>>687
>「どういうものが課題曲マーチなのか」を定義
定義といわれると困るが、定義ということではなくて、
(最近の)課題曲にありがちな典型的パターン
(一般のマーチらしくない特徴として課題曲に見られるパターン)
ということなら、私の主観としては主にこの3つかな。
(もちろん実例でいくらでも反証はできるので、定義とはいえない)

・2拍子(2/2、2/4、6/8)でなく4拍子(4/4)のいわゆる四つ足マーチ
・トリオ旋律を拡大して終わり、トリオの前までの再現がない
(序奏)-A-B-A'-(ブリッジ)-トリオC-(ブリッジ)-C'-(コーダ)
・冒頭、マーチテンポになる前にゆったりとした序奏があることがある

2つめは既に>>689氏の反論があるが、やはりトリオで終わるのではなく戻る(トリオの前までをほぼ再現する)のがマーチの定番というのが私の思い(思い込みと言われてもよいが)。
ちなみに相当昔の課題曲では戻っていた。2013年のIVではようやくAの再現があって少しホッとした。

あと、一般のマーチでも少なくないが、(最近の)課題曲パターンとしてありがちな印象があるパターンを楽器編成でみると、
・Aの主題にトランペットが入らず、A'で加わる
・Bは中低音ユニゾン、高音が裏打ち
・Aのクラリネットはクラリオン音域、Cはシャルモー音域(低音)
・Aのオブリガードは優雅にテナーサックスとユーフォニアム
・A'やC'のオブリガードは勇壮にトロンボーン