この脚本家はやたらとステキっぽいセリフを書く。
その独特な言葉遣いがどうにも受けつけない。
本人は「こういうオリジナルなセリフを使う私、個性的でしよ」と思ってるんだろうし、信者もそうなんだろう。
けれど、その「ステキっぽさ」に気を取られて個々のキャラクターが一貫してない。それが気持ち悪い。

笛を吹いていつも呼びつけられてるのに2人の別れのシーンでは、
もう頼らないという証に笛を捨てようとする鈴愛に「(笛を)捨てるな」とカッコよさげなこと言っておいて、
上京したら鈴愛と近所のマンションで「またアイツと一緒なの?」とウンザリし、「電話番号をなるべく知られたくない…」と思ってる律ってなんなの?
二重人格なの?