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ヘーラクレースは、ギリシア神話の英雄。
ギリシア神話に登場する多くの半神半人の英雄の中でも最大の存在である。
のちにオリュンポスの神に連なったとされる。
ペルセウスの子孫であり、ミュケーナイ王家の血を引く。
幼名をアルケイデースといい、
祖父の名のままアルカイオスとも呼ばれていた。
後述する12の功業を行う際、ティーリュンスに居住するようになった彼をデルポイの巫女が
「ヘーラーの栄光」を意味するヘーラクレースと呼んでからそう名乗るようになった。

ヘーラーは、ギリシア神話に登場する最高位の女神である。
その名は古典ギリシア語で「貴婦人、女主人」を意味し、結婚と母性、貞節を司る。

このヘーラーの名が「英雄ヒーロー」の語源となっているという推測は、
アウグスティヌスやセビーリャのイシドルスの著書に記されている。