歴史言語学総合【人物名の英語読み★2】
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>>382 日本人かて姓はごっつ少ないで 多様なんは苗字や 現代では姓と苗字がいっしょくたになってもたさかいそう見えるんや 森博嗣氏のエッセイ「つぶさにミルフィーユ」にて 『ガリレオ・ガリレイは、日本ではガリレオとファーストネームで呼ばれる。だいたい著名人は姓で呼ばれているのに、イタリア人はそうではないらしい。』 とあったのですが何故なのでしょうか サダム・フセインなんかフセイン大統領と呼ばれてたで それよりマシやろ トスカーナ地方では、長男の名前には「姓」を単数形にしてその名前とすることがある。 ヴィンチェンツォ・ガリレイの第一子が「ガリレオ・ガリレイ」と名付けられたのも長男ゆえと考えられる。 イタリアでは特に偉大な人物を姓ではなく名で呼ぶ習慣がある(他にも、ダンテ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ、ナポレオン(イタリア系フランス人)等)ため、 名である「ガリレオ」と呼称されることが多い。 欧州ではオランダ、ドイツ、スカンジナビアではGalilei、フランスではGaliléeとファミリーネームで呼ばれているが、 ほとんどの国ではファーストネームで呼ばれている。 ちなみに、ガリレオ・ガリレイの家系には同じ「ガリレオ・ガリレイ」という名の医師がいた。 スミス(Smith)は英語圏でもっともありふれた姓の一つだけど,スミス”派生”の姓は アメリカではそれほどありふれていなかったのね(よそではどうなのか知りまへんが) Smyth(綴り違いのスミス) ttp://www.americanlastnames.us/S/SMYTH.html Smythe ttp://www.americanlastnames.us/S/SMYTHE.html Smithey(アラン・スミシーのアレ) ttp://www.americanlastnames.us/S/SMITHEY.html Smithers ttp://www.americanlastnames.us/S/SMITHERS.html >>386 ナブリオーネ・ブオナパルテはフランス人となっても姓では呼ばれんな >>388 おおー成る程、わかりやすい解説ありがとうございます >>389 イタリア系フランス人として心はイタリア的な扱いなのかもしれませんね >>379 越南って、韓国語でもウォルナムっていうんだなw >>387 アラブ人もアッ・ティクリーティ―大統領とは呼ばないみたいだな 強いて言えばここが名字に近い部分だけど 長ったらしいからか >>389 小説や辞書などで徐々に標準化される前の英語の綴りの「揺れ」が残っているな スコット語の単語の綴りにもそういうのがけっこう残っている フランス代表の一員、ムバペ選手、本人はどう発音してるんだろう? >>388 >偉大な人物を姓ではなく名で呼ぶ習慣 それでも偉大な人物の名がカルロのようなありふれた物だったら 「どこのカルロだよ」ってことで姓で呼んじゃうんだろうな… >>394 標準化される前の綴りと聞いて オランダ語ではijがyで表記されることもあったそうだけど,このyって ijを簡略化した物なんやろか? ij といえば、洋楽でこれをどう発音するのかが議論になってたな。 プログレバンド・FOCUSのThijs Van Leer氏。 この読み方はそれこそ百花繚乱。 ※Wikipediaを見たら今も混乱が続いてる様子w Thijs タイス テイス サイジズ チジス シジス Van ヴァン ファン Leer レール レーア リール リーア これ以外にもまさかというような読み方がw >>398 英語版ウィキペディアの発音表記を見る限りでは 「テイス・ヴァン・リール」でFAっぽい ijは「エイでいいと思う」 ただ「ヴァン」の母音が「奥まったア」で「リール」の母音が「ゆるいイ」なので、 それぞれ「ヴォン」「レール」を第二候補としとく また国際音声記号の[r]は接近音からふるえ音まで揺れがあるので、 ここだけは「英語圏での発音」ではなくオランダ語風ということにすると「舌先ふるえ音」になり 日本語のラ行のRと基本同じ(ただし後に母音は付かない) つかこの人の日本語版の記事ってあるの?なんか英語版からたどれないんだが コンピュータ設計理論で有名なエドガー・ダイクストラ(Edsger Dijkstra)という学者がいた。 翻訳された著書は当然のようにどれも「ダイクストラ」表示。 大工ストラ… てのは冗談でオランダからアメリカへ移住したダイクストラさんの中には 形の似てるデクスター(Dexter)へ改姓した人もいたようでつ >>398 >>400 俺は「タイス・ファン・レア」と読んでた >>399 フランス語のイグレックとは、ギリシャ語のi って意味なんだっけ? ギリシャ語でυとΥ(イプシロン)で表される母音は最も古い時代には[u]と発音する音だったが やがて[y](仏語のuや独語のu¨、中国語のyuに近い)に音が変化した([u]の音はその頃にはουと書いた) これが最も後々影響力のある「古典時代」「黄金期」のギリシャ語の文字の使い方 (後にυの発音は[i]に変化する) ラテン人がギリシャ文字を借用してラテン文字を作った時代のギリシャ語は上記の古い発音だったらしく ギリシャ文字υから作られたラテン文字「v」(のちに母音の時は特にuと書かれるようになる)の 発音は[y]ではなく[u]だった ローマ人は共和制時代以後になってから教養としての古典期ギリシャ語を熱心に学んだが ラテン語に大量に借用された語にはラテン語にない[y]という発音が含まれていた ローマではυ[y]をラテン語のv/u[u]やi[i]の音と区別するために、 ギリシャ文字のυを再び借用して専用の「y」という文字を用意した だからラテン語の中でyの入った単語は必ずギリシャ語からの借用語ということになる 仏)イグレック、西)イグリェガなどの呼び名は「ギリシャのイ(i)」を意味する しかし欧州各国語でのyの文字の使い方は英語でわかるようにそれとはまた違う ラテン文字のvからはラテン語自身と各国語の都合に合わせてu、wも生まれた >>399 が言っているのはその事だが、オランダ語のijとの関係はまた別の話 >>400 それは英語の外来語として読むときの音じゃね? >偉大な人物を姓ではなく名で呼ぶ習慣 日本人も信長とか秀吉とか家康とかファーストネームで呼んだりするな イタリア人と何か近いものがあるのか共通の理由があるのか… >>407 現政権の偉い人を諱で呼ぶのは失礼に当たる筈 伝統的には昔の偉い人へは諱に「公」を付けて 信長公、秀吉公、家康公のように言うんじゃないか? >>405 ローマ人は無理してyの発音で借用語を発音してたのかな それともラテン語の娘言語みたいに、口に出すときはさっさと言いやすいiに変えてしまったのかな。綴りだけはそのままで >>407 おまえ、上でファーストネームの誤解を指摘されてたやつだろ。 日本には存在しない概念名を使うな! オランダのバンドと言えば ゴールデンイヤリング 活動長いバンドなんでメンバーは多いけど リーダーはゲオルゲ・コーイマンス George Kooymans 皆vanって付いてる訳じゃないんだね >>408 違う。 織田信長 → 織田三郎様、上総(介)様、(織田)右大将様、右府様、(織田)内府様、上様 豊臣秀吉 → 筑前(守)様、(羽柴)左近様、黄門様、内府様、関白殿下→太閤殿下 徳川家康 → 三河様、左近様、黄門様、内府様、右府様、将軍様、公儀様、大御所様、(死後)権現様、東照権現様 その他たくさん しかし、名前を含む呼び方はまず無い イタリアではどのくらい偉くなってから呼び捨て(?)にされるのか気になる ミケランジェロがある日突然初対面の人とかに「ようミケランジェロ!」とか呼ばれるのか… それとも死後評価が定まってからか >>412 日本語では名を呼ぶというのは失礼なことやからな 名を呼んでええのは自分と同格以下の相手だけや そやから父が子を「晋三」とは呼ぶけど 子が父を「晋太郎」と呼んだらあかんねん 敬称付けて「晋太郎様」でもダメや >>416 称号としての意味じゃなく歴史上の人物の尊称として諱の下に付ける用法のことをきいているのだ >>409 少なくとも共和制時代の元老院では ギリシャ語で演説するローマ人が(教養人はラテン語ではなくそうすることがあった) 「訛り」を冷やかされたり気にしたりということがあったらしいし 金持ちはおなじみギリシャ人奴隷の家庭教師をつけていたということがあったので 発音も習ってできるだけ母音yも発音していたのだろう(たぶん帝政時代も同じ) ほかにも帯気音のχ(ch), θ(th), (ph)や (これらは少なくとも借用の時点では閉鎖子音の有気音で、のちに破擦音や摩擦音になった) や有声摩擦音のζ(z) (ラテン語内部ではsは位置によってzの音になり書き分ける必要がなかったが、ギリシャ語は書き分けた) は気を遣ってそれ用に文字や綴りを用意した 【3.11津波は自民由来!? 安倍逮捕秒読みか!?】 ロシア国防省『日本は地震を偽装した核実験を止めよ』 http://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1531966541/l50 2018年、テレビが隠している大ニュース! >>325 名前なのか? タタール人とかコサックとかの親分をいうアタマンのオグズ・テュルク訛じゃないんかい? >>422 東京に当たる「中心」がないからあちこちに「大阪」があるようなもの あちこちの口語の方言の「上位」にコーランの言語・文語を元にした標準語フスハーがあるが その発音はどこの地方の訛りでも対等、という関係 …という話も、今の日本では「訛り」と「方言」の違い自体が分かりづらくなっているので通じにくい >>378 劉備玄徳とか関羽長生とか白居易楽天とか蘇軾子瞻とかミドルネーム付きで呼ぶ人いっぱいいるじゃん >>397 おフランス語では、yは、iが二つ並んでるものと見做す。 ドイツ語のゴシック書体ではiとjの字形の差が無い。 >>353 高雄をたかおと言っても台湾では容認されてる。 >>425 そういう呼び方は三国志演義に変にかぶれたごく一部の日本人だけ 姓+名はわかるし、姓と氏が漢代辺りから混同されるようになったというのもわかるが、 姓+字ってそもそも習慣としてあったのだろうか 字というのは単独で使っていたのだと思う >>421 アタマン、ゲトマン(ヘチマン)はドイツ語のハウプトマンからの転訛と聞いたけど・・・ >>325 >>421 >>329 にもあるがオスマン帝国の初代君主オスマンの名の由来は ムハンマドの弟子の一人、第三代正統カリフのウスマーンUthmaan。 アラビア語には英語のthing,fourthのthのような舌先の摩擦音[θ]があって アラビア文字では4番目の「サー」。ローマ字転写ではthと書く。 周辺の言語にはあまり無い音なので、近隣の言語がアラビア語を借用するとsとかtとかによく訛る。 ウスマーンがOsman, Ottomanなどになるのもそれで、アタマンともドイツ系フランス人の姓とも関係ない。 歴代カリフの名前は、キリスト教徒における12使徒の名前のように、よくイスラム教徒において命名に使われる。 >>429 「たかお」のほうが正しいんやから容認もクソもないわ もっと正確に発音するなら「たくぉ」やけどな 「かおしゅん」なんかもはや原形無いやん >>434 公用語にもなれない場末方言がイキんなや kaohsiungが正式呼称だ 方言でない言語なんて存在せんよ 東京語だって東京方言だ 話者が村1つとか1家族とかの言語は方言無いんじゃないの? >>434 まだ台湾語の「こーひょん」ならまだしも、北京語だと完全に今の土地の人間とも切り離された別物だなw まあ高雄にも北京語が母語の人もいるだろうけど 滅びかけの言語がその状態で最初に記録されたら、個人の言い間違いがそのまま言語の特徴として記録されるんだろうな 萱野茂氏が記述したアイヌ語沙流方言は 他の歴代研究者やインフォーマントたちのアイヌ語沙流方言と非常に違うことがあり 「萱野方言」と呼ばれることがある 90年代以後に出版されたアイヌ語辞書はすべて 沙流方言(と沙流方言から150年ほど前に分かれた千歳方言)で、互いに似ているが、 萱野アイヌ語辞典だけが時どき独特すぎるのだ 萱野茂って人のことは、アイヌ文化の復興、アイヌの自尊心の回復を目指した政治的闘士というイメージで見てたんだけど、ニ風谷の私設アイヌ資料館見てちょっとイメージ変わったわ。 もちろんそういう闘士でもあったんだろうけどさ、根本的にはあの人は、何でもかんでも集めないと気が済まないという病気を持った奇人だね。 訪問した国の空港で買った大量生産の土産物とか、そんなものに至るまでごっそり収蔵してあるんだもの。 「捨てられない病」だよありゃ。 英語圏の人で”アール[Earl]・〜”という人がいた。 てっきり”〜伯爵”かと思ってたけど,このアールはれっきとした名前だった。 それだけ。 >>448 日本のDQNネームにも「王子」とかあるしなあ。 乳母車をベビーカーという和製英語にしたのは誰なんだろう? 近所の国際結婚した奥様がベビーストローラーを買おうとホームセンターに 行ったけど店員に通じず、たまたま買い物でいた俺が引っ張られて 通訳をやるはめに。 >>448 さすがにきょうびそんな名前付いてる人いないけど、日本で言うと、宿禰みたいなものか? アメリカの人形劇「恐竜家族」の主人公のオッサンがアール・シンクレアって 名前だった。 ほかにもご年配のアメリカ人でアールってファーストネームの人を幾人か見かけた。 (参照:グーグル先生) >>450 乳母車というのは四角い箱型で、ベビーカーとは構造も活躍した時代も違う 英語圏でベビーカーといえばそれは超小型自動車のこと。 ベビーストローラーとは全く無関係。 >>456 それは武器 仕込み槍やマシンガンがついている それを比喩的にマシンガンと呼ぶのは絶対間違いなんですか? >>460 織田信長を薬師丸ひろ子と呼んでも比ゆ的に間違いないのならば。 元武士の家系って現在でも一族で通字を共有しているところがあるそうだけど, それらの家では戦後も頼(より)、綱(つな)、景(かげ)、興(おき)といった古風な響き の物を通字と組み合わせて男児に命名してたんやろか。 例A:正(まさ)が通字の家 正(まさ)+頼(より)=正頼(まさより) 例B:直(なお)が通字の家 直(なお)+綱(つな)=直綱(なおつな) みたいな感じで 黒田長隆 1952〜 伊達泰宗 1959〜 前田利宜 1963〜 毛利元栄 1967〜 細川護光 1972〜 意識してるよな 俺の知ってる飛鳥井さんはロースクール生だったけど、雅が付いてたな。 親しくなかったから直接は聞かなかったけど、羽林家の飛鳥井家の末裔だそうだ。 下につけるとクラシカル、上につけると現在でも普通にありそうな響きの勝(かつ) 前者:正勝(まさかつ) 重勝(しげかつ) 元勝(もとかつ) 後者:勝之・勝行(かつゆき) 勝広・勝洋(かつひろ) 勝彦(かつひこ) >>463 現在は通字に也(や)・樹(き)・人(と)のような現代風の要素を組み合わせたりもするような。 忠也(ただや)・正樹(まさき)・直人(なおと)とか あと正(まさ)が通字の家の長男には正(まさ)を音読みにして正一(しょういち)・正太(しょうた)と 命名する家もあったりして。 直人の女性系?の直美は、聖書由来のNaomiにもかけられるな。 >>462 オタクって比喩的センスが決定的に欠けてるね あれはあれ、これはこれ、で「似ている」が一切思考にない 将軍が大名に自分の一字を与えてたけど,大名も親族に自分の一字を 与えてたことをウィキで知りますた(もちろん将軍からもらった物ではないほう)。 江戸時代が終わって大名家の当主が華族となったあとも自分の一字を親族に 与える習慣は昭和の戦前期あたりまで続いてたんでしょうか。 general sir と呼ばれた方がよくないか?大佐とか。 日本の会社名でよく見かける”〜サービス”という名前、 ここでのサービスは”社”みたいなニュアンスなのね。 てかサービスに”組織””機関”という意味合いもあったことは 恥ずかしながら後になって知りますたorz NCIS=Naval Criminal Investigative Service=海軍犯罪捜査"局" SIS(通称MI6)=Special Intelligence Service=秘密情報"部" SAS=Special Air Service=特殊空挺"部隊" ×:ニュアンスなのね。 ○:ニュアンスなんやろか。 アメリカ陸軍のCommanding Genraral, イギリス陸軍のGeneral Officer Commanding, いずれも将官級クラスの指揮官に冠せられる呼称らしいけど 現地でのニュアンスとしては指揮”将”官が近いのか はたまた”総”指揮官が近いのか。 ポルトガル語の場合、同じGeneral由来でも将軍をさすときは ”General”と原型をとどめてるけど、総合・一般を意味するほうは ”Geral”に変化してるんだっけ。 I am a Japanese general adult man 私はアダルトマン将軍である! >>472 かなり以前、NHKドラマ「新・西洋事情」で、「サービス」の行き違いのトラブルをやってたな。 英国の会社の人が「サービス」で任務外の私的手配をやってくれたが、 後日、そのサービス料の請求書が来た。 「これはサービス(おまけ・無料)でしょ?」 「はい、サービス(任務外業務)です。ですからサービス料をいただきます」 「サービス残業」もそのパターンだな。 なぜ”サービス”という語は無料という意味を獲得したんだろうか? 「真に価値があるのは物自体であって、役務や労働など本来は無価値なものだ」という価値観があるのかな? 飯屋で「こんなもの原価は100円だ」と言って腐す人も一定数はいるよね。 そりゃあーた、人間を北海道に捨て大陸に捨て太平洋に捨てブラジルに捨て、 やっと一息付いたと思ったら団塊ジュニアと女が涌いてくる。 こんな歴史の国じゃ反労働価値説が蔓延するのは当たり前だわ。 >>479 飲食業界以外では「原価」にはもちろん労働力も燃料費も家賃も開発費も保険料も輸送費も含む 食材費だけを「原価」と呼ぶのは飲食業界だけ そんなムチャクチャな計算してるから飲食業はいつまで経っても底辺なんや Serviceですが支援業務以外にただの業務も指してたことを 後で知りました。 例:Legal Service(法律業務=法務) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる