0314世界@名無史さん
2017/05/31(水) 10:35:37.290したがって秋になると、春に生まれた子ブタを森に連れていき、ブナやカシやミズナラの実、
つまりドングリを腹一杯食べさせる。そして豊富なドングリを食べてまるまると太ったブタから、
塩漬け肉やソーセージが作られる。
ハム・ソーセージ自体はギリシャ・ローマ時代からあったが、それがガリアにも広がり、
後にヨーロッパ各地に伝わる。ドイツでは11世紀頃から記録があり、気候の厳しいドイツでは、
それらは保存食品としてきわめて重要で、今日までドイツ料理の基本食材の地位を守っている。