>>106
21世紀の今でも「ブルーバナナ」と言われていて、「長兄の国」エリアの経済・人口的中枢っぷりは健在だよね。

だが不思議なのは、このエリアが一貫して、エスニシティの境界地域であり続けたこと。
そもそもフランク王国3分割の段階で、ラテンとゲルマンの言語境界線は、現在とそれほど変わっていなかったはず。
ラテン圏もゲルマン圏も、よりによって端っこが一番発展していたことになる。

だから、後に「独自の勢力ガー」といっても、どうしてもここを中心にまとまらない。
無理に国を作ると、ベルギーのように宗教を揃えても言語的な分断国家になって政府が長期崩壊する事態になる。