし、ヨーロッパにも強い選手はいます
ただ強い人の絶対数では日本が圧倒的なので、団体戦では特に日本が強いですね
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello17.jpg 高段者の実力
――高段者はどれくらい強いのですか?
九段を持っている人なら、石が一色になる「全消し(パーフェクト勝ち)」は4〜5級相手までだったらできる可能性は十分です
下手したら初段ぐらいの人でも、ちょっとミスすると、高段者に全消しされます
「ルールを知っている」ぐらいだと、ほぼ100%全消しされるでしょう
基礎的な戦略を学んだ人じゃないと、パーフェクトを逃れるのは難しいです ――ちなみにアタック25の出演者のパネルの取り方を見て、「なんでここ?」とフラストレーションがたまったりはしませんか?
オセロ選手はみんなそう思っていますね……(笑)
長年の経験があるので、もっと良い手がパッと見えますよ
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello25.jpg
コンピュータオセロ黎明期
――最初にコンピュータオセロに触れたのはいつごろですか?
私が大学生ぐらいのころで、ツクダが出していたオセロ専用機「コンピュータオセロ M-2」です
ただ、さすがにそんなに強くありませんでした
なので、「どうやってパーフェクトを取るか」という遊び方を高段者たちはしていましたよ
――1980年に、当時の世界チャンピオン井上博さんが、コンピュータとの6番勝負で1敗していますね
井上さんが負けたときは話題にはなりましたが、あくまで「うっかりミスで負けた」と受け止められ、「コンピュータはまだまだ……」と思われていました
――ファミコンソフトとして、1986年にカワダから「オセロ」が発売されました
強さはいかがでしたか?
かなり強くなっていて、初段程度のレベルでした
もうこの時点で、油断して打っていてうっかりミスなどすると高段者でも負けてしまうことがありましたよ
https://youtu.be/Yz6aDXJNCZI オセラーの目の色を変えた「森田オセロ」
――はじめてコンピュータの強さを皆が認識した機会はいつだったのでしょうか?
1982年の「新宿オセロ順位戦」という、日本トップレベルのオセラーが集まった大会です
全日本選手権の2位と3位も参加し、後の世界チャンピオンになった選手もいた大会に、「森田オセロ」(※)というソフトがゲスト参加しました
※森田オセロ:「森田将棋」などでも知られる著名なゲームプログラマー・森田和郎氏が開発したコンピュータオセロソフト
森田オセロは、当時ASCIIが開催していたコンピュータオセロの大会「マイクロオセロリーグ」を優勝した最強ソフトです。そして人間の強豪相手に6戦全勝で優勝という恐ろしい成績を残したのです
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello15.jpg そこでみんなの見方が劇的に変わりました
実際に対戦してみて「すごく強いな」と
ただここから人間側も対策をして、次の試合では5勝1敗、その次は3勝3敗と森田オセロは成績を落としていきましたが
しかしその頃から、オ セロ選手は強い危機感を持ち始めました
オ セロは「囲碁や将棋と比べると単純なゲーム」という誤解をずっと受けてきましたが、実際にはそんなことはまったくありません
確かにゲームの持つ総変化数(※)だけで見れば、囲碁や将棋ほどではないのですが、そもそも「人間には絶対に経験し尽くすことのできない広さ」という意味では、その比較は意味がないんです
※総変化数:そのゲームで出現し得る盤上の変化手順の総数
おおよそオ セロは10の60乗、チェスは120乗、将棋は220乗、囲碁は360乗とされている 例えばあるオ セ ロ選手が一日に100試合オ セ ロをするとします
それを毎日繰り返すと1年で3万6500局
それを100年続けたら365万局大変な数の試合ですが、実は10の7乗にも満たない
オ セ ロの総変化数(10の60乗概算)がいかに膨大かが分かるでしょう
ゲームの広がりはもちろんのこと、その難解性においてもオ セ ロは決して囲碁・将棋に引けを取りません
一手ごとに盤上の石の配置が大きく変わるため、数手先の局面を読むのは高段者でも至難の業です(編注:詳しくは後述)
他の盤上ゲームに決して劣らない複雑性と面白さを持っているのに、コン ピュータとやって負けてしまうと「やっぱりオ セ ロは単純だな」とさげすまれてしまうのが怖かった
着実に強くなるコンピュータを見て、オ セロの将来に不安を感じる選手も多かったです 例えばあるオ セ ロ選手が一日に100試合オ セ ロをするとします
それを毎日繰り返すと1年で3万6500局
それを100年続けたら365万局大変な数の試合ですが、実は10の7乗にも満たない
オ セ ロの総変化数(10の60乗概算)がいかに膨大かが分かるでしょう
ゲームの広がりはもちろんのこと、その難解性においてもオ セ ロは決して囲碁・将棋に引けを取りません
一手ごとに盤上の石の配置が大きく変わるため、数手先の局面を読むのは高段者でも至難の業です(編注:詳しくは後述)
他の盤上ゲームに決して劣らない複雑性と面白さを持っているのに、コン ピュータとやって負けてしまうと「やっぱりオ セ ロは単純だな」とさげすまれてしまうのが怖かった
着実に強くなるコンピュータを見て、オ セロの将来に不安を感じる選手も多かったです AI研究者からの「半ば侮辱的な挑発」
――本格的な人工知能ソフトと戦うきっかけは何でしたか?
あるAI研究者による「オセロの選手たちは敗北の可能性を察知してコンピュータの挑戦を全て拒否している」という記事が欧米のコンピュータ雑誌に載ったのです
1993年の5月、私は記事を見て怒りました
そういう挑戦を私は受けていなかったし、何人かの日本人チャンピオンに問い合わせても誰もそのような挑戦を受けていなかった
これはひどいということで、反論の手紙を送りました
「日本人を人間に含めないあなたの態度を不愉快に思った
私はいつでも誰の挑戦でも受ける用意がある」と少し皮肉も込めて書き添えました http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello06.jpg
すると、その記事を書いた教授から手紙が返ってきました
「あなたの勇気に敬意を表する」と始まっていますが、「アフリカのとある部族がハイジャンプで3メートル飛べると主張しているのに似ている
彼がオリンピックに来て、実際にその技を見せない限り、それが不可能だと周りの人が判断しても責められないだろう」ともありました
おそらくこの教授は、世界選手権で日本人が圧倒的な成績を残していることすら知らなかったのでしょう
欧米の選手何人かにコンピュータとの対戦を持ちかけて、断られたあとに記事を書いたのではと思っています
そして彼の作っているAIと戦おうという話になりましたが、それは諸事情で立ち消えになってしまいました 期せずして実現した「人類VSコンピュータ」世紀の一戦
――そこからロジ ステロとの戦いへ、どうつながっていったのですか?
1995年、ロジステロの製作者であるマイケル・ブロ博士から「あなたは今でもコンピュータとやる気はあるか?」という問い合わせが来ました
当時私は五段でしたが、勝ちまくっていておそらく世界トップクラスの実力がありました
私はOKし、翌1996年に「来年(1997年)の8月に人間VSコンピュータをやろう」と対戦が決定
そのあと私が1996年の11月の世界選手権で初優勝したのですが、ブロさんは喜んでくれました
それもそのはず、当初は「いち強豪オセロ選手」と「いち強豪オセ ロソフト」の戦いでしたが、期せずして「世界チャンピオンVSコンピュータ」の世紀の一戦が実現することになったのですから
さらに、1997年5月にディープ・ブルーがカスパロフ氏を破ったことでAIへの関心が高まり、オセ ロにおける戦いも飛躍的に大きな注目を集めることになったのです 「もはや人間が及ぶレベルではない」
――正直なところ、勝算はありましたか?
当時、中島哲也八段が出版していた発行物の中にコンピュータ同士の棋譜(対局の記録)があったのですが、それを見たらもはや人間が及ぶレベルではありませんでした
そこから、目標は「一勝できれば良い」になっていました
――ロジステロと戦う3カ月前に、カスパロフ氏がディープ・ブルーと戦って敗れました
あの姿は脳裏にあったのではないですか?
あのカスパロフ氏の憔悴しきった姿は、今も印象に残るほどです
「人間の尊厳をかけて戦う」と宣言していたカスパロフ氏は、「コンピュータに勝つことが人間の、チェスプレイヤーの尊厳を保つ」という風に考えていたと思います
ですから負けたときの衝撃が大きかったのでは さらにカスパロフ氏は前年の1996年にもディープ・ブルーと対戦していて、そのときは勝ち越しており実力が拮抗していました(カスパロフ氏の3勝1敗2引き分け)
だから、翌年に負けたときは衝撃が大きかったのだと思います
――人間を代表するプレッシャーがあったのではないですか?
ディープ・ブルーよりもロジステロのほうが、人間の域を超えていました
負けると思っていました
なので、ある程度は気楽でした
ただ私は、これはオセロの戦いではなく、哲学の戦いだと考えていました ロジステロの形勢判断方法
例えば1図
この4石は白がもう決して返すことのできない黒の確定石であるため、このパターンの黒の評価値は高い
しかし2図のように隅が1つ空きマスになると評価は激変
右下隅を白が取った場合に黒の3石は一気に白に返されてしまう可能性が高いので、このパターンの黒の評価値は低くなる
あるマスは「黒」「白」「空きマス」の3つの場合があるため、このような隅の4マスのパターンは全部で3の4乗(81)個
ロジステロは24時間自己対戦を繰り返しながらこの81パターンの評価値を常に自動更新する
また中央の4×4の部分、辺(盤面の一番外側で隅を除いた部分)、対角線(右上隅から左下隅に至る斜めの部分、あるいは右下隅から左上隅に至る斜めの部分)、などさまざまな部分についても同様の評価を行い、その総合値で局面全体の評価を行う
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/06/tatsu_171003othello01.jpg ロ ジ ス テロに「勝ちようがない」理由
――では、ロジステロの強さを具体的に言うと?
オセロは最初の10手だけでも500万通り以上の変化があります
その中で人間は経験による先入観からまず打たない手がありますが、ロジステロには先入観がなく、全ての変化を自分同士で24時間試し、何十万局というデータベースを作っています
人間の世界では全く知られていなかったような手なども駆使して序盤から人間をリードするので、序盤で差をつけるのは相当難しいです さらに中盤でロジ ス テ ロに読み勝つのは非常に困難
私は囲碁を二段程度打ちますが、囲碁は1手で新しい石が1つ加わるだけなので、10手先の局面を頭に浮かべるのは比較的容易です
しかしオ セロは1手で複数の方向に複数の石がひっくり返る(最大8方向、最大18石)
そのため10手先すら高段者でも正確に読むのは難しいです
かなり読めて10手先、多くの場合はせいぜい5手先ぐらい
それに対して、ロジステロは中盤になったら14手先までの全ての変化手順を見ます
さらに有力な手は22手先までチェックします
そして試合が34手目まで進んだ後、ロジステロは残りの26手を最後まで完全に読み切ります
なので34手目までに人間がリードしていないと、絶対に勝てない それに加えて、人間は必ず間違えます
高段者ですら、最後の10個空きで手を間違えるのは普通のこと
ですから+10石ぐらいのリードを持って(残り)26個空きを迎えたとしても、2石損を5回続けたら、もう引き分けの計算です
高段者でも10石損の手をけっこう打ってしまうくらいなのに
つまり序盤から終盤まで、「全然勝ち目がない」のです
勝ちようがない
途中で負けが確定したことを一人だけ知らず打ち続けた
――そして1997年8月
ついにロジステロとの6番勝負を迎えた村上さんですが、まるで勝ちへの糸口が見えない中、連戦連敗を重ねます ――ロ ジ ス テ ロとの対戦中「中盤半ば過ぎ」で最後まで読み切られて負けが確定
現地の観客やインターネット中継の視聴者はそれを知っているのに、村上さんだけそれを知らずに打ち続ける、という形だったそうですが…………どんな気持ちでしたか?
自分にとって形勢がかんばしくないことは分かっていました
逆転の望みがないことも
それはしんどいというか……しんどかったです
しかしオ セロは投了というものがなく、最後まで全力を尽くして戦うというゲームですから、それは仕方がありません おっしゃる通り、スクリーンにはロ ジ ス テ ロが「プラスいくつ」と出ているので、ホールにいる観戦客や記者の皆さんはもう勝ち目がないことが分かっていたはずです
そこには、日本の主要テレビ6局全てから取材陣が来ていました
まだ商標名を言うことが難しかった当時のNHKですら、はっきり「オ セロ」と言って報道していたと思います(※)
※商標名:「オ セロ」はメガハウス社の登録商標
オンラインゲームなどでは「リバーシ」の名称が使われることも多い ある意味でオ セ ロ史上最高に注目された一戦だったかも知れません
悲しいことですが
そこにはオ セ ロファンの方もいました
多くはアメリカの方でしたが、日本から来た人もいて、当時新婚だった妻もついてきてくれました
妻は私が勝てる見込みが薄いことも分かっていたんですが、励ましてくれました
以前から大きな大会のときには激励のメモを書いて渡してくれて、ロ ジ ス テ ロとの対決のときもくれました
やっぱり、妻の応援はすごく力になりましたよ 接戦を“演出”するための「ブック進行」をなぞらなかった
――ロジ ステロに負けて、ショックは受けましたか?
負けると思っていたのでショックではなかったですが、消耗しました
勝ちが全然見えてこなくて
その状態でずっと4時間近く集中していて、しかも1日2試合もあったので…… ――将棋の電王戦などでは、対コンピュータに特化した(=人間相手には通用しない)「アンチコンピュータ戦略」というものがありましたが、そのような手は考えませんでしたか
「人間がまだコンピュータと良い勝負だということを示す」ための“ちょっとゴマかせる戦法”として「ブック進行」というものがあります
それは、強いコンピュータ同士が打った、決まった進行です
人間がマネしても「引き分けに持ち込める」「2石だけの負けに留められる」棋譜が数百通りあって、それをなぞっていけば、接戦に持ち込めます
しかし、ただただ暗記した進行をなぞっていくだけでは「良い勝負を演出する」だけなので、自分ではしたくありませんでした 自分がチャンピオンになったときの自然な打ち方を駆使して戦いたかったのです
「ブック進行」は無意味なことで、もしコン
ピュータに変更を加えられて、2石損とか4石損のちょっとだけ損なほかの手順に変えるだけで、人間は勝てなくなってしまう
なぜかというと、コン ピュータがわざと損な手を打って人間側の+2とか+4の局面になったとしても、+4などという小さなリードを保ったまま、終局できるはずがない
人間は必ずミスをする
だからブック進行をなぞっても意味はないし、そんな小細工をするのはイヤだったのです ――敗戦して帰国後、周りはどんな反応でしたか?
正々堂々と戦って、コンピュータに負けても悔いはないと思いました
自分より優れたものから学んで、自分のプレーを向上させていけば良いと思ったのです
しかし、日本ではその考えは共感されませんでした
「なんてことをしてくれたんだ!」と批判的な人が多かったのです 界隈の人間は「リアルな危機感」を感じており、コンピュータが上だと明確に示す機会を避けて、オセロの価値を延命させるという考え方が当時根強くありました
ただ、私は謝りませんでした
「コンピュータに負けて、オ セ ロのチャンピオンの権威をおとしめて、申し訳なかった」と言うのが多分正解だったのでしょうが、謝る必要はないと思っていたので、それはできませんでした
それが、日本人のメンタリティとして周囲の人は不満だったのかも知れません
その一方で、「頑張った」と評価してくれた人もいっぱいいましたよ 負けたことで残せる「歴史」
――中でも印象に残った言葉はありますか?
将棋ファンの同僚からの一言です
彼は慰めてはくれたのですが、他の場面で「まあ、将棋は味とか含みがあるからね」とも言われました
つまり「味や含みといった微妙な駆け引きのある将棋はオ セ ロより複雑で、だからコンピュータに負けることはないだろう」という意味を言外に感じました
もちろんオ セ ロにも味や含みはあるし、将棋に劣らない複雑なゲームなのですが、その場で反論はしませんでした 囲碁将棋ファンが持つオせロへ対する誤解は根強く、1つも2つも下に思われていたので
それをその場で正すのは難しい
「いずれ時が来れば分かりますよ」と、心の中でつぶやきました
20年を経て、それは全く予想通りになっていると思います
また、「チェスと同じ年にオセロが負ける」ことで、歴史に名が残ると思いました
「負けた」という歴史を刻むことは、複雑な知的ゲームとしてのオせロの立場を守ることにつながると 例えば、これがチェスが負けた5年後であれば、オせロにおける人間とコンピュータの力の差がさらに広がり、誰の目にも明らかになって、チャンピオンとソフトの対戦はそもそも企画されなかったでしょう
そういう意味ではギリギリで滑り込んだと思っています
あの年(1997年)しかなかった
現にいま、盤上ゲームにおけるAIとの歴史を語る際には、囲碁、将棋、チェスとセットで扱ってくれることも多いのです
あのつらい敗戦は、4大頭脳ゲームの1つとしてオせロが認知されることに明らかに貢献していますね(笑) ――今はもう「コンピュータの方が強い」ことをオセロ界の皆さんも認めているのですか?
はい
誰でもPCを持てるようになって、ろジステろ並のソフトを入手できるようになりました
代表的なのは「WZebra」(ゼブラ)というソフトで、弱い設定でも全然勝てません
それでコンピュータが人間のはるか先に行っていることを全てのオセろ選手が実感したと思います
今のソフトは、ろジステろよりもさらに強いですから ただ去年亡くなったおセロの生みの親・長谷川五郎さんは、私とろジすテロとの対局を最後まで、正式な対戦だと思っていませんでした
最後まで人間が負けたことを認めてなかったのではと思います
心の中では分かっていたと思いますが、正式に日本おセロ連盟としては認めたくなかったのでは
私一人で対戦の話を進めて、連盟にその許可などはもらっていなかったので
ただ許可をもらおうとしても、絶対に下りなかったと思います コンピュータの進歩で「指し手が狭められる」弊害も
――新手(新しい戦法の手)はやはりコンピュータから生まれることが多いですか?
最近は明らかにコンピュータ由来が多いです
今は人間が試行錯誤する必要がなくなってきてしまった こんピュータ上にあらわれる評価値を見て、一番自分側の評価が高い手を選ぶという形で、人間の力で序盤の新たなる手が生み出されることが減りました
しかし、今年の王座戦で優勝した福永小鉢七段は、自分で手を生み出すタイプです
序盤で他の人が打たないような手を打ち、中終盤の力で勝つ
やっぱりそういう人が強いのではないかなと思います
私も、その場で思い付いた手を序盤で打ったりします
それは相手にとっても未知の局面になるから、自分にとって勝つ可能性が高いと思っているんです ――そのほかにもこンピュータの弊害はありますか?
例えば私が好んで打つ序盤の手は、WZebraというソフトで−4か−6の評価値が出ます
しかし実戦で良く使っているし、実際勝ったり負けたりで、良い勝負になる手なのです
しかし人間の悲しい性質として、最初からコンピュータによってマイナスと分かっている手を打ちたくない、打つのが怖いと思ってしまう
それはおせろの可能性を狭める行為だと思っています
多くの若手はコんピュータが推奨する手ばかり打つので、他の手への経験値が足らず、対策がおろそかになっています
一時はそこを突いて私が連勝を重ねたこともありましたよ おせろが完全解析されたら?
――おせろはいま完全解析に近づいています
既に6×6では、完全解析が済んでおり(後手の白が必勝)、8×8も時間の問題といわれます 完全解析されたあとのおせろはどうなると思いますか?
何も変わらないと思います
完全解析の手順は、「一本の筋」にすぎないですから
ちなみに「引き分けになる可能性が高い」といわれています
でも、それは1つの最善手順が発見されるにすぎないので、大会ではどちらかが必ず手を変えるはずです
手を変えてしまえば、その後は両対局者にとって未知の局面になります ――ただ、囲碁将棋ファンが心配しているのが、完全解析されたとき、新規プレイヤーになりえる潜在的プレイヤーが「もう分かっちゃったからいいや」とゲームの価値自体を下に見てしまうことがないか…………漠然とした不安がある気がします オ セ ロを知っていて実際にプレイしている人は「コンピュータで完全解析されるかどうかは、人間同士で楽しむオ セ ロとは何の関係もないもの」と肌で分かっています
新たにオ セ ロを始めるかもしれない人が減る可能性に関しては問題かもしれませんが……
私は非常に楽観的に考えています
世界選手権、名人戦、ジュニアグランプリ(小学生の全国大会)等の大会の参加者数もここ数年増加の一途ですよ 「コンピュータが人間を強くする」はどこまで可能か?
――コンピュータを取り入れたことで、人間の実力は上がってきていますか?
私見ですが、驚くほど上がっていません
本当はもっともっとレベルが上がっていてもおかしくないのですが……
意外にもほとんど上がっていません
人間にとっては、上達を阻む大きな壁があるのではないでしょうか
ここ10年ぐらいは……頭打ちですね というのも、コ ン ピ ュ ー タが手を選んだときに、どんな理由で着手したか、人間には理解できないのです
「総合評価でこれが一番と出ました」といわれても
「ここはこういう考え方で、こうなんです」と人間にも分かりやすく教えてくれるソフトができれば良いですが、かなり難しい 人間の脳が機能的な限界に達していてその限界で勝ち負けを争っているような状態だとしたら
いま世界最強といわれる高梨悠介九段ですら不敗ではありません 結局はどんぐりの背比べ
人間は広大無限なヲセロというお釈迦様の手のひらで遊ばされている無力な存在かも知れません…………
でもだからこそヲセロは楽しいんですけどね オセ.ロとは、そしてコンピュータオセ.ロとは
――人間たちはいま、「AIに仕事を奪われる」といった脅威を抱いています
それに関して思うこと、アドバイスができることがあるとすれば、どんなことが言えますか?
コンピュータをどんな場面で投入するか、使うかを判断するのは人間で、そこに人間の仕事が残されていると思います
例えば……手塚治虫の「火の鳥」というマンガでは、コンピュータ同士がケンカをして核戦争が起きました
そういったことを防ぐために ――世界チャンピオンを3度獲得した、村上さんが思う「オセロの魅力」とは?
誰でも簡単に打ち方を覚えられるのに、強くなるのがとても難しい
そしていくら強くなっても極めることができません
一試合一試合が全く違う新しい局面の連続で、そこに選手達は長年培った経験と読みを全て投入して戦います ゲームの性質上、ハラハラドキドキするエキサイティングな試合が多いです
その結果負けたときはすごく悔しいですが、それは自分の実力なのだから仕方がない
芸術の分野と違ってお互いの力量の結果が明確に盤上に現れるので言い訳ができません
オセロは謙虚さを養ってくれます
逆に勝ったときは最高にうれしいですよ おセろは発明されたときから完成されたゲームです
囲碁将棋は長い歴史の中でマイナーチェンジを繰り返していますがおセろは発明されてから一切ルールが変わっていません
ルールは簡単尽きない奥深さ面白さがあってしかも(先手の)黒と(後手の)白の勝率はほぼ互角
私は「奇跡のゲーム」だと思っています 時間をかけて少しずつ上達し、強くなれば地方大会で優勝することもあるでしょう
さらに努力を重ねれば全日本チャンピオン、世界チャンピオンへの道も開かれています
おセろは世界中で楽しまれているので、国内外に老若男女多くの友人ができるという喜びもありますよ ――では、村上さんにとってコンピュータセロとはなんですか?
先生です
今でもソフトを使って試合後の反省をして「ここはこう打てば良かった」と学んでいて、本当に良き教師だと思っています
ブレイクスルーを与えてくれる存在ではないですが細かいところで色んな良い手を教えてくれるのでありがたい存在です 確かに昔は、「コンピュータに負けるのはイヤだ」という気持ちもありましたが……
ロジステロとの戦いの前に、そのあまりの強さを前にして、それを捨てることができました 次スレ立てる時は一行目にこれ↓入れてね♪
!extend:checked:vvvvvv:1000:512
IP強制表示で運営&該当ISPに凸ね♪
晒し揚げはできないけどウンチ喰いゴキブリ老人お馬鹿さんには事情のお伺いが行くよ♪*\(^o^)/*
接続ISPの検索は↓
https://www.cman.jp/network/support/ip.html 終わった後に始まるもの
「ろジステロとの戦いはすごくやっぱり大きな体験で……考えるところはいろいろあったけれども、その後発表する場所はほとんどなかったので……
今日はありがとうございました」
インタビューの終わりにそう語った村上さん
加速度的に進化するAIとの付き合い方を考える上で、人間がそこに肩を並べられる幸せな時間は、ほんの一瞬でしかないのかもしれません しかし、その貴重な一瞬から何かを学び、今後ゲームの盤上を飛び出して次々と訪れるであろう「歴史を変える瞬間」に備えることは、決して無駄な時間ではないはずです
戦いが終わった後から始まるものがたくさんあることを、村上さんのお話は気付かせてくれたように思います またまたウンチ喰いゴキブリ老人お馬鹿さんがゴキブリホイホイに入った♪
あぼーん♪ *\(^o^)/*
https://i.imgur.com/GdTPX8j.jpg https://www.toysrus.co.jp/i/3/4/7/347534400AM.jpg
恐竜タマゴ3
タツミヤ
対象年齢:6歳〜
299円 (税抜)322円 (税込)
水中の中でタマゴを割って巨大化する“恐竜タマゴ3”と“クワガタとカブトムシのタマゴ”です
約2倍の大きさに膨らみます
<セット内容>本体:1個 ※種類は選べません
どれが届くかお楽しみ♪
<主な材質>本体:EVA
タマゴ(殻):PS >>354
お前勘違いしてそうだから言っておく
無しのスレ荒らしてるやつは別のやつだから
ワッチョイ導入のために自分で荒らしてやってんの
だからこっちのスレが報復荒らしされるのが正しいんだよ
というわけで>>351そいつを喜ばせるような書き込みやめろ <遊び方>
1.水を入れた容器にタマゴをそっと入れます
底面の穴から水がタマゴ内部に入るようにして中の空気を抜いてください
2.24〜48時間でタマゴから恐竜/クワガタもしくはカブトムシが顔を出します
3.図のようになったらタマゴの下半分の殻を手で取り外してください
4.水に戻しさらに48〜72時間で恐竜/クワガタもしくはカブトムシが最大の大きさになります <注意>
・本製品は食物ではありません
絶対に口に入れないでください
誤飲や窒息などの危険があります
・恐竜/クワガタ・カブトムシを大きくした後の水を誤って飲まないように注意してください
・おもわぬ事故の危険性がありますので対象年齢未満のお子様には絶対に与えないでください
商品番号:347534400 今朝のニュ ース
横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても
「9割以上の車が一時停止していない」と報じた
「片側一車線の道路」を調査した結果だとか
まあたしかに
停車しないヤツが圧倒的だから
JAFも調査に乗り出したんだろうけど そうは言うけど
横断歩道にいつも律義に停車してたらね
クルマも歩行者も「不利益な場合」があることを
忘れちゃいけない
「9割」と聞いて、数値にダマされちゃいけない
これは「台数調査」による9割だから
「停車すべき場合」による「場面の数」じゃないから クルマが「数珠つなぎ」で走行してるときって
横断歩道の停車は、かえって危険
ドライバーならむしろ「玉突き防止」を優先すべき
こんなニュースが出て心配なのは歩行者が
優先権を主張した「ムリな横断」にならないかが心配 停車しないのは「道交法違反だから」といってもね
このニュースの「方向性」は、どうも危なっかしいんだよな
もうどこかで今ごろ「ムリな横断事故」やってんじゃないか ちなみにボクはゴールド免許
横断歩道の停車をお年寄りにすると
よく「先に行って」と合図される
「待ってもらうのが負担」であり
足が不自由な方はマイペースで渡りたい
「ありがた迷惑」ってこともあるのよね
横断歩道は「状況優先の法則」が相応しいと思う あしのうら
あしのこう
あしのほね
あしのおやゆび
あしたはれるかな
あしやしろう >>481
まちょびっち
しょこぱっち
はしりっち カントリー・シンガー、ケニー・チェズニーの新作『ライヴ・イン・ノー・シューズ・ネーション』がNo.1デビューを果たした今週の米ビルボード・アルバム・チャート 1994年にアルバム『イン・マイ・ワイルデスト・ドリームス』でデビューし今年で23周年を迎えたケニー・チェズニー
全米だけで400万枚を売り上げた6thアルバム『ノーシューズ・ノーシャツ・ノープロブレム』で初の首位に輝き、11作連続でカントリー・アルバム・チャートNo.1獲得という偉業を成し遂げたカントリー界のスーパースターだ 新作『ライヴ・イン・ノー・シューズ・ネーション』は、昨年10月にリリースした16thアルバム『コズミック・ハレルヤ』から1年振りの新作で同名ツアーから30曲が厳選されたライブ・アルバムとなる
初動ユニット数は約22万で9割以上はアルバムの純粋な売上だった
音楽をストリーミングして聴かない年配層が購入していることがこの数字から予想できる 2位に初登場したのはケリー・クラークソンの新作『ミーニング・オブ・ライフ』
全米1位に輝いた前作『ピース・バイ・ピース』から2年半振り通算8作目のスタジオ・アルバムで2作連続の首位は逃したものの2002年のデビュー作『サンクフル』から8作連続、全てのアルバムがTOP3入りした(内2作が1位) 初動ユニット数は79,000アルバムの売上は68,000枚だった
セールス自体は悪くないが先行シングル「ラヴ・ソー・ソフト」が思うほどヒットしなかったこともありストリーミングによるポイントが伸び悩んだ 3位にはR&Bシンガーのクリス・ブラウンが初登場
本作『ハートブレイク・オン・ア・フル・ムーン』は前作『ロイヤルティ』から2年振り通算8作目のスタジオ・アルバムで、2005年のデビュー作『クリス・ブラウン』から8作連続のTOP10入りを果たした 初動ユニット数は68,000でアルバムの売上は25,000枚
ケニー・チェズニーやケリー・クラークソンとは対照的にポイントのほとんどはストリーミングによるものだった
未だに根強い人気のクリス・ブラウンだがここ最近はシングル曲のヒットが全くないのが悩みの種 4位には、ミーゴズのオフセットと21サヴェージ メトロ・ブーミンの人気ラッパー3者によるコラボレーション・アルバム『ウィズアウト・ワーニング』が初登場
こちらも初動ユニット数53,000の内アルバムの売上は11,000枚とストリーミングによるポイントが大半を占めた
今週のソング・チャートでは「ゴーストフェイス・キラーズfeat.トラヴィス・スコット」などアルバム収録曲が計3曲ランクインしている ゴキブリお爺さんウンチ食べて美味しいの?
ウンチまみれのお爺さん見えなぁ〜い♪
あぼーん♪ *\(^o^)/*
https://i.imgur.com/aCZPCWg.jpg 6位にデビューしたヨー・ガッティの新作『アイ・スティル・アム』は、初動38,000ユニット数と決して良い数字とは言えないがラッパーのアルバムとしては珍しく内訳の半数近く(19,000枚)はアルバムの純粋な売上だった
7位に初登場したビッグ・クリットの『4eva Is a Mighty Long Time』も33,000ユニット数の内21,000枚がアルバムのセールスと売上が好調だった
ストリーミングの強いR&Bシンガーやラッパーのアルバムでもセールスが上回るケースもある 今週は、TOP10以下でもタイ・ダラー・サインのミックステープ『BEACH HOUSE 3』(11位)やオルタナティヴ・ロック・バンド=ウィーザーの11thアルバム『パシフィック・デイドリーム』(23位)などTOP50に計16作が初登場する新作ラッシュだった
次週は11月3日に発売されたサム・スミスの新作『スリル・オブ・イット・オール』やマルーン5の『レッド・ピル・ブルース』などが上位にデビューする シートピラーをスーパーサイズにしたら膝が疲れなくなったよ
ハンドルもう少し高いと肩くんや背中くんがよろこぶからコラムカット長めでおねがいし増 恐竜は爬虫類(はちゅうるい)だ
もちろん今もワニやヘビトカゲなどさまざまな爬虫類はいるが恐竜は今から6600万年ほど前に滅びてしまった
巨大な隕石が地球に衝突したことが原因とされている
滅びてしまったから恐竜の生態を生きた状態で観察することはできない
だから今も謎が多い 大きな謎のひとつはかなり高緯度の寒い地域にも恐竜がいて卵をかえしていたらしいことだ
北極圏のシベリアで卵の化石が見つかっているのだ
卵は冷えると死んでしまうそんな寒い気候の地域で無事に卵はかえるのか
暖かい地域の恐竜とは卵のかえし方にもなにか違いがあるはずだ 世界中に分布していた恐竜たちがいろいろなタイプの巣を作って卵を温めていたことは巣の化石から分かっている
現在のウミガメのように地面に穴を掘って埋める方法
地面に盛り土をしてその中に卵を入れておく方法
そのほか鳥のように卵を抱いていた恐竜もいたらしい
これらの方法は具体的になにがどう違うのか
それが分かれば恐竜が自分の子を残す繁栄戦略の謎に迫ることもできる この疑問に答えるには今も生きている恐竜の仲間を調べるのが有効だ
ワニの仲間は恐竜の直接の子孫ではないが「主竜類」と呼ばれる同じ仲間だ
そして鳥類
鳥類は恐竜が進化した直接の子孫でこれも主竜類だ
そこで名古屋大学博物館で研究している日本学術振興会特別研究員の田中康平(たなか こうへい)さんらの国際研究グループはワニや親鳥が抱卵しないツカツクリという鳥の仲間に関するこれまでの研究を調べた
いずれも地中や盛り土に卵を産む
その結果盛り土には植物などの有機物が交じっていることが多く地面に穴を掘った巣の卵は砂に囲まれていることが多かった 土に有機物が交じっていると発酵して熱が出る畑の肥料にするため牛のふんを積み上げておくと発酵で発熱して湯気が出るのと同じだ
田中さんらが調べたところこの発酵熱を使うタイプの巣の温度は平均すると周囲の気温より7.3度も高かった
一方で地中に穴を掘って埋める砂タイプの巣には太陽熱や地熱を利用して温度を上げるものが多く太陽熱を利用する場合だと気温より平均で3.9度高かった
発酵を利用するタイプの巣のほうが卵を温める効果がはるかに高いのだ マジもんのクソスレ。
ウンコタレの垂れ流し。恥知らずとはコイツのことだ。 田中さんらはこうして得られた現在のワニや鳥についての結果をこれまでに見つかっている恐竜の巣の化石に当てはめてみた
たとえば子どもたちにも人気のブラキオサウルスに代表される首の長い巨大恐竜「竜脚形類」の中には巣の化石がおもに砂岩から見つかる種類がいてこれは太陽熱や地熱を利用していたらしい 土の発酵熱を使うタイプには別の竜脚形類やハドロサウルス類がいたようだ
また鳥のように卵を抱いて温めた可能性が指摘されているオビラプトルサウルス類やトロオドン科の恐竜は砂にも土にも巣を作っていたらしい
どのみち抱いて温めるので地面の種類はあまり関係なかったとみられる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています