( ´ー`)y-~~
おこがましく成澤ドラマーのプレイ解説をたまには
おいらより全然上のレベルにおられるので解説とか図々しいですが(笑)

歌いたくて歌いたくて(B: Яuu, G: 野原衣純 & others)
https://youtu.be/4jHSHfTieyM

元いたグループでの成澤ドラマー最初のレコーディング曲ですね
無理にというかロックっぽく叩こうと意識し過ぎて
グループ加入前のドラムの師匠等に成澤ドラマー自身が持っている長所、
良い点が失われてロックっぽいというよりは粗いドラムになってしまってる
そういう指摘を受けて成澤本人もかなりショックを受けて悩んだドラミング

それは置いといてBメロのハーフタイムでバスドラは
体感16分(元のタイムなら8分)音符で裏裏(裏)とかに入ってるんですが
これ他のドラマーやってなかったですねというか出来なかったというか
( ̄▽ ̄;)

別に難しくもない基本パターンですが
この曲ならハーフタイムを基準にした場合16分で動くフットワーク
そういうのってアレンジも避けてたようで出てこないのもあり
成澤ドラマー以外はやったことが多分ないままだったんじゃないかと

スネアの2拍4拍(ハーフタイムなので元のビートタイムだと3拍目)の
バックビート以外の裏打ちスネアやフィルのキレのいいシングルストローク
粗いと言っても成澤ドラマーのそれまでの繊細な
グルーヴドラミングと比較して持ち味が十分に活きてないという
そういうレベルの話であって普通に十分なグルーヴもあるビートです

これはおいらの見解ですがいわゆるJeff Porcaro的な
成澤流のシャープなロックビートを出すことも出来たんじゃないかなと
ちょっとパンキッシュなロックに囚われすぎてしまった感はありますね

ちなみにおいらはグルーヴという点ではMarvin Gayeの“What's Going On”を
カバーしたときにこのグルーヴは出せないと泣き言を言ったことあったり
(ノ∀`)

自分で自分のドラムが気持ち悪くなることあるんですよノリ出せなくて
簡単とか難しいとかじゃなくて曲の持つグルーヴに近づけられない時に

話逸れましたので戻すと曲のイメージに引っ張られて気持ち的に
力んだドラミングにはなってると思いますパンキッシュロックならこうだと
ベースのЯuuがこれまた曲にハマったいいベース弾いてるんですよ
そのベースに負けまいとしてる感じも見受けられます

と言ってもあくまでももっと良いドラミング出来たろうに迷いが見られる
とまあそういうレベルでの師匠などからの指摘なわけですおそらく
合格ラインは余裕でクリアしてるけど成澤ドラマーの個性を出すには
アプローチを変えてあなたならやれるでしょというハイレベルな要求です(笑)

あまり触れてこなかったジャンルやると陥りがちとも言えますしねこれは

このドラミングがその後のライブでどう変わったかは次回にまた