同じく撮了後インタビュー 2018 9/12


永野芽郁「半分、青い。」撮了
「朝ドラ=大変は嫌」


「撮影中の取材に『大変です』と答えないようにしていました。
楽しいこともたくさんあったし、
『朝ドラ』イコール『大変』
という印象が付き過ぎることが嫌だったから」

「叫ぶシーンが多く、喉はかれましたし、何より精神的に堪えました。
演じている永野芽郁と役の鈴愛と、2つの心がぶつかり合い過ぎて、
なかなかしんどかったです」

「皆さん、声を掛けてくることはしない、
こうした方がいいとか頑張ろうねとかも、一切言わない。
それがすごく居心地よかったです。
『頑張ってるね』と応援されてもまだまだ頑張らなきゃいけないし、
『大変だね』と労われても『大変だよ』で完結してしまう。
だからこそ、ただ傍にそっと寄り添って一緒に現場で闘ってくれる。
朝『おはよう』と普通に始めて
『じゃまた明日ね』と普通に終わっていく現場が
私にはすごく楽でした。
そういうふうにしてくださった皆さんが本当に大好きです」

 朝ドラ後は、真逆の役に挑む俳優も少なくないが。

「違う面も見せていきたいですし、
『この人、役によって全然違う』と言われるようにもなりたいです。
どんな役にも対応できるような俳優になりたいなと思います。
もし、また鈴愛みたいな役を求められた時には、
鈴愛を超えられる確信が持てたら、
またやってみたいです」