【碑文・文書・本・図書館】テキストの歴史
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ここは、テキストの歴史について語るスレッドです。
碑文・文書・本・手紙・図書館など、テキストに関わる話題全てが対象になります。
古代エジプトの神殿にヒエログリフで刻まれた碑文。
古代中国の焚書・坑儒で燃やされた多くの竹簡・木簡。
ヘレニズムの英知を結集したアレクサンドリアの大図書館。
修道院で羊皮紙に写本され布教の礎となった聖書。
活版印刷の発明によりもたらされた情報革命とそれに続く宗教改革の嵐。
啓蒙思想や近代科学など理性主義のよりどころとなった様々な書籍。
IT技術の革新により、もはや紙を必要とせず瞬時に世界に拡散するテキスト情報。
テキストに歴史が刻まれ、そのテキストもまた歴史となります。
そんなロマンあふれるテキストの歴史についてあれこれ語りましょう。
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http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1336160764/ コンピュータ用語の「テキスト」は別の意味で使われる アレクサンドリア図書館が燃えてしまわなかったら、その後何か違ったのかな? >>4
教会による知識の独占が阻害されるから、中世の停滞はなかったかもしれない。
教皇権もあんなに強くなかっただろうしね 痛みやすく保存性が低い、エジプトのような極めて乾燥した地域でなければ特に 数ある動物の皮の中で羊皮紙がメジャーになったのはなんでなんだろ?
脂が少ないとかあるのかな? 牧畜の主力が羊や山羊、牛だったからでは?
肉は食料にして皮は紙や衣類に使う。
豚はユダヤ教やイスラムでは食べないから、原料の皮があまり発生しなかったんではなかろうか。
あと豚の紙もあるが、紙としていまいちらしい。 >>9
なるほどー。
牛は食肉というより労働力として重宝してたというし、
羊が手ごろだったんだろうね。 ちなみに羊皮紙はamazonでも文具・オフィス用品として売っているらしい。
A4やA3サイズでプリンターでも印刷可。 羊皮紙今でもあるのかw
和紙みたいにインテリアに使われたりしないのかな? 中世の聖書や書籍ってラテン語で書かれてたんだよね
ラテン語て古代ローマの言葉で今でも学術とかで使われてることを考えるとかなり息の長い言語だよね 今も現役で使われる言語として最も古いものはサンスクリット語だろうか
漢文は古いと言えば古いが今規範とされてるのは漢〜唐宋の文体で
先秦時代の文章は今では注疏無しでは解読困難だから
漢からの伝統言語と言うべきだろう
おっとヘブライ語もあったな
現代の復活したヘブライ語が古代のヘブライ語とどのくらい同じか知らんから
これは判断できない 江戸時代に屋久島に密航したイタリア人宣教師の取り調べで、出島のオランダの商人
や通詞が、何語かわからず。ラテン語の文章でやりとりした。 当時のオランダ人なら旧支配者のスペイン語を知っているものもいただろう。「イタリア語である」ことぐらいは予想できたのでは。 羊皮紙さわってみたい、と学校の先生にいったら、
新品のマーガリンの蓋をあけたところのカバー状のものが
人工だが、現在では羊皮紙と呼ばれていて、似たような質感だよ
といわれました。本物の羊皮紙もあんな感じなのでしょうか >>2
似たような謎文書でレヒニッツ写本ってのもあるね。
解読出来たらあまり大した内容じゃないのかしれないけど。 >>19
参考になりました。自分でも購入してさわってみたいと思います。 治天下獲加多支鹵大王世、奉事典曹人、名无利弖、八月中、用大鉄釜、并四尺廷刀。
八十練、九十振。三寸上好刊刀。
服此刀者、長寿子孫洋々、得□恩也。
不失其所統。
作刀者、名伊太和、書者張安也。
『江田船山古墳鉄剣銘文』 今年は広開土王碑建立1600年らっしー
風化で難読箇所が多く、文字の捏造説などいまだに議論が絶えない。
後世のために、石碑はもっと硬い岩で作ってもらいたい。 硬い石だと今度は彫るのに苦労するからついつい彫りやすい石になるんだろね 石碑ってやっぱ金属器がでてきてノミとか加工できるようになってから作られるようになったのかな?
さすがに石器時代に石で石を彫ったのが残ってるとかないよね? 最初はメソポタミアの粘土板、そっからパピルス、羊皮紙、紙と変わっていったけど、
絶対、粘土板が一番劣化しにくくて長持ちするよな
実際砂に埋もれた古代の図書館から2万枚の粘土板が良状態で発見されたし >>27
石>粘土>パピルス、羊皮紙>製紙>電磁記録媒体
て進化してきたけど、進化したのは情報の圧縮性と編集のしやすさ、コピーのしやすさという部分なのかな?
個々のメディアの頑健性はむしろ劣化してる。
電磁記録媒体にいたっては磁力で消えるし、ほっといても消えるし、もちろん傷や衝撃や水もよろしくない。
紙以上に弱点だらけ。
数百万年後宇宙人が人類文明が滅んだ地球に来て発見できるテキスト情報は結局石碑とか粘土板とかだけになってて、
その後の数千年に発達した科学技術についてのテキスト情報は消滅しててほとんど何も得られないという謎な状況になりそう。
一方で電波に乗せて毎日のように宇宙に拡散させてる音声、映像情報は今も宇宙を飛び続けてるんだよね。 >>28
読み書きできる人間が一握りの書記官だけだった古代、日本に至っては識字率100%までになった現代
そこらへんの差が、一個のテキストの保存性よりも、圧縮性アップ編集効率アップの方へ進んでった原因かもな 銀河鉄道の夜でジョバンニが活字拾う仕事してるシーンとか
アメリカの古い白黒映像の中で女性タイピストがガシャガシャガシャチーンってキーボード打ってるシーンとかさ
いいよね >>29
確かに識字率とそれを支える普遍的教育システムの構築はかなり進化したよね。
現代のテキストは情報として常に流れるものだし技術もそういう方向に進化してきたのかー。
今まさにここでやり取りしてるみたいにね。
>>30
なんかそういうアナログチックなのいいよね。 立山にミクリガ池を俺様が征服したおり、「和銅五年神無月開基絶世寺 外徳上人諱清原大納言道義」という石碑をつくってきました。 文書の素材である紙は材料に麻とか楮のような植物を使うけれど、作られ始めたばかりの頃(前2世紀〜)は繊維質ならなんでもよかったらしい。
麻、桑、藁、竹、絹、古紙、ボロ布、苔、藻、なんでもあり。 >.>33
なんか最初は繊維系のゴミから作ったとか聞いた事ある。
すいて作る紙ってどうやって発見・発明したんだろね。
ライスペーパーあたりから発想したのかな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています