ヒンドゥー文明・インド文化圏・インド人の歴史2 [無断転載禁止]©2ch.net
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「ていうか、シャイバーン朝っていまひとつよくわからないんだけどね。
こいつらウズベク族なの?そう言えば、ムガール帝国とハザラ人(ペルシア系)ってどういう仲だったんだろう。
あと、ムガール朝からサファヴィー朝に亡命して、また帰還した王様いたよね? だれだっけ?」 「シャイバーン朝はウズベク族だよ。現在のウズベク人とは同一視できないが。あとムガル朝からサファヴィー朝に亡命したのは2代目のフマーユーン。
兄弟たちと争ったあげくスール朝?のシェール・シャーに追い出されてサファヴィー朝のシャー・タフマースブの下に逃げた。
彼の援助でインドに帰還したけどしばらくして階段から落ちて死んだ。」 15世紀から、中央アジアでウズベク人が台頭してきた。
ティムール朝の混乱に乗じてウズベク勢力を統合した風雲児のムハンマド・シャイバーニー・ハンは、サマルカンドの都を占領し、中央アジアに覇を唱えた。
そこへ、文武両道の英雄・バーブルが、イスマーイールの支援を受けて侵攻してきた。
シャイバーニーはサマルカンドを奪われたが、すぐに取り返した。
ティムール朝を滅ぼして天下を取ったシャイバーニーだが、カザフ遠征の失敗で勢力が弱まったところを宿敵イスマーイールに攻め込まれて敗死。
イスマーイールは、シャイバーニーの頭蓋骨に金箔を塗って杯とした。
その後、イスマーイールはサファヴィー朝、バーブルはムガール帝国を創始。
無敵だったイスマーイールの騎馬軍団だが、オスマン帝国の大帝セリム一世の鉄砲隊に敗れて壊滅し、再起不能になった。
巨大なムガール帝国の皇帝になったバーブルは、インドの気候を好まず、死ぬまでサマルカンドに帰りたがっていたという。
客観的に見て、世界史の中でも一番おもしろい時代といっていいだろう。 つまり、バーブルは、インドの皇帝になりたかったわけではない。
ムハンマド・シャイバーニー・ハンに敗れてサマルカンドから排除され、仕方なくインドに逃げて、そこで旗揚げしたのだ。 結果として、ティムール朝は滅亡し、そのティムール朝を滅ぼしたシャイバーニーも滅ぼされ、オスマン帝国・サファヴィー朝・ムガール帝国の三国鼎立時代になった。
三國志と似た展開だが、もっとダイナミック。 バーブルのインド侵入によってパンジャーブは動乱に陥り、スィク教のグルであったナーナクも捕囚となったとか
「飢える者の飢えは満たされない。たとえ町々の財貨を積み上げても」というナーナクの詩句はムスリム軍の略奪のことかもしれない >>771
インドにかかってはいるけどデリースルタン朝やムガル初期は
まだあんまインドの歴史って感じではないよな
亜大陸との交渉よりイランアフガン中央アジア方面とのかかわりがメイン >>771
ウグベクって、ペルシャ軍事力を供給源だった
エジプトのマムルーク朝はそこ出身の奴隷軍人が立てた王朝 >>775
そうかもしれない
中央アジアの歴史にインドも巻き込まれたというか 18世紀あたりから、世界的に遊牧民の存在感が薄れて、いちじるしく退潮してくる
ムガール帝国もそれに合わせて崩壊し、南のマラーター王国が天下を取った 【宗教】インド「ヒンズー教の神は羊肉を食べません!」と豪の「世界中の多様な聖人神々が羊肉を食べて乾杯CM」に抗議©2ch.net デリースルタン諸王朝の時代には、歴代スルタンはデカン高原のことより、アフガニスタンや中央アジアに関心が向かってた 北インドと南インドは別世界
北インドは、中央アジアから続く文明圏の一部 イスラム勢力の侵入を何百年も防いだ、北インドのプラティハーラ朝
その歴史的な意義は高く評価されている >>784
それとネパールからまっすぐ東に日本まで延びる
照葉樹林文化三日月地帯も入るかもしれないw
日本語タミル語起源説のタミルは南インドだけど
稲作文化はネパールからはじまって日本で終わるのかもしれない >>781 マハラジャマックって本当はあかんやつだったのか.....
豚がだめならイノシシ科は全部だめなイスラム教と違って、ヒンドゥー教はウシ科でもいわゆる牛以外はOKな融通が利く宗教だと思ってたけど
ちなみにそのCM,世界の聖人神々ってことはお釈迦さまも羊を食べてるのかw
先鋭的な仏教徒は上座部仏教のところにしかいないから、別に目くじらを立てる人はいないのかな。スリランカ辺りの僧も托鉢で魚カレーくらいもらうだろうし。
羊肉も偶然のもらいものという解釈でw でも大乗のなれの果てのオウムが「存命」だったら抗議してたかw >ティムール朝を滅ぼして天下を取ったシャイバーニー
子孫のウズベク共和国がティムールを顕彰しているという理不尽さ >>790
まあ、シャイバーニーよりもティムールのほうが、英雄っぽいからなあ だったら秦も自国の誇らしい歴史として扱えばいいのに
インドネシアと日本は中国のいちゃもんに屈して、秦が語源の呼称を侮蔑語として消してしまった..... >>792
中華人民共和国はそこに住む全ての民族の集合体だから問題ない >>792
モンゴル国はあくまでシナまで切り従えたモンゴルの英雄として扱っているぞ。 >>794 海南島の回族はチャム族のなれの果てだから、チャンパー王国も中国の歴史の一部にできるなw
さらに言えばロシア人もベトナム人も中国の少数民族にいるしw >>352
武霊王の胡服騎射とかあるなぁ
どこまで根付いたかといえば微妙だが インドの服ってイスラムと同じイメージだけど違うんですか? >>799
違う。イスラムが入ってくる前は、男は古代エジプトの男用越巻というか、
大人のオムツみたいなもので、上半身は裸。
女は長い越巻で上は臍がでる着丈の短い半袖かノースリーブのブラウス。古くは女も上半身裸。 >>797
ムガール帝国も時代によって異なる評価。
アクバルの時代は肯定的だが、アウランゼーブの時代は否定的。 >>727
なぜわざわざ小さくて見づらいほうを貼るのか
http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lib/indo-european_family_tree_by_fortson.png 【ネパール】3歳の女の子が新たな生き神「クマリ」に[09/28]
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1506656979/
【9月28日 AFP】(写真追加)ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)で、3歳の女の子が新たな生き神「クマリ(Kumari)」に選ばれた。
前任者が思春期を迎えて退任したためで、幼女を生き神としてあがめる古くからの伝統が引き継がれた。
カトマンズのクマリに選ばれたのはトリシュナ・シャキャ(Trishna Shakya)ちゃん。28日の儀式で正式に任命される。
トリシュナちゃんは家族の元を離れてカトマンズのダルバール広場(Durbar Square)にある宮殿で暮らし、
特別に任じられた付き人に身の回りの世話をしてもらう。
新たなクマリは礼装を身に着け、凝った化粧をしてカトマンズをパレードすることになっている。
前任のクマリは2008年にやはり3歳で選ばれていた。
トリシュナちゃんはクマリに任命されると前任者たちと同様、カトマンズの谷に暮らす民族ネワール(Newar)のコミュニティーの一員となる。
新居となる宮殿からの外出は、年に13回、特別な祝日のときしか許されない。
ヒンズー教の女神「タレジュ(Taleju)」の化身とされるクマリは、地に足を着けることが禁じられており、外出時には人に運んでもらう。
クマリに選ばれるための条件は厳しく、候補者はけがれのない体、獅子のような胸、鹿のようなももなど、多くの身体的特徴を持っていなくてはならない。
こうした身体的条件をすべて満たしたうえで、さらにいけにえにささげられた水牛を見ても泣かないことによって、勇気もあると証明する必要がある。
ネワールの伝統はヒンズー教と仏教の要素が融合したもので、その中でも最も重要なクマリはカトマンズの3つの谷、
カトマンズ、パタン(Patan)、バクタプル(Bhaktapur)にあった旧王国を象徴する存在となっている。
この伝統はネパールの王室と歴史的に密接なつながりを持っているが、2008年に立憲君主制が廃止された後も続けられている。
一方で、社会からの隔離によって教育の機会が奪われるといった批判も人権活動家から上がっている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3144647 インドの藩王国やネパールの王政が吹っ飛んでくれて本当によかった。
今でもあんなのが存在していれば、現地人はさぞかしやりきれない思いだったろう。 イギリス支配のお陰だな
イギリスから独立するにゃ建て前でも文明人じゃないと話にならんからな >>805
おまえワンパターンだな
672 世界@名無史さん 2017/09/22(金) 18:19:08.49 0
なんにせよ、敗戦と占領で華族だの貴族だの旧宮家だのが吹っ飛んでくれて本当によかった。
あんなのが今でも存在していたら、さぞかしやりきれない世の中だったろう。
697 世界@名無史さん sage 2017/09/26(火) 12:59:37.03 0
>>689>>692
武家だの大名が吹っ飛んでくれて本当によかった。せいせいした。 藩王国の廃絶だけではダメ
インドの夜明けはカースト制度の破棄が必要 イギリスの分割統治政策により、カースト制は近代に入って大幅に強化された >>801
それは、ヒンドゥー教徒の側からの評価
イスラム教徒の側からだと、評価が逆転する ムガール帝国は、宗教融和策によって、デカン高原のヒンドゥー勢力と連携することができた。
そのおかげで、それまでの短命なデリースルタン王朝よりもずっと安定した。
ところが、狂信的なイスラム信者のアウラングゼーブが皇帝になったおかげで、元に戻ってしまった。 18世紀から19世紀にかけて西洋列強の進出が本格化してきたとき、清とオスマン帝国は衰えたとはいえ健在だったが、
ムガール帝国はすでに崩壊していた。
それが、中国や中東と異なり、インドが丸ごとイギリスの領土になってしまった大きな原因。
西欧諸国の侵入を許したのはヒンドゥー諸侯の信頼を失ったから イスラムの侵入がなければ西欧や日本のように封建社会になってたはず
その方が面白かったと思うんだけどなぁ >>793
別に中国人に秦人といっても怒られないよ。突然いっても理解されないと思うが。
シナは、現在の中国でも確かに物議をかもすが、『新浪』の登場で一部の人々には支那とは区別して理解されるようになっきてはいる。
>日本は中国のいちゃもんに屈して
これはそれ以前に日本人が侮蔑語として支那を使ったから。もともと支那はそういう言葉ではなかった。
ただし日本人がシナという場合漢字の『支那』として侮蔑のために使われることが現在では殆どだし、
戦前多くの日本人が侮蔑語として使い、現在でもそういう文脈で使っているから禁止ワードになってしまった。
その部分をすっとばして
>日本は中国のいちゃもんに屈して
というのかおかしなこと >>816
実際に、中世のラージプート時代はそんな感じだった >>818
そのラジプート時代が800年ぐらい続かないと熟成期間ができないんじゃないかな 現在のインド人もマハーバーラタやラーマヤーナをサンスクリット語で読んでるの? >>820
サンスクリットが出来るのは、一部のバラモンのみだな。 古典日本語が読めるのも一部の教養人だけというのに似てるな マハーバーラタドラマやってた時は放送時間は休憩になるくらい流行ったらしいな 不可触民の女の殆どがレイプ被害者と聞いたが
カーストの中にいる奴等もレイプする時だけは不可触民に触るのを厭わないのかよ? 必要に応じてたとえバラモンでもダリットに体を触らせたりしてきたし
ダリットという存在は生物学的でなく完全に社会的に作り出されたものなので
そこの地域の社会によって扱いももともと千差万別だったりする
つまり何をしてもいいことになる 近世にイスラムから受けた影響と、近代にイギリスから受けた影響が大きすぎる
それ以前のインド土着文化は、痕跡というか深層にしか残っていない
中世に中国から受けた影響と、近代にアメリカから受けた影響が大きすぎる
それ以前の日本土着文化は、痕跡というか深層にしか残っていない
ヒンドゥー教は伝統そのものは古いが、実際にはイスラムでもないキリスト教でもないその他大勢扱いの雑多な土着信仰の集まりで、一つの宗教という自覚はヒンドゥーナショナリズムと同じ比較的新しいものだという考えが実は欧米では少なくない インド各地の民俗信仰に「ヒンドゥー教」という名前をつけて、ひとつの宗教のように見なし始めたのは近代のイギリス人 「カースト制も、イギリスの分割統治政策の産物。昔は、今ほど厳格な身分制ではなかった」という意見も多い。 >>833
おいおい。今じゃKKKでも黒人加入を認める時代なんだぜ?
インドは人種差別の分野では絶対無双になってるな 日本の部落差別とはレベルが違う
ルワンダのツチとフツも実は民族じゃなくて階級で、植民地分割統治政策の産物としてより固定化が強化されたようですね
インドほど細分化された厳密なものじゃないけど >>817
しかし、インドシナ半島、東シナ海、南シナ海というのは放送禁止用語にもならず
そのまんま残った インドネシアとインドシナ
ややこしい発音こそ換えるべきだな >>831 じゃあアディバシーの伝統宗教もヒンドゥー教の一派として差し支えないことになる
実際はヒンドゥー教主流派は、特にアーリア系は、先住民の宗教を劣った異教としてみなしてるんだろうけど >>836
「インディアナ」に改名するべきだろう
「グルジア」も「ジョージア」になったことだし >>824
日本の男のほとんどは母親で童貞を卒業する&女子高生は売春が義務とされているby毎日新聞
レベルの話を深く考えすぎなんだよ >>841
こっちのほうが一国のなまえとしてインドネシアよりもはるかにふさわしいな インドネシアってよく見るとパプアニューギニアの半分含むんだな
なんかすごい 中国ではいまだに唐を最高の時代と考えられてるらしいけど
インドではグプタ朝になるんだろうか 日本文明でそんな時代はあっただろうか
トインビーばりに鎌倉時代? マウリヤ朝は、
アケメネス朝や漢ほど知られていないな
すぐに衰退したらしいし >>850
アショーカ王、マガダ国、仏教編纂
など仏教との関連で知られているかもね
あとオーパーツが好きな人にはアショーカ王の柱とか
ってここまでマウリヤ朝の言葉ひとつなしw インドとイランには、イスラム化する以前の歴史がある
日本には、中国化する以前の歴史がほとんど残ってないから無理だな
イランの場合は、現代のイラン人がイスラム信者だから、イスラム化したのを「自国の固有文化が失われた」という風には見ていない
インド人の場合は、何を考えてるのかわからない国民性だからなんともいえないけど、イスラム系諸王朝の支配史を快く思ってないのは確か >>853
イランは完全にイスラム化しちゃったからね
もしゾロアスター教が強力に残っていれば5大文明ともいえたのに ゾロアスター教ってたって教義化が進んだのはキリスト教、マニ教との接触の後だしな
最大の教義書デーンカルドができたのは10世紀になってから
知的レベルではイスラームよりも遥かに後進でとても太刀打ちできるものではなかった ムカンナア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%A2
ハーシム・アル=ムカンナア(Hashim Al-Muqanna 生年不明 - 783年)はペルシアで預言者を僭称した反乱指導者。
彼はゾロアスター教とイスラム教を混合した教団を組織していた。
現在は彼の思想は主流のイスラム教各派からは異端扱いされている。 >>853
イスラムはいちおう神の前では平等だから
カースト制の下位の人が改宗してヒンドゥー教が減少して30%ぐらいに減っても不思議じゃないとも考えたんだけど
そうならないのも不思議 カーストは職業なんかとも密接にかかわってるし
改宗しても違った生活を用意してもらえるわけではないからな >>860
職業は確かに重要ですね
でもカースト下位の人はろくな仕事じゃないだろうし
辞めたい人いると思うんだけど >>862
それがイスラム教の普及しなかった理由かな
宣教するだけでなく職の提供(農業とか)できればイスラムの浸透も深かったのかも >>855
ゾロアスターの名残は日本にあるらしく神武天皇の道案内をしたヤタガラスが実はゾロアスター教の信者で秦氏という渡来人だったとか
日本の神社に祀られている神様でも本当の神道系とゾロアスター系に分かれていると聞いたことがある 今なら旧来の閉鎖的な生活スタイルを完全に打破できる受け皿があるからな
それでも脱出するだけの力を持てない人はまだ多いだろうけど たとえば川で洗濯する伝統的な洗濯屋はそれに従事するカーストが存在してそのカーストの者しかできないが
近代的なドライクリーニングにはカーストなど無いし誰でもやれる そんなわけでさまざまなものがどんどん現代化していけば
そのうちカースト制も骨抜きになって行くかもしれない
だがもしかしたら、将来はドライクリーニングカーストやらプログラマカーストやらができてしまう可能性も無いとは言えないな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています