統合失調症の患者がカモにされる現状に憤り…探偵会社が医療機関につなぐ新たな試み|弁護士ドットコムニュース
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2017年10月08日 10時36分

 幻覚や幻聴が特徴的な精神疾患・統合失調症を患った人を医療機関につなげている珍しい探偵会社が広島市にある。
 その会社「総合探偵社フォーチュン広島」の社長、重川亮さん(43)によると、
 異色の活動を始めたきっかけは元々、依頼者の中に統合失調症を患った人が多かったことだという。
 その活動内容や活動を通じて気づいた問題などを聞いた。

●統合失調症の人が探偵会社に相談にくる理由

 ――探偵会社というと、一般的には浮気調査が主な仕事というイメージなので、
 依頼者の中に統合失調症を患った人が多いということを意外に感じる人も少なくないと思います。

 統合失調症の人は自分が病気だとわからず、病院ではなく警察や弁護士、防犯会社、探偵会社などに相談に行くことが多いのです。
 主な相談内容には、「盗聴されている」「電磁波攻撃を受けている」「集団ストーカーの被害に遭っている」などがあります。

 変わったところでは、額にテープのようなものを張り、「これがないと思考を盗聴されるのです」と言っていた人や、
 「服のサイズをすべて変えられました」「冷蔵庫のチーズが毎日1つずつ無くなるのです」と訴えてきた人がいました。
 僕も最初はそれが病気とわかりませんでしたが、メンタルクリニックの先生に「それは統合失調症です」と教えてもらったのです。
 幻覚や幻聴が特徴的な精神疾患・統合失調症を患った人を医療機関につなげている珍しい探偵会社が広島市にある。

 その会社「総合探偵社フォーチュン広島」の社長、重川亮さん(43)によると、
 異色の活動を始めたきっかけは元々、依頼者の中に統合失調症を患った人が多かったことだという。
 その活動内容や活動を通じて気づいた問題などを聞いた。

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