>>462
宗教に対する近代国家の戦いとしての愚民政策は、どの近代国家でも遂行しているが、
日本の場合、民衆が本気で自分たちを無宗教だという宗教を信仰し始めるに当たったところが、大成功したと言えるところ。
愚民政策といっても世俗的なそれの能力でなく、創られた伝統としての近代国家や民族への信仰・忠誠をもって、現実の歴史や伝統に替える、根こぎにしてしまう、ということ。
>>463
アンケートでは、プロテスタント諸国ほどキリスト教信者の減少が激しい。
2年前の時点で全人口の2%(非公式な数字)に落ち込んだ主要国もある。
その動機はしかし、教会税から逃れるため、また、他の信仰を組み込みたい、といったもの。
自分らしいキリスト教のスピリチュアリティーの探求、という枠内にとどまっている。
ペイガニズム信仰でさえそうだし、また、無神論とはほぼすべて、(チベット)仏教信仰を意味する。
だから欧州各地、キリスト教とくにプロテスタントの教会に禅センターが併設されていることは実に多いし、チベット仏教の寺が併設されていることさえ稀ではない。