フランス革命後、貴族の館に勤めていた料理人たちは自分で町中に店を出すようになった

それまでは、一つの大きなテーブルに決まった時間に決まった料理が出され、それを食べるしか
なかったのが、この時期からレストランではメニューの中から好きなものを選ぶことも、
開店時間中ならいつ行ってもよいという画期的なシステムができた

料理人たちが貴族の館を離れて、町中でレストランや仕出し屋を始めると、フランス料理は
いっそう洗練され、また民主化されていく