歴史言語学総合【人物名の英語読み★2】
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元武士の家系って現在でも一族で通字を共有しているところがあるそうだけど, それらの家では戦後も頼(より)、綱(つな)、景(かげ)、興(おき)といった古風な響き の物を通字と組み合わせて男児に命名してたんやろか。 例A:正(まさ)が通字の家 正(まさ)+頼(より)=正頼(まさより) 例B:直(なお)が通字の家 直(なお)+綱(つな)=直綱(なおつな) みたいな感じで 黒田長隆 1952〜 伊達泰宗 1959〜 前田利宜 1963〜 毛利元栄 1967〜 細川護光 1972〜 意識してるよな 俺の知ってる飛鳥井さんはロースクール生だったけど、雅が付いてたな。 親しくなかったから直接は聞かなかったけど、羽林家の飛鳥井家の末裔だそうだ。 下につけるとクラシカル、上につけると現在でも普通にありそうな響きの勝(かつ) 前者:正勝(まさかつ) 重勝(しげかつ) 元勝(もとかつ) 後者:勝之・勝行(かつゆき) 勝広・勝洋(かつひろ) 勝彦(かつひこ) >>463 現在は通字に也(や)・樹(き)・人(と)のような現代風の要素を組み合わせたりもするような。 忠也(ただや)・正樹(まさき)・直人(なおと)とか あと正(まさ)が通字の家の長男には正(まさ)を音読みにして正一(しょういち)・正太(しょうた)と 命名する家もあったりして。 直人の女性系?の直美は、聖書由来のNaomiにもかけられるな。 >>462 オタクって比喩的センスが決定的に欠けてるね あれはあれ、これはこれ、で「似ている」が一切思考にない 将軍が大名に自分の一字を与えてたけど,大名も親族に自分の一字を 与えてたことをウィキで知りますた(もちろん将軍からもらった物ではないほう)。 江戸時代が終わって大名家の当主が華族となったあとも自分の一字を親族に 与える習慣は昭和の戦前期あたりまで続いてたんでしょうか。 general sir と呼ばれた方がよくないか?大佐とか。 日本の会社名でよく見かける”〜サービス”という名前、 ここでのサービスは”社”みたいなニュアンスなのね。 てかサービスに”組織””機関”という意味合いもあったことは 恥ずかしながら後になって知りますたorz NCIS=Naval Criminal Investigative Service=海軍犯罪捜査"局" SIS(通称MI6)=Special Intelligence Service=秘密情報"部" SAS=Special Air Service=特殊空挺"部隊" ×:ニュアンスなのね。 ○:ニュアンスなんやろか。 アメリカ陸軍のCommanding Genraral, イギリス陸軍のGeneral Officer Commanding, いずれも将官級クラスの指揮官に冠せられる呼称らしいけど 現地でのニュアンスとしては指揮”将”官が近いのか はたまた”総”指揮官が近いのか。 ポルトガル語の場合、同じGeneral由来でも将軍をさすときは ”General”と原型をとどめてるけど、総合・一般を意味するほうは ”Geral”に変化してるんだっけ。 I am a Japanese general adult man 私はアダルトマン将軍である! >>472 かなり以前、NHKドラマ「新・西洋事情」で、「サービス」の行き違いのトラブルをやってたな。 英国の会社の人が「サービス」で任務外の私的手配をやってくれたが、 後日、そのサービス料の請求書が来た。 「これはサービス(おまけ・無料)でしょ?」 「はい、サービス(任務外業務)です。ですからサービス料をいただきます」 「サービス残業」もそのパターンだな。 なぜ”サービス”という語は無料という意味を獲得したんだろうか? 「真に価値があるのは物自体であって、役務や労働など本来は無価値なものだ」という価値観があるのかな? 飯屋で「こんなもの原価は100円だ」と言って腐す人も一定数はいるよね。 そりゃあーた、人間を北海道に捨て大陸に捨て太平洋に捨てブラジルに捨て、 やっと一息付いたと思ったら団塊ジュニアと女が涌いてくる。 こんな歴史の国じゃ反労働価値説が蔓延するのは当たり前だわ。 >>479 飲食業界以外では「原価」にはもちろん労働力も燃料費も家賃も開発費も保険料も輸送費も含む 食材費だけを「原価」と呼ぶのは飲食業界だけ そんなムチャクチャな計算してるから飲食業はいつまで経っても底辺なんや Serviceですが支援業務以外にただの業務も指してたことを 後で知りました。 例:Legal Service(法律業務=法務) シュワと呼ばれる曖昧母音(発音記号はeを上下逆さにした物)ですが, 英語以外のヨーロッパ系言語においてaやoの綴りに対してそういう発音を する事ってあるんでしょうか。 >>483 ゲール語 カタルーニャ語 ポルトガル語 以上の言語では強勢のないaが曖昧母音化する様だ >>480 史上初めて近代ヨーロッパ標準の総力戦を戦い、海では世界に冠たる米軍にしっかり水浸く屍にされたのに、 蒋介石軍があまりにもヘタレだったものだから、無条件降伏なのに、支那派遣軍100万がまさかの無傷で復員して絶賛子作りwww 戦後の日本の人口動態・経済構造・景気循環のすべては、この蒋介石軍の超絶ヘタレの置き土産としての団塊世代の大発生に始まる。 このタイミングがおかしすぎることが、戦後日本の経済循環の何もかもを、他の旧列強と違うものにしてしまう。 蒋介石の斜め上の置き土産というか、岡村寧次の皮肉な功績というか何というか… ラテン語形の語尾が-asな名前のイタリア語形。 Andreasのイタリア語形がAndrea Lucasのイタリア語形がLuca などaで終わる物があるかと思えば Thomasのイタリア語形Tommasoみたく-asの後にoが付いて asoで終わる物もあるのね。 (Tomaにはならんかったのか) Lucasoってのもあるし多分両方のパターンがある >>483 ドイツ語やロシア語にもある 強弱アクセントを持つ言語ならたいていあるだろう 多くの日本人のアだってほとんどシュワだ 口の開け閉めが少なく、区別・伝達の機能を他の母音と高低アクセントに依存しすぎて子音も弱い >>481 商業は大抵仕入れ値が原価で、固定費・営業費は原価と別建だけれど 日本で”シュワ”というとどうしてもシュワルツェネッガーになってしまうw >>487 語尾が-oなイタリア語形の名前ってラテン語形だと-usなパターンが 多いんで、イタリア語形がTommasoなThomasのラテン語形は Thomasus(ギリシャ語形はThomasos)とばかり思ってますた(´・ω・`) ラテン系言語では語尾 -o が男性 語尾 -a が女性 ということは日本人の女の名前の「○○子」はラテン人の耳には漢らしい名前に聞こえてしまうのだろうか 陸軍 BrigadierGeneral/MajorGeneral/LieutenenantGeneral/General →General(将軍) 海軍 RearAdmiral/ViceAdmiral/Admiral →Admiral(提督) 将官を呼ぶ時は相手が少将や中将でも「General/Admiral+姓」で呼ぶのを映画で 耳にしたけど、イギリスで自国の空軍将官を(〜将軍というニュアンスで)呼ぶ時 って「AirMarshal+姓」で呼ぶのか、はたまた「Marshal+姓」で呼ぶのか。 >>494 ルカとかアンドレアみたく-aで終わる男性名を持ってる人って女っぽい名前だって からかわれたりすんのかね? >>494 もともとは、日本語も 「〜コ」は男だけどな。女は「〜メ」もしくは「〜ナ」 「〜子」が女名前になったのは、藤原不比等の娘の当時としてはDQNネーム的な「光明子」を慣例に逆らってゴリ押しで皇后に立てたところから始まる。 >>489 いやロシア語はそうだがドイツ語にはaと綴る曖昧母音はないだろ >>495 からかわれたりせんわな。語尾がどうあれ、ワードひとまとめで、男名前と判るから。 レーニンがイリヤで、フルシチョフがニキータで、男なのは自明だからな。 日本語でもそうだろ。末尾が、エ、コ、ミ の名前は女名前が多いけれど 権兵衛とか、邦彦とか、正臣とか、書いてるの見ても言ってるのを聴いても 女だとは思わないだろ。 イリヤやニキータは男性名詞だが活用の仕方は女性名詞と同じなんだな >>496 蘇我馬子(そがのうまこ)、小野妹子(おののいもこ) うん、男やな スペイン語圏で最もありふれた姓の一つ、ガルシア(Garcia) 本来は名前、それも男性名で10〜12世紀頃のイベリア半島でキリスト教勢力の 君主の名として用いられてました。 ttp://hikakukentiku.web.fc2.com/keizu/SpainKing.htm >>499 ディーミャ(ウラジミール)とか、ミーシャ(ミハイル)とか、アリョーシャ(アレクセイ)とか、ワーニャ(イワン)とか、ステンカ(ステファン)とか 愛称形で慣れてるからな。 非英語圏のヨーロッパではマリア/マリーがミドルネームやサードネームに 入ってる男性もいるけど,第二次大戦期のクロアチア国王トミスラヴ2世は アイモーネ・ロベルト・マルゲリータ・マリア・ジュゼッペ・トリノ=ディ=サヴォイア って名前だった。 マリア/マリー以外の女性名がフルネームに含まれてる男性って存在するのね。 そういや英語圏で女性名として使われてるメレディス(Meredith)ですが,本来はMeredyddと 綴るウェールズ風の男性名だったことを最近になって知りますた。 Meredyddで画像検索かけたら男の顔がわんさか… >>500 藤原鎌足なんて、若い時分は、鎌子だぞ。今だとなんだか二丁目にいそうなどっちだか判らん名前だ。 中国の孔子や孫子とかにあやかって男に〜子ってつけたのが始まりなんだっけ 女性っぽい名前を持つ著名な男性で思い出したのが フライングタイガースの隊長、クレア・リー・シェンノート >>508 漢語の○子は、○のものとか、○のところのホラあれ とかいうような感じの接尾辞だからな。 孔子とか孫子とかいうのは、孔さんところのあの有名な人、くらいのもの。 電子とか、鉗子とか、餃子とかの、「子」も、電気のアレ、挟むアレ、ひねってとじたアレ、だからな。 >>501 ガルシア・マルケスのガルシアを個人名だと思ってしまってもしょうがないやw 仲達こと司馬懿、 懿は呂后に惨殺された戚夫人の名でもありました(戚懿) そういや日本でも”懿”の字を名前の中に含んでる人がいましたっけ 兵頭正懿 ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E9%A0%AD%E6%AD%A3%E6%87%BF フランス語圏では男も女もルネ、アンドレ ただし女のほうの綴りはアキュートアクセント付きeの後にもうひとつeが付きますw 女性名のルネはイタリア語読みだとレナータ イタリア語の―ataがフランス語では―eeに変化するといえば、軍を意味する イタリア語Armataもフランス語ではArmeeとなってたような。 英語で雇われ人を意味するemployeeもフランス語からだな スペイン語、そしてそこから借用したタガログ語だとempleado アマデウス、アメデオのフランス語形アメデは男性名だけど アキュートアクセント付きeの後にもうひとつeが付くAmedee. >>519-521 イタリア語やラテン語で動詞語幹+-ataは過去分詞形(女性形) 仏語では-e´(男性形)、-e´e(女性形)になる その時動詞は他動詞で、過去分詞形は「〜されたもの」という意味で名詞扱いされている -ata/-ato由来の語彙には複数形(〜の集まり[〜が集まった物?])のニュアンスも あるのかと思ってますた。 Crusade(十字軍=十字の集まり) Granada(ザクロ=粒の集まり) Armata(軍隊=武装集団=武装の集まり) スペイン南部のグラナダって柘榴って意味だったのか 知らんかった ググってみたら街のマンホールにもザクロが描かれてるみたいっすよ>グラナダ モーツァルトの名が「母を訪ねて三千里」ではチビ猿に使われてますた (ここではモディリアーニなしね) >>496 光明子も何というか、芸名みたいなものでしょ? この時代、女の名前なんて残らないものなでも、お后は別 カリブ海地域やベネズエラ出身の大リーグ選手の名前を見てると、ちょくちょく英語そのままのがあったり、何語由来かわからないのがあるな ギジェルモじゃなくてウィリアムだったり たいていアフリカ系だけど、ラトーヤとかビヨンセってつけるアメリカの黒人と同様に、中南米のアフリカ系では変わった名前を付けるのが流行ってるのかな >>530 どっちもラテン系、スペイン語もしくはフランス語由来、じゃないのか? >>524-526 柘榴・・・・売春婦を意味する隠語・・・・ 今日はゴードン事件のあった日。 https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1516781639/016 アメリカでは普通の「ゴードン」という名前の人物やキャラクターが日本では全く受けないのは この事件のトラウマがいまだにあるからだという人もいる。 「ゴードン」の名を持つ芸能人が日本進出しようというとき、「ゴードン」を外したり使わない芸名に 変えたりという話を聞いたことがある。 >>530 そりゃ、中南米の文化つったら、旧宗主国だけじゃなく アフリカや現地先住民、東欧やイタリアやアジアからの移民まで 色々な文化がルーツにあるからな 識字率の低さ故、または読みやすさ優先の変形も発生しやすい 最近は、旧宗主国の言葉はダサい 英語の方がカッコいいって感覚の人も多いみたいだし 日本でもそうやけど「英語がカッコいい」という価値観はどこから出てくるんや 英語ほどねじくれた変な語感の言語はそうそう無いで 自分も、英語に言葉として優れてる点なんて全然ないと思う けど今はどの国でも最初に勉強する外国語が英語だし エンタメ業界はアメリカ産一人勝ち状態だし 自国文化ダサいアメリカ人カッコいいって感覚になっちゃう人も多いのでは 西洋語の中ではやっぱりイタリア語が一番カッコええかな 開音節で発音明朗やし おフランス語は美しいとよう言われるけどそうは思わん なんかモゴモゴした発音多いし、あれラテン語のズーズー弁やろ 英語がほかの欧州語と比べて優れているのは、性別が無いことかな。 単語がその意味と無関係にいちいち男性・中性・女性って、意味わからん。 男 女 中性 男寄り 女寄り ぐらいに分けるといいな。 >>535 文化、技術、経済、軍事、政治のどれかで突出したものがある国の言語は格好いいだろ。 奈良時代に日本が唐の真似ばっかりしまくったり、明治に森?外が子供にバタ臭い名前つけまくったりしたようなのと同じだ。 >>538 名詞にクラスがあるのは人語として割と普遍的な性質。 文法的に表面上顕在化しにくいけれども、日本語にも名詞にクラスあるよ。 抽象、具体物、動物 の3つ。 スワヒリ語等バンツーだと10以上名詞クラスあって文法的にも峻別。 >>538 中性のある言語は男女だけの言語に比べると 無生物を中性にぶっこめるのである程度は理に適った分類になる 薬の名前でンで終わるのが多いのは ギリシャ語の中性単数の語尾からで、 「物質」という属性があると思えばいい ラテン語なら◯◯ウムに当たる >>544 原初印欧語の話者たちの最大の関心事が、ヤる、掘る、だからな。そりゃ、姦れる、掘れる、役に立たねーの三分類だ。 ドイツ語なんて、KindとかMaedchen が中性だろ。こりゃまだヤれねえ、ってことだよ。 >>484 フランス語が含まれてないのが意外 >>536 二度の世界大戦がなければ英語の国際的地位は現在より低かった? >>546 第二次大戦後に全世界ボロボロの中でUSだけが繁栄という状況が10年ほど続いたのは大きかったね キラキラネームとありまして ヒャルマール・シャハトのフルネームはホレス・グリーリー・ヒャルマール・シャハトで 父親がアメリカのジャーナリスト、ホレス・グリーリーにちなんでその名を付けたそうですが 当時のドイツではキラキラネーム扱いされたんでしょうか。 >>545 「する側(他動詞の主語)」と「される側(他動詞の目的語)」の違いは重要 印欧語のどの言語でも男性名詞と女性名詞は、単数・複数とも主格と対格が別々の形を持つ 中性名詞だけが単数複数ともに主格と対格が同形なのは、ちゃんと意味がある 原初の印欧語の名詞のジェンダーは、ヒッタイト語がそうであるように、有生/無生の区別しか無かった 有生名詞は他動詞の主語になったり目的語になったりすることが多く、それに適した主格と対格の区別があった 無生名詞は他動詞の目的語になるしかなく、主語になる形はあまり必要なかったので対格と同形で済まされた 印欧祖語はヒッタイト語と分岐した後に男性/女性を区別するようになったと考えられている 中性名詞はたとえ人間名詞であっても主体的に何かを処理することが少なく、受け身の立場が多かった (ウィキペディア英語版「Animacy」の項目を参照) そっちの言葉でいうと、男性と女性は異性間でも同性間でもやったりやられたりの関係、 子供のような中性は人間でもモノと同じで一方的にやられるだけの立場だったってこと(「やる」はいろんな他動詞) 現代英語のようにいろんな抽象名詞含む無生物名詞が他動詞の主語になるのは非常に新しい現象で、 古い時代ほど「ありえない」文だったし、世界の言語の多くはふつうはそうしない 現代日本語でも「疲れが私をベッドへ運んだ」とはまず言わず「疲れたのでいつのまにか寝ていた」という 抽象名詞「疲れ」(とここでの「強制力」)を他動詞主語とせず、人間名詞を優先的に主語にして無意志でも自動詞文で済ませている 英語圏だと本来は姓だった物を名前として用いる事もあるけど, 非英語圏のヨーロッパ地域ではそういうの見かけんような。 せいぜいフランシスコ・ザビエル(=エチェベリア)にちなんだハビエルが スペインやスペイン語圏で用いられてるくらいなんかね? >>550 ヒッタイト語は激しい言語接触を経験して文法が単純化しただけのような 本来は姓だった物と書いたけど、ガイウス・ユリウス・カエサルのカエサルのような 古代ローマのゴグノーメンではなくて、ホレイショ・ネルソンのネルソンみたいな物ね >>551 フリオ・イグレシアス(Julio Iglesias)のJulioは、ラテン語ならJuliusだな。 ガイウス・ユリウス・カエサル(Gaius Julius Caesar)のJuliusだよ。意味はgens Julia、渾名のAscaniusで有名Julusの末裔、 族祖をJulusとする一族、つまり、本姓の部分な。Gaiusがファーストネーム、Caesarが家名(苗字)だ。 スペインとはヨーロッパ圏の反対側のロシアにもあるな ゴルバチョフ時期のソビエトの外交官のЮлий Михайлович Воронцов (Julij Mikhajlovich Vorontsov) >>552 印欧語全般に男性名詞と女性名詞の格変化のパターンは非常に類似していて、 それらと中性名詞のパターンの違いがくっきりしているので、 前者は後から分化したと考えるのが自然だ https://en.wikipedia.org/wiki/Grammatical_gender#Indo-European 後の印欧語で中性と汎性(無生と有生)の二分法に退化した言語は オランダ語やノルウェー語などいくつかあるが、それにはもっと長い時間がかかっている 喉音H1,H2,H3の保存などを考慮すればヒッタイト語の年代は他の印欧語よりも飛び抜けて古い ヒッタイト語が過去に接触した言語と言えばまずハッティ語だが、多くの影響を受けながら、 ヒッタイト語はハッティ語が属すると考えられている北西コーカサス語の特徴、 高度な膠着語的特徴、能格性または活格性といったものを一切持っていない ハッティ語がヒッタイト語に及ぼした影響は語彙的なものにとどまるものだったと考えられる もう一つ、ヒッタイト語と大規模に接触した言語はアッカド語だが、 アッカド語は他の多くのセム語と同様に中性を持たず、男性と女性のみだから、 汎性と中性だけのヒッタイト語とはまっこうから異なる 文字体系などの影響は大きいが、アッカド語もヒッタイト語のジェンダーに影響していない つまり、男性・女性のみのアッカド語と、中性・汎性のヒッタイト語の接触で、 新しめのセム語や印欧語に男性・女性・中性ができたんだろ? 新し目のセム語ってなんだよw ヘブライ語もアラビア語も中性なんてないよ だいいち海の民に一撃でのされたヒッタイト語が アナトリアを出て全印欧語に影響するわけないだろ >>556 英語は人称代名詞が入れ替わるほど激しく古ノルド語と接触したらそのどちらとも違う孤立語的な特徴を帯びるようになった。 ヒッタイト語に起きたのも似たようなことじゃないかね。 クヌート王とかの時分なら、まだ英語になっていない上に、アングロ語もデーン語もお互い素で通じるくらいに同じだろ >>559 思いつきと想像だけなら何とでも言えるがそれだけなら定説は覆らない 英語が孤立語的になったのはノルマン・コンクエスト以後のこと 格変化も失い語順と前置詞に依存し 時制も複合化しつつあったフランス語が何百年も上位にあり続けたからこその変化 デーン人の古ノルド語では文法の根幹までは変えられなかった 代名詞だけならいくら借用しても全体の構造は変わらない事は 日本語・朝鮮語・ベトナム語などアジアの諸言語でわかる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる