>>276
いやそれはさすがに違う

だがアラブ人がキリスト教徒だったことがないはずもない
アラブ人の故地であるアラビア半島には偶像崇拝の諸部族と
ユダヤ教徒とキリスト教徒がいた
ムハンマドは初期のジハードで彼らを倒し、啓示の通りならズィンミーとして庇護下に置いたはず

ジハードはやがてメソポタミアやイラン、レバント、エジプトへと広がったが、
行った先にはアラブ人はいない
イスラム帝国の拡大とともにアラブ人が移住し、また現地人と通婚しアラビア語を普及させてアラブ化したのだ
布教と言語の普及は同時進行だったので、アラビア半島以外のアラブ人のムスリム率は結果的に高い

しかし中には言語はアラブ化したが宗教はキリスト教のままだったり、
イスラム化はしたが土着言語のままという例も出てくる
アラビア半島を離れるほど後者は多いが、逆に前者はシリアやエジプトなどの比較的近い地域にいる