>>812
オウとオオとオーは基本的にはまったく同じと考えていい
単に意味を区別するためにつづりの上で区別しているだけだ

そもそも[ou]という音声連続自体が稀有だ
例外は「乞う」「問う」といった動詞の語幹+活用語尾の例だが、
これだって文法を意識した国語教育の賜物で生まれたいわば「綴り字発音」で、
他の活用形や他の動詞の終止形との整合性をいつしか求めて、
2母音連続のように発音するようになっただけであり、
文語の朗読などでは長母音で読んでいたのだ
とはいえ現代では長母音ではないのだから、これだけはouと綴ってもいいだろう
だがその他の「動物」「獰猛」「どうしよう」「大物」「氷」「オーストラリア」のオウ、オオ、オーは
すべてooでいいと思う
母音字上の長音符号を廃止するアイディアはいいと思うが、ハイフンは美しくないし、
存在しない発音ouをつづりに入れる99式は結果的に無駄な労力を強いている