【シャルリとは誰か】E・トッド【家族システムの起源】 [無断転載禁止]©2ch.net
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トッドによる家族システム類型の15種類(家族システムの起源より)
※父方居住はその民族集団の父方居住率が66%以上、母方居住は
父系居住率が33%以下、双方居住はその中間
a.核家族
夫婦の子は結婚後に独立し、新しい世帯を作る
1.父方居住核家族(父核)
2.双方居住核家族(双核)
3.母方居住核家族(母核)
b.一時的同居(近接居住)を伴う核家族
若い核家族の夫婦は親族の近辺で生活、
あるいは一部の家計を共有する
4.一時的父方居住同居(近接居住)を伴う核家族(父同[もしくは近]核)
5.一時的双方居住同居(近接居住)を伴う核家族(双同[もしくは近]核)
6.一時的母方居住同居(近接居住)を伴う核家族(母同[もしくは近]核)
c.統合核家族
複数の核家族が囲い地の中で
共同生活を営む
7.父方居住統合核家族(父統核)
8.双方居住統合核家族(双統核)
9.母方居住統合核家族(母統核) ↑訂正します。
トッドによる家族システム類型の15種類(家族システムの起源より)
※父方居住はその民族集団の父方居住率が66%以上、母方居住は
父系居住率が33%以下、双方居住はその中間
a.一時的同居(近接居住)を伴う核家族
若い核家族の夫婦は親族の近辺で生活、
あるいは一部の家計を共有する
1.一時的父方居住同居(近接居住)を伴う核家族(父同[もしくは近]核)
2.一時的双方居住同居(近接居住)を伴う核家族(双同[もしくは近]核)
3.一時的母方居住同居(近接居住)を伴う核家族(母同[もしくは近]核)
b.統合核家族
複数の核家族が囲い地の中で
共同生活を営む
4.父方居住統合核家族(父統核)
5.双方居住統合核家族(双統核)
6.母方居住統合核家族(母統核)
c.直系家族
夫婦の子のうち一人が唯一の跡取りとして指名される
7.父方居住直系家族(父直)
8.双方居住直系家族(双直)
9母方居住直系家族(母直) d.共同体家族
夫婦の男子は結婚しても家に残り、子供の
家族と共に大家族を形成
女子は結婚後に夫の世帯に移る
10.父方居住共同体家族(父共)
11,双方居住共同体家族(双共)
12.母方居住共同体家族(母共)
e.純粋核家族
若い夫婦は親の家族から
完全に独立する(故に父母双系の区別なし)
13.平等主義核家族
親の遺産を兄弟姉妹で平等に分配する
14.絶対核家族
遺産は親の遺言により自由に分配される
15.追加的な一時的同居を伴う直系家族
一子が跡取りになるが、一時的に他兄弟姉妹と
その夫婦を世帯に加える 右派 新自由主義の放棄
左派 ポストモダンの放棄
これが今の政治の課題かな。 家族システムの起源面白いけど他に何読めばいいのかわからんな https://www.youtube.com/watch?v=9beLQm8tpqE
これの22分ころからアメリカの人種主義者のインタビューがなかなか面白い
トッドは肌の色じゃなく家族型という中身の文化で分類するが、
このアメリカ人は真逆の白人中心価値観なんだな
帝国以後読んでると、アメリカでは内面ではなく外見が大きな価値をもたらすとあるが、
全くその通りの主張なんだな >>10
動画を全部見たけど、その人種主義者もよく話を聞けば外見が白人じゃなくても
白人文化を受け入れるなら歓迎するし、白人系でも白人文化を受け入れないならいらないと
言ってるご都合主義だと宮台達が揶揄してるぞ。
そもそも本当に外見だけで決まるならオバマも大統領になれないし
オバマ家もケニアで純粋核家族の差異主義民族出身だったから白人に統合されたんじゃないかな。 まぁご都合主義なのはその通りだけどさ
普遍と差異の間を揺り動いてるのがアングロサクソンで
この人種主義者も黒人は統合されなかったとか人種ごとに
同化の有無があることは認めてるんだな
で究極的には白人だけの州で暮らしたいとか南アフリカの隔離政策に近いこと言ってるな
メキシコ不法移民でも白人層という自己認識持ってる層は同化も早いそうだがな 734 : 世界@名無史さん 2017/01/07(土) 02:03:08.40 0
>>716
まったく同じではないよ。日本は内婚制、韓国は外婚制という差異があるからね。
トッドは(外婚制直系家族の)ドイツについてこんな発言をしている
>ドイツ人には、これから厳しい現実がのしかかるでしょう。
>彼らにとって、東欧の人々を吸収することは簡単でした。なぜなら、ドイツ国家の民族は単一であったためしがなく、国民の大部分は常にゲルマン系スラブ人で構成されていたからです。
>でもこれからは、話が完全に変わってきます。いまドイツに押し寄せているのは、まったく別種の移民なのです。
>実は、トルコ人を受け入れたときに、すでに歯車が噛み合わなくなっていました。
>それは、彼らがイスラム教徒だからではありません。フランスでは多くの人がそう煽りたがりますがね。そうではなくて、トルコ人の家族構造が父系制、つまり非常に男性優位であり、同族結婚に基づいていることが原因だったのです。
>人口学においては、これが重要なポイントです。地中海の南岸・東岸の人々は、いとこ同士で結婚します。この伝統は、家族システムを内部で完結させるように働きます。
>つまり問題は、彼らの家族システムがどれほど私たちの族外婚文化からかけ離れているか、ということなのです。ヨーロッパでは、いとこ同士の結婚率は常に1%を切っていますからね。
ドイツ人は族内婚を受け入れる事ができない。
かつて虐殺されたユダヤ人も内婚制だった(日本と同じ内婚制直系家族)
日韓にも当てはめられるなら「韓国は日本を受け入れる・認めることができない」となる
「植民地にされたから」等は二次的なものであり
韓国が日本のこととなると冷静でいられ無くなる本当の理由は
日本がいとこ婚というケガレた事をしているからかもしれない
735 : 世界@名無史さん 2017/01/07(土) 03:20:27.64 0
内婚率見ろよ。
日本は全然低いだろ。
内婚を選好するんじゃなくて、許容するのが日本。
選好するのがイスラーム 外婚制共同体家族と相性の良い法家思想だが、
ソ連もスターリンの粛清と戦死が無くなり上が詰まったから、
与えることが不可能になって下の方まで行き届かなくなったのではないか?
http://bizpow.bizocean.jp/review/kanpishi/ >>7
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる
問題は英国ではないEUなのだ
グローバリズム以後
後は彼が肯定的に引用した本
ナルシシズムの時代
エリートの反逆
国家は何故衰退するか
否定的に引用したもの
文明堂の衝突
歴史の終わり トッドが半角なのをなんとかしてほしかった
なんで半角になったの? トッドさん65歳だけど、そろそろ引退?
フランスには引退はない? 今の日本より大日本帝国がはるかに普遍主義に寄ってたよな
朝鮮人や台湾人は同化してかかるし名目的とはいえ中国人を満州国の要人に登用したし
朝鮮の王族や満州の皇族を皇室の体系に組み込んだし
普遍主義の共産主義と対抗して普遍主義寄りになった戦後のアメリカみたいなものか
ただやり方は差異主義の国の帝国主義政策で他民族の同化力は低かったな、国家神道とか日本人中心の序列とか
古代ギリシャやドイツの帝国が限定的だったのと同じで
もっと占領政策をうまくできれば日中戦争や独ソ戦は違った様相になってたかもな
ともあれ、ろくすっぽ移民や難民受け入れない(是非は別として)今の日本よかよほど普遍主義だったよ、戦前の日本は >>21
1923年のあの一件があるかぎりでは国家はまだしも国民は差異主義的だったんじゃないかな。 >>21
そんなの石原莞爾だけだろ。
東條や革新官僚では帝国の形成に失敗したけど
石原を含む満州派も普遍主義というわけでもないしな。 >>21
頑張って普遍主義に振ってみようとしたけど、結局直系家族の桎梏から一歩も逃れられなかったという印象>大日本帝国
特に北方戦線(満州含む中国戦線)で、プロパガンダに全戦全敗だったのは、
共同体家族のエリアには、直系家族の独善が抜けない宣伝工作では、全く刃が立たなかったということだろうと思う。
結局、大東亜共栄圏といったところで、正統性の根源が「皇祖皇宗」になってしまうところが致命的過ぎる。
他スレに書いたけど、「僕んちの婆ちゃんが、僕が一番偉いって言ってた」としか言っていないのであって、
これでは多民族を説得できるわけがない。 >>25
イギリスの王室にも普遍主義的な権威なんて19世紀半ばまではなかったと思うが。
最初はインドや中東の土侯たちとの封建的な契約の束で「帝国」を徐々に形成していったわけで というか、イギリスみたいな差別肯定的な絶対核家族の文化を背景にする帝国主義を「普遍」という形容詞で語るのは違和感がある。
俺の素人的な理解だとイギリスが欧州諸国に先駆けて植民地帝国形成に成功したのは、
共同体家族的で「普遍的」なローマ帝国理念やローマ法を本格的に継受したことのない封建制を色濃く残した辺境の弱小国であったことが、
文化を異にする様々な集団を分割して統治することにプラスに働いたからだと思う。
そんで日本の帝国支配の現実的なモデルはなんやかんや言ってイギリス。
別に好んで選んだわけじゃなくて現実に植民地支配での成功例として身近にあったから。
満鉄の事実上の創始者の後藤新平は医者出身でドイツ語は読めたけど英語はだめだった。
それでも満鉄のモデルとしてイギリス東インド会社を研究するようにブレーンに命じた。ドイツは帝国支配の歴史がないからお手本にはならなかった。
「共栄圏」という言葉は矢内原忠雄とか東大経済学部の植民政策学の中で使われ始めた言葉のようだけど
おそらくはcommon wealhtの訳語。俺は裏は取ってないけど(w。誰かが実証してくれると思う。 同じ絶対核家族のアングロサクソンが作った帝国でも第二次大戦後のアメリカ帝国は、文字通り「普遍主義」的だと思う。
おそらく共同体核家族の社会主義陣営の「普遍主義」への対抗から普遍主義化したのだろう。
公民権法の成立は冷戦なくしては考えられない。冷戦がなければ大英帝国内で種々の部族の慣習が温存されていたように南部諸州の人種隔離政策も温存されていただろう。 台湾・朝鮮の統治はフランスの北アフリカ統治を参考にしてなかったか
イギリスみたいな現地文化にはあまり手を付けずじゃなくて、同化指向の政策
たしか原敬が言いだしっぺだった気がするけど >>29
日本人には支配したい相手に対して同祖論を主張する悪い癖がある。
アイヌしかり朝鮮しかり南洋しかり。
邪馬台国論争にも膨張主義(九州説)と内向き志向(近畿説)の対立が影を落としているように見える。
ところが台湾ではそういう話は寡聞にして知らない。(原住民を除く)
漢族にはさすがに頭が上がらなかったらしい。 その理論では、日猶同祖論は、ユダヤ人を支配したかったから、ということになりはしまいか…?通説とかなり違うな 朝鮮は王室取り込んだんだから、もう少し時間があれば直系でもなんとかなった印象 フランス領アルジェリアでもそうだけど、同化政策やっても結局地元民は差別的扱いうけるからな
アイデンティティを削がれていくうえに二級市民ですってんじゃ、まだイギリス流のほうがマシって話になる
百年か二百年ほど我慢させることができたら同化完了で放置主義より良い結果になるんだろうがね フランスとアルジェリアじゃ見た目の差異が大きすぎるからな >>27
いくら南満州鉄道が大英帝国を研究したのだと言ったところで、
現実の満鉄宣伝部の惨状をみれば、まったく1文字も身につかなかったと言わざるをえないだろうよ。
毛沢東の号令一下、鍬犁鍋釜、金目のものをみんな村営クソ溶鉱炉に放り込んでしまい、
翌日から生活が成り立たなくなったような、恐るべき水準でナイーブな中国農民が、
満鉄宣伝部のプロパガンダ映画には、始まった瞬間から指を指して呵々大笑したあげく、
あまりのくだらなさに嘲笑すら持続できず、全員途中で退席したぐらいんだから。
満鉄宣伝部という集団は、一体どんだけ無能なんだよというお話だ。
日本人としては、無能も無能、超無能が引き起こしたあまりの大惨事に草も生えない。
一般には、「満鉄宣伝部の絶望的無能それ自体」として片付けられてしまうバカバカしい話だが、
トッド説からみると、これこそ直系家族の思想的限界そのものということができる。 中国の漢化政策も直系家族以上に独善的なんだけどな。
北方異民族や朝鮮半島では成功したけど、南蛮や台湾では失敗という違いがあるけど。 当然メランションに肩入れしてると思ったら、そうでもないのか。 中国の凄いところは征服してきた異民族を中華文化で取り込んで漢化してしまうところだな
朝鮮半島があれだけ中華の隣にあって漢民族化しなかったのも直系家族ならではの凄みがあるが
大日本帝国が朝鮮を同化してかかった時のロジックはおもしろい >>38
メランション支持者は容易にルペン支持者に鞍替えできるからな。
要は反中道グローバリズム。 やはり世界は右とか左じゃなくてグローバリズムか反グローバリズムの軸が全てなんやな 北朝鮮って出生率2.0切ったの2000年なんだってね
移行期の危機は識字率の事も考えたら朝鮮戦争あたりになるんだろうけど
今回が危機相当とかだったらいやだなぁ
トッドは印パでの移行期危機がまだだから、どうなるかって言ってたけど極東としては北朝鮮も気になるな >>42
現時点での出生率はともかくとして、そういう面では北の方が進んでいるんじゃないの?
北の移行期危機は満洲パルチザン派への権力集中過程で南のそれは一連の民主化。
南では移行期危機の余波はまだ収まっていないように見える。 まぁ南も北も移行期危機はとっくに脱していて一連の動きはそれとは全く次元が違うとは思うけど
どちらも直系ゆえか政治体制が独特で面白いよね
一方は共産・社会主義政権なのに世襲というあたり直系要素は濃厚なんだけど、
長男にいかずに三男に全ての権能が集中する、絶対核家族要素あるし
南は歴代大統領が軒並みに生贄として屠られて政治は不安定化する、
しかし南米やタイのように相対的に規律を有した軍部が独裁するという時期からは脱している
ああ、ルーマニアのチャウシェスクは世襲を考えてたな
あとシアヌークは大統領、王様、首相やって赤いのに仏教を手厚く保護したりなんでもありすぎて異彩を放ってたな 直系家族には家業的政治家が生まれやすいから議院内閣制が良さそうに思えるんだが、
封建的な伝統が無いと難しいのかね。 >>43
俺も、韓国では実はまだ移行期危機が続いているように思える。
そう考えると、今の韓国の状況は大変に興味深い。
移行期危機の具体的内容は、リテラシーの急激な上昇による伝統的権威のゆらぎだが、
この社会識字化の比較的早期では、文字に書かれた情報の内容が劣悪なことがあって、
むしろ識字化世代のほうが知性が却って劣化してしまい、それが社会を混乱に叩き込むということが言えそう。
歴史云々もそうだが、何より、あれだけ子女を熱心に教育しておいて、
「ソメイヨシノが園芸品種であることを、国民が誰も理解できない」という、
ちょっと信じがたい科学リテラシーの水準にあることが、このことを強く示唆する。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています