リバタリアニズムは徹底すれば無国家主義になる。
「違う」と言ってる根拠は?
最小国家主義者のつもりか知らんが、たぶん、それすら徹底してないだろ。

https://mises.org/library/do-you-hate-state
今から45年前、1977年 Murray Rothbard「国家を憎悪しているか?」

>おそらく我々の特質を最もよく表す言葉が「徹底的」である。
>現存の政治システムと国家自体にとことん完全に反対しているという意味で徹底的である。
>国家に対する知的反対とその浸透的で組織的な犯罪と不正義のシステムに対する本能的憎悪を統合しているという意味で徹底的である。
>自由の精神と反国家主義への、理性と感情、心と魂を統合した深い傾倒という意味で徹底的である。

>徹底的なリバタリアンは国家が廃止されるまで、この欲求で飽くことはないのだ。
>最小国家主義者にとっては、小っぽけなレッセフェールの役割へと縮小されるまで。

>最小国家主義者が古典的リベラリズムの誕生から1940年代までのように徹底派であったならば、そのように手を取り合って行進できただろうし、そうしただろう。
>反国家統制主義の徹底派を返してくれ。
>さすれば、この運動の中に調和が揚々と君臨するだろう。


2010年 Jacob H. Huebert「Libertarianism Today」

>リバタリアニズムの思想は、政府は正当化されず、どの政府も犯罪事業であることを意味する。
>なぜなら、税金によって支払われ、その権威に服従するよう人々は強制されるのだから。
>多くのリバタリアンたち(著者を含む)は、そんなに遠くまで行っている。
>しかし、他の多くの者たち(ロン・ポールもその一人)はその手前で立ち止まり、最小限の「夜警国家」を受け入れる。
>哲学者のロバート・ノージックが説明したように、共同防衛、警察、裁判所を提供する。
>それらのサービスは政府のみが効果的に提供できると信じているからだ。
>しかし、小さな政府のリバタリアン(「最小国家主義者」と呼ばれることもある)であっても、政府は信用できず、警戒しなければならないと考えている。
>政府はその境界を越える可能性が高いからだ。