ヴァイキングの侵略活動は、じつはキリスト教が原因だったらしい
中世教会の権威を確立し、侵略拡大を続けていたカール大帝への反撃であり、
かれの治世末期にヴァイキングが登場したのは偶然ではない

キリスト教の布教活動によって当時の北欧社会は大混乱を引き起こしており、
交易活動においても無学な北欧人たちはキリスト教徒から、上から目線で
未開の蛮人あつかいされたあげく、虐待される屈辱を味わっていた
ノルウェーでは1世紀にわたり、古くからの神々とキリスト教の信者たちと
のあいだに、深刻な対立が生じていたことも判明している

ヴァイキングの襲撃において修道院が目の敵にされていたのは、偶然ではない