>>408
これ言ったら怒る人いるかも知れないけど、
暢子とひなたはやや似てる所があって、
自分が見ててどちらも物の覚え方に癖があるんだよ

多分暢子は幼い頃に自然にそれに気付いてメモ魔になって
上京後も初期は割とその場面が描かれてたんだけど
正直、上についた房子との相性が余り良くなかった
房子は暢子の味覚センスを買って
沖縄人的な世間の狭さを矯正しようと色々やったはいいんだけど
自分が叩き上げだからか、同じ料理人の暢子には「やらせて感じさせる」に偏重してて
(むしろ賢秀にはピシっと論理的に指示してる)
やる事の結論しか言わないから、房子が自分の店で囲ってる内はいいけど
独立後は妊娠時の延期勧告も意図が通じず本人もパンク状態になってる

ひなたは自分でも自覚してるぐらいの飽き性で、それで随分苦労して来たけど、
区切りをきちっと付けたら割と出来る娘
学校の教室を含めて勉強と遊びがだらだら続く所では集中出来ない
夏休みの宿題も、漫画のある自分の部屋でも友達が来てカチッと設定されてから進めてるし
ベリーのお稽古もひいひい言いながらついて行ってる、
その後のバイトからの就職も、ここが職場、と言う「設定」の下では普通に勤めてる
最後の難関の英語は、最初の駅前留学ではあれ多分目移りし易い感じの教室と相性が悪くて
ゴースト平川と朝学習に一緒になったるいが、
短い区切りでペースを作る事を教えた後は地道に成功に繋がった