>>634
> 作曲の時点で生音で良く鳴るようになってないと、いくらアレンジャーが頑張ってもそれなりにしかならんよ。

たとえばオーケストレーションの不備や和音の配置の問題といった
「手直し」の範疇でどうにかなる程度の部分は、生楽器に慣れてるアレンジャーが付けば大きな改善を見込める部分ではあるけど、
構成面の問題や、そもそもの楽曲の発想等、大幅な書き換えが必要になってくる部分は
アレンジャーが付いたところで、なかなか改善するのが難しいところだね

ゲーム音楽の編曲の例も、「生音で良く鳴るようになってない」と言うよりは
構成面の課題を解消できてないという部分が大きい
原曲に前奏付け加えて、あとは原曲のフレーズをオーケストレーション変えながらなぞるだけ、みたいな編曲じゃなく
ちゃんと演奏会用音楽として再構成してるようなものは、ゲーム音楽の編曲でもちゃんと演奏会映えする編曲に仕上がってる