国連は2050年の世界人口を97億2515万人、このうちサブサハラ・アフリカを
21億2323万人と予測する。つまり、32年後には、人類のおよそ4.6人に1人が
サハラ砂漠より南側に住むアフリカの人々になるのである。
ただし、人口が増えたからといって、その地域が自動的に企業にとっての
巨大な市場になるわけではない。経済が低迷し、人々の購買力が低いまま
単に人口が増えても、それは単なる「貧困の巣窟」の巨大化に過ぎない。