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第二次世界大戦と冷戦ってさ [無断転載禁止]©2ch.net

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0001世界@名無史さん
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2016/04/19(火) 20:09:34.020
冷戦の方が見てて面白いよね
中ソ対立とか中東戦争とかの仲間割れも見てて楽しい
0002世界@名無史さん
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2016/04/19(火) 20:23:42.400
「これがパニック障害なの」女性は、たった2枚の写真で伝えた
https://t.co/x1EbAp8Bey df
0003世界@名無史さん
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2016/08/29(月) 22:18:06.040
全て失敗に終わった米国のポスト冷戦期外国体制変革努力
https://www.washingtonpost.com/news/book-party/wp/2016/04/21/why-america-is-terrible-at-making-the-world-a-better-place/

・・・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、或いは、バラク・オバマのどの政権下たるかを問わず、
ポスト冷戦期の全期間を通じて、米国の対外政策は、他の諸国の国内的諸制度(arrangements)を
改善し、救済し、我々ともっと似た存在にすることを企図し、改変することを狙ったところの、
理想主義的善行主義(do-gooderism)の実践(exercise)だった。・・・<と記した上で、>
マンデルバウムはこう結論付ける。「その全てが失敗だった」、と。・・・

たくさんの、諸率先遂行(initiatives)、諸作戦、諸提案、そして諸戦争でさえだが、その全てが
このような見方に合致するものだった。ビル・クリントンが、中共の人権に係る実績と貿易上の
諸特権とをリンクさせようと試み(て失敗し)た時、「中共の国内ガバナンスにおける変化を強いる…
ことが米国の公式な政策になった」、とマンデルバウムは記す。

1990年代末のアジア金融諸危機は、米国政府とIMFが舵取りをする形で、韓国、タイ、そして
インドネシアの諸経済システムを作り直すための努力が族生した。
米国のポスト-ソ連<、すなわち、ロシア>への経済的・政治的関与(engagement)は民主主義と
自由諸市場への初期遷移をもたらすかのように見えたものの、ウラディミール・プーチンの盗賊的
政治(kleptocracy)への下降がその後に続いた。

米国の9.11同時多発テロ以降の対テロ戦でさえ、当初こそ「諸理想ではなく諸利害に立脚して」
遂行されたものの、すぐに国家建設の実践へと変貌(morph)を遂げた、とマンデルバウムは銘記する。・・・
マンデルバウム…は、その後の、Isisの興隆の責任さえもブッシュの双肩に負わせる。・・・
「米国人達は…自分達は世界を改善する召命を付託されていると常に信じてきたのであり、
他者達が自分達自身のようにもっとなるよう助ける形でそれを実行することを常に願ってきた」、
とマンデルバウムは論陣を張る。「米国人達の国が冷戦から巨大な力を持って立ち現れた結果、
彼らに、まさにそれを行おうとする空前の機会が与えられた」、と。
0004世界@名無史さん
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2016/08/29(月) 22:23:11.040
そして、自己満足の不可避的な瞬間において、マンデルバウムは、米国の新しい立場を
このように描写する。「安全についての諸懸念から解放され、米国は、対外政策を社会事業
(social work)へと転化することが可能となった」、と。

・・・・・・<しかし、>マンデルバウムは、北朝鮮とイランの核に係る諸大志、中共の東アジアにおける
支配的地位の再主張への欲求、ロシア政府の軍事的冒険主義、のおかげで、社会事業としての
対外政策の時代は終わったことを我々に明かしてくれる。2014年のロシアのウクライナ侵攻は、
「空前の平和的なポスト冷戦期を終わらせ、競争、不安全、そして、戦争という古い諸ルーティンを
復活させた」、と記す。・・・

⇒マンデルバウムは、ポスト冷戦期の終焉を語っているわけですが、ソ連の崩壊による冷戦の終焉が、
  米国一極覇権時代が到来したとの錯覚を米国人達に与えたかもしれないけれど、冷戦の終焉とは、
  米ソが、それぞれ、国力の対世界的観点からの相対的減衰を踏まえ、ソ連圏、及び、非ソ連圏の
  大部分、の覇権国の地位から降りざるをえなくなった結果もたらされたものであった、という総括を
  すべきだと私は考えており、私見では、そうである以上、我々は、今でもなお、ポスト・ポスト冷戦期
  ではなく、単なるポスト冷戦期を生きているのです。


この本は、歴代米国政権の諸盲点に焦点を当てているけれど、「失敗」の責任は米国側だけに
帰せしめるわけにはいかない。マンデルバウムは、米国が作り直そうとした諸国の諸文化を、
彼らが欧米の諸制度を吸収できなかったことで繰り返し非難する。
例えば、親戚関係(kinship)の諸紐帯が腐敗を「この国の部族的文化に組み込ませている」ところの、
アフガニスタンの土壌に、法の支配を移植することを困難にした」、とマンデルバウムは記す。

⇒書評子の紹介が簡単過ぎるためでしょうが、アフガニスタンは中東ではなく、中東に関しては、
  同じことは必ずしも言えない、ということなのか、これだけではよく分かりません。
  私見では、これは、個人主義のアングロサクソン諸国(米国を含む)、階級「主義」の欧州諸国、
  人間主義の日本、を除く、大部分の国・地域に濃淡の差はあってもあてはまります。
0005世界@名無史さん
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2016/08/29(月) 22:25:06.320
<また、>フセインがバグダッドで打倒された後の「米国の失敗は、米国人達がイラクで何を行い
何を行わなかったかではなく、究極的には、イラク人達がいかなるものであったかに起因している」、と。

⇒シーア派、スンニ派、クルド人、等は居ても、イラク人など居なかった、というのがマンデルバウム
  の言いたいことではないかと想像されます。


<更にまた、>ブッシュ政権の中東での自由のアジェンダが失敗した一因は、彼が、「民主主義を、
それに対する免疫ができている地域にもたらそうとした」からだ」、と。

⇒民主主義に馴染まぬイスラム教のせいだ、というのが恐らくはマンデルバウムの考えであることが、
  後出のくだりから想像できます。


<そしてまた、>ロシアが自由諸市場と民主主義を全面的に抱懐できなかったのは、
「世襲財産主義(patrimonialism)」がその社会の中に埋め込まれているからだ、と。

⇒書評子は、マンデルバウムのpatrimonialismのイメージ・・容易に掴めません・・を
  いささかなりとも紹介すべきでした。


イスラエル・パレスティナ諸紛争の根底的な原因は、「パレスティナの政治文化」にある。

⇒どうやら、マンデルバウムは、イスラエルを欧米の範疇に無条件で入れているようですが、
  イスラエルは、「建国宣言で「ユダヤ人の国家」と規定されており、ユダヤ人の定義は「帰還法」
  (1970年改正)により「ユダヤ教徒もしくはユダヤ人の母親から生まれたもの」と定義している」
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB
  以上、基本的に宗教や血縁を国家の属性としていないところの、一般の「欧米」諸国とは異質
  なのであって、そのこともまた、「イスラエル・パレスティナ諸紛争の根底的な原因」の一つ
  ・・上掲典拠中の「イスラエルと外交関係を有する国/有しない国」地図参照・・であることは
  間違いなく、従って、マンデルバウムの考えは誤りと言って語弊があれば、著しく偏っています。
  なお、「パレスティナの政治文化」は、端的に、「イスラム教」とすべきでした。
0006世界@名無史さん
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2016/08/29(月) 22:30:44.560
同様のことが、あらゆる所について言えるわけだ。
マンデルバウムは、このような諸感情が、「人種主義的に近いところの、自民族中心主義的
(ethnocentric)」であると解釈されうることを自覚しているが、弁明はしない。
というのも、上述の諸事は正しいことが証明されていると考えているからだ。

⇒ 欧米至上主義、換言すれば、「資本主義+民主主義+自由主義(法の支配)」至上主義、
  であることから、自民族中心主義でないことは確かですが、拡大英国の場合、このうち
  民主主義にはどちらかと言えば負の価値しか認めていませんし、自由主義についても、
  拡大英国には憲法も三権分立もない事から、米国のそれとは大きく様相を異にしています。

  また、同じく、自由主義について、(個人主義に立脚する)米国も含めた広義のアングロ
  サクソンは、過去から現在に至る、いわばコモンセンスの沈殿物たる、コモンローを制定法
  よりも重視するのに対し、(「階級」主義に立脚する)欧州は制定法だけの世界であり、
  やはり大きく異なります。

  そして、拡大英国人、いや、少なくともイギリス人は、欧米の中には、上述したような違い
  等のある、三つの文明であるところの、優位から劣位に至る、アングロサクソン文明、
  米国文明、欧州文明がある、と本音では考えている、と私は見ているわけです。
0007世界@名無史さん
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2016/08/29(月) 22:31:38.150
彼は、宗教も彼の批判に含めている。「イスラム教それ自体は、世界の他の場所で
いかなる宗教もそうであったように、中東において、民主主義の成長を禁止するのに、
大きな影響力を行使した、」と彼は記す。
「イスラム教は、キリスト教においては不可欠であったところの(integral)、聖なるもの(sacred)
と俗なるもの(secular)との分離、を欠いているが故に、厳密に言えば宗教法があらゆる所に
適用され、民主主義の様相である、選挙された役人達による立法の余地を残していない」、と。

⇒ 先ほど記したことに照らせば、広義のアングロサクソンだって、「選挙された役人達による
  立法の余地を残して」こそおれ、かかる立法ではないところのコモンローを重視している
  のですから、立法「も」行っているイスラム世界との違いは程度問題に過ぎないので、
  マンデルバウムは甚だしく舌足らずです。


これが、米国政府が、ポスト冷戦世界において新しい諸社会の建築家の役割を担うべき
ではなかった理由だ、とマンデルバウムは結論付ける。そうではなく、「現地の諸事情が
それを可能にするのであれば、国家建設が起きた場合に、その諸条件を創造し維持する」
助けをすることができる「庭師(gardener)」になるべきだったのだ、と。・・・

⇒ このくだりは、一般論として、いかなる「先進国」にもあてはまる正論ではあるけれど、
  欧州はもとより、米国も、そして拡大英国ですら、庭師になど成れないのであって、
  このことについては、もはや歴史が結論を下している、と言うべきでしょう。
  その根本的原因は、アングロサクソン文明にすら普遍性がないからである、
  と私は考えているわけです。
0008世界@名無史さん
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2016/08/29(月) 22:34:48.230
>>3-7

補足を行っておきます。

引用した前半ですが、客観的に見れば、日本は戦後、自らは戦わず、国力の絶頂期を迎えた
米国を使嗾して傭兵とし、他の同盟諸国を率いさせて戦わせることで、ついに日露百年戦争に
勝利することに成功するとともに、米国が国力を相対的に蕩尽するのを冷笑的に見守っていた、
ということになりそうです。

引用した後半ですが、上述した、欧米の中の三つの文明の優劣のベクトルにおいて、
より優位に位置しており、普遍性があるのが(人間主義に立脚した)日本文明である・・どうして
そう言えるか、各自お考えいただきたい・・わけであって、日本を除く、世界の全ては、日本文明を
継受することによって、国家建設ないし再生を果たすことが今後の最大の課題であるわけです。

そして日本こそ、「その諸条件を創造し維持する助けをすることができる「庭師(gardener)」
に成る」使命を帯びているのです。
0009世界@名無史さん
垢版 |
2016/08/30(火) 07:55:20.740
>>1
冷戦は40年も続いたから、全体を網羅しきれない。
30年戦争を見よ、吉川三国志を見よ。太平記を見よ。
たいていは見る側が途中で飽きて、話を打ち切っているではないかww
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