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世界における王制・君主制 Part.10

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0001世界@名無史さん
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2018/08/10(金) 18:04:55.530
日本の皇室の話はこちらにもあります
皇室・王侯貴族
https://egg.5ch.net/emperor/
日本史
https://lavender.5ch.net/history/
日本皇室のみの話題は荒れやすいのでお控えください(世界史観点からの比較を除く)

>>980過ぎたら次スレ立ててください

◆参考サイト
欧州の王室などの家系について
ttp://nekhet.ddo.jp/
欧州の王室人の現在の消息(英語)
ttp://www.hellomagazine.com/royalty/
欧州以外の王室(英語)
ttp://www.4dw.net/royalark/

※前スレ
世界における王制・君主制 Part.9
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1529229888/
0280世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 20:00:07.430
君主に残された三つの権利もその範疇。この三つの権利は、「政治関与」すなわち影響力ではあっても、命令権限には基づかない。
英国は「君臨すれども統治せず」の憲法律によって、大日本帝国は憲法典3条、4条、55条などによって代表される帝国憲法体制によって、君主個人の意思による命令権限は制約された。
 
しかも、帝国憲法体制においては天皇の代行者として元老が存在した。元老不在後は内大臣と重臣が存在した。
英国君主にも相談に与る長老政治家がその時々に存在したが、日本の場合はさらに制度化された元老や内大臣が存在した点で、さらに影響力の行使には条件が抑制的であったと解さなければならない。
 
勿論、バジョットと同時代のヴィクトリア女王はしばしば政治に容喙した。その事実は女王崩御直後に書簡集が公表され、日本でも著名な国際法学者であった立作太郎により翻訳されている。
また、吉野作造などは「憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず」において、女王の容喙が歴代大臣を懊悩させた事実を指摘している。
0281世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 20:05:43.120
>>279
意味不明ったって、現に韓国の法で韓国の元首経験者みんなお縄になってんじゃん。
0284世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 20:48:26.140
千年続く高貴な血統で清廉な人格者を元首に頂いていることが、羨ましくて、劣等感を刺激されるんだよ。
0286世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 20:56:21.560
刑法犯になった大韓帝国皇帝って聞かないな
軍事裁判の被告になったなんてことも無いし
0287世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 21:03:18.860
世宗大王のような名君もいれば翼山君のような暴君もいる
李朝も500年もの歴史があれば色んな君主が出現するわな
0289世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 22:05:26.890
ノルウェイの王室デンマークの王室の分家ってこと?
0290世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 22:10:02.200
ただし、女王といえども議会の決定を覆すことは出来ないとの前提が存在する。女王の関与は首相や外相など国務大臣や一部の相談役の政治家に限定される。
これは、統治機構内部における三つの権利による影響力の行使は許されても、それは決して命令権限に基づく統治行為ではあってはならないとの意味である。
たとえ、臣下に対して女王がどれほどの影響力を行使しても、それは警告なり激励なり相談なりを聞いた国務大臣の責任である。決して女王が自由自在に関与していたのではない。

後の英国君主も政治に関与した。特に、1931年の混乱に際して、ジョージ5世が労働党を除名され少数を率いるに過ぎないマクドナルドを首相に選任した行為には、批判が強い。
古くはハロルド・ラスキが、最近ではヴァーノン・ボグダナーのような憲政史家が国制違反(日本流に言えば憲法違反)として批判している。

ただ、それすらも18世紀の暴君であるジョージ3世のような専断ではない。議会が自ら首相を選任できない状態であったので、英国憲法の伝統に従って国王が調停者として裁定を下しただけである。
旧憲法下でも新憲法下でもこのような法が日本には存在しないが、それが英国憲法の伝統である。帝国憲法下の元老の役割を君主自らが果たしたと解すべきである。
0291世界@名無史さん
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2018/09/11(火) 22:22:43.740
ジョージ3世が暴君というのは違和感があるな
彼は堅物で融通の利かない面もあったが品行方正で国民からは愛されていた
イギリスと独立戦争で戦ったアメリカ人たちもジョージ3世が根は善良な人物だったことを
知っていてジョージ3世への敬愛から独立を躊躇う人が多かったくらいだし
0292世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 01:34:05.010
>>287
世宗大王って、全く普及しなかった諺文作ったことくらいしか功績無いだろ。
普及させたのは日本の占領時代だし。
でもあんなもの使い物にならんから韓国人の精神水準は未開人そのもの。ラテン字かキリルにしといてやった方が親切だったな
0293世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 02:50:34.420
韓国皇帝は現在2つの自称皇帝が争っている
フランスは皇帝と国王、国王派が3派ぐらいで争っている
ブルボン家とスペインボルボン家とオルレアン家だっけ
0295世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 05:06:00.550
>>293
スペインボルボン家については支持者はいるにしても
自らフランス王位を主張するなんてアフォなことはしない。
隣国との国際紛争を招くようなことや、
「スペイン王よりフランス王のほうがカコイイ」と言っていると解釈されたら
自国民の支持を失って王位を追われて元も子もなくなってしまう。

アルフォンソ13世の長男が貴賤結婚で継承権を放棄、
次男が障害の為継承権を放棄したため
現スペイン王家は三男の系統。

その次男の系統が「スペイン王位継承権は放棄したけど、ブルボン家家長まで放棄していないぞ」と
本家筋の断絶したフランス王家の継承権をオルレアン家と共に争っていて、裁判沙汰になったことも。

裁判所は、「ここはフランス共和国の裁判所であり、王国の王位継承権など関知しない」と門前払い。
0297世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 14:24:14.990
>>295
スペインボルボン家はフランスに対して継承権だの領有権だのを未来永劫要求しないという約束でスペイン王位に就いたんだから、
フランス王位について四の五の言う資格無いだろ
0298世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 14:54:57.470
フランス・スペインの合同禁止が条件で、継承権自体は留保してるんじゃないの?
0299世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 20:15:07.760
>>298
そう。フェリペ5世の系統は仏王継承権自体は放棄していない。
一方でアルフォンソ13世の次男の系統は西王継承権は放棄している。

で、その次男の系統は西王は王位を請求しないけど
ウチはブルボン家の本家には違いないし、仏王の王位は請求するぞと。
0300世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 20:30:02.040
ブルボン家のアンジュー公ルイス・アルフォンソに第4子、オルレアン家のヴァンドーム公ジャンに第5子がそれぞれ生まれるそう。ブルボン家はますます安泰。
現在でも男系男子130人以上いるし。先代パリ伯アンリは11人の子供、40人の孫、111人の曾孫が生まれている。
0301世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 20:36:19.460
アルフォンソ13世の次男の系統は
三男の系統であるスペイン王家やらオルレアン家やら
ほかのルイ13世の子孫に鬱陶しがられているな。
0302世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 23:39:41.460
フランスの王様になりたいとか、よっぽどギロチンがお好きなのね
0303世界@名無史さん
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2018/09/12(水) 23:42:01.110
>>295
反革命・国家転覆画策で、ひっとらえて牢屋にブチ込んで置きゃあいいのに。
普通の裁判所だと死刑廃止だから、軍事裁判に移して、銃殺な。
0304世界@名無史さん
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2018/09/13(木) 00:33:33.080
鉄仮面みたいに終身禁固がフランスらしくていいんじゃないか
0305世界@名無史さん
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2018/09/13(木) 09:00:01.660
>>300
ハプスブルク家の大公女との間に娘をもうけたブルボン=パルマ家の王子はまだ結婚しないのかな?ブルボン=パルマ家は男子が多いけど、直系は現パルマ公の一人息子しかいない。
0306世界@名無史さん
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2018/09/13(木) 15:23:14.820
ボナパルティストの後継者殿はいつ結婚するのか
そういや王侯の結婚ってフランス公と意外にナポレオン公が出ることが多いと
やっぱアンジュー公はスペイン王に睨まれてるのがあかんのか
0307世界@名無史さん
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2018/09/14(金) 00:50:40.890
>>295
アルフォンソ13世は王制を潰してるだけあって君主としてはかなり無能というかアホな人物だったみたいだね
フランコ総統が王制主義者じゃなかったら今でもスペインは共和国のままだっただろうね
0309世界@名無史さん
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2018/09/14(金) 01:38:29.910
洋の東西は違うが、馬鹿で有名だった朝鮮の最後の皇帝とそっくりなんだよ
0310世界@名無史さん
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2018/09/14(金) 01:45:03.190
ロマノフ家のゲオルギー大公はいつ結婚するのか?このマリヤ大公女の系統(この系統も疑義があるが)が絶えたら正統な有資格者が完全に消滅する。
ロマノフ家は帝政崩壊後に成員が激減、子孫もほとんど生まれず断絶の危機、帝政崩壊後に成員が激増し、500人以上の子孫を数えるハプスブルク家とは真逆。
0311世界@名無史さん
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2018/09/14(金) 02:21:28.000
>>309
純宗皇帝が馬鹿で有名だったというのか?
確かに彼には軽度の知的障害があったとは聞くが
0312世界@名無史さん
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2018/09/14(金) 13:57:54.150
>>311
実際韓国の掲示板でも「純宗は馬鹿だから父が警戒して飲まなかった(毒入り?)コーヒーを飲んで中毒を起こし再起不能になった」みたいなことを書かれている
0313世界@名無史さん
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2018/09/14(金) 14:01:14.290
>>310
貴賤結婚規定をスルーすればいくらでも成員はいるんだから、そこはそういう条件下の人らの下でなんとかするんじゃないの
0314世界@名無史さん
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2018/09/15(土) 00:28:10.270
>>205>>207
イギリスの立憲制は、
「議会は、君主の意思を汲んで空気を読む」
「君主は、空気を読んで議会に楯突くことをしない」
こういうなんとも島国的な「空気による運用」なんだよね。不磨の大典の発想とは対極にある。

日本も同じように空気を読む国だったのに、うまくいかなかった。
それは、不磨の大典としての(既に大正時代には時代遅れの文言になっていた)憲法典が存続してしまったことに加えて、
「これは君主大権だぞ」と威張る「帝国議会議員」という、斜め上の発想をするわけのわからん無能が出てきたから。
こういう、ロールプレイを壊す奴がでてくるのは、日本の政治文化の本当に致命的な欠点。
古くは板垣退助なんかもやらかしてるw
0315世界@名無史さん
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2018/09/15(土) 00:30:02.310
ウラジーミルはなんで子供一人しか作らなかったんだろう、娘のマリヤもゲオルギー一人だけだし。経済的な問題とか?革命の時に亡命した皇族は財産を確保してたのか、マリヤはそこそこ裕福な感じだけど
しかしオットーなんかはカールが生まれるまで五人の娘が続けて生まれても諦めなかったのはすごいな
0316世界@名無史さん
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2018/09/15(土) 03:20:44.180
>>314
元来変化が大嫌いなのに、たまに全てをぶち壊すような阿呆にみんなが乗ってしまう謎の国、それが日本
0317世界@名無史さん
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2018/09/15(土) 10:25:20.550
>>315
アルフォンソ12世の王妃の兄のフリードリヒ大公なんて
8人娘が続いて最後の9人目が男だったから諦めないことが大事かと
でもこれ妻がよほど丈夫じゃないとできないけど
0319世界@名無史さん
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2018/09/15(土) 22:00:04.850
>>318
フリードリヒ大公の長男アルブレヒトが最後のテシェン公。

アルブレヒトは生涯に3度結婚した。
全ての婚姻がハプスブルク家家内法が定める配偶者の身分基準を満たさなかったため、テシェン公爵家の血統上の正統後継者は彼の代で途絶えた(傍系の従兄弟たちも結婚した者は同様の状況であった)。
0320世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/15(土) 22:00:28.800
ゲオルギー大公は男系だとヴィルヘルム2世の子孫で、ホーエンツォレルン家の傍系にあたるけど、ゲオルギー大公が家督を相続したら家名は変わるのかな?
ホーエンツォレルン=ロマノフ家になったらハプスブルク=ロートリンゲン家以上にインパクトがある家名だと思う。
0321世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/16(日) 07:57:23.050
ロマノフ=ホーエンツォレルンじゃないの
ロシア語読みでどうなるのかはしらんが
0322世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/16(日) 08:23:45.520
つーかルクセンブルクの君主家は
ナッサウ=ヴァイルブルク家とかパルム=ルクセンブルク家とか称して
「ブルボン」の家系であることを称していない。

ルクセンブルク=ブルボン家とかナッサウ=ブルボン家とか称すればどうかと。
0323世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/16(日) 10:00:02.420
ニコライ2世の身元確認のためにエディンバラ公のDNA型鑑定をしたことがあるけど、男系ということなら二人ともオルデンブルク家の子孫だし、皇帝がピョートル3世の子孫かわかりそうなものだけど、わからないのかな?
0324世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/16(日) 11:14:22.39O
源氏物語みたいな事態が現実に起こっていないとも限らない…
0325世界@名無史さん
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2018/09/16(日) 12:58:50.750
>>307
スペインって前にも池沼の王様がいたな
そいつがアウアウやってる間に貴族がやりたい放題だったと聞いた
0327世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/16(日) 22:41:44.900
>>324
数年前にリチャード3世の骨をDNA鑑定したら
系図と異なる父親を持つ先祖がいると判明したらしいので
ロマノフ家もやろうと思えばできるかも?
0328世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/17(月) 06:57:04.720
最初の勅令英訳聖書には“Thou shalt commit adultery”(汝は姦淫すべし)とあったくらいだからな
0329世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/17(月) 08:14:11.150
>>322
そんなこと言ったら両シチリア王家のブルボンシチリア家の一員がドイツ等に嫁ぐ時は「ネアペル=ジツィーリエン」さん呼びだった
要はナポリ=シチリア家であってそこにブルボンの名は全く入っていない
0330世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/17(月) 08:27:52.930
源氏でも徳川だったり松平だったり、藤原氏でも前田だったり上杉だったり、するようなものだろ
0333世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/17(月) 19:30:01.740
エディンバラ公は血筋は凄いが、ギリシャ国王の孫とはいえ四男の子で、しかも亡命中で資産もなく本来はイギリス女王の王配として、それほどふさわしい人物とはいえなかった。

しかし、本家のギリシャ王家が廃されても分家がイギリス王家に返り咲く生命力はさすがグリュックスブルク家。19世紀がザクセン=コーブルク=ゴータ家の時代とすれば、現代はグリュックスブルク家の時代といえる。
0335世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 00:46:15.080
>>205
いやしくも法治国家であるならば憲法通りに実施するのが当然なのであって、
どう考えても搦手で民主化を進めようとした美濃部のほうが悪筋なんだよ
0337世界@名無史さん
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2018/09/18(火) 01:21:38.630
憲法で国家の体制規定するなら、主権者だって国家機関の一つだわ、それだけのことなんだけども
搦め手でもなんでもない罠
0338世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 01:32:47.130
違うだろ
国家>天皇なのか天皇>国家なのかが問題
天皇は国家に優越するのに美濃部は国家>天皇を主張して干された
0341世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 02:23:12.760
>>338
本当に憲法をその解釈で運用するなら、法治主義もへったくれもない
定義からしておかしい

明治憲法は、たしかに天皇は神聖って規定されてるけど、その規定が根拠となるならギリギリ法治主義
この場合は、天皇機関説以外の解釈などできない
そうじゃないなら法治主義ではない
そもそも、国家徴明演説自体はそれまでの通説を根拠なしにひっくり返した代物なんだが、あくまで歴史的には
イデオロギー的に見るなら語るべきは何もない
0342世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 02:29:24.270
>>341
なに言ってんだこいつ
明治憲法では「天皇は神聖不可侵」と定められているだろーが
これは「天皇個人」ではなく、天皇に関するものすべてが神聖不可侵だということ
たとえば法的に天皇を規制するものとして「皇室典範」があるが、これも神聖不可侵
つまり皇室典範は明治憲法よりも上位にあると解釈されるのだ
0343世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 02:33:28.230
昭和天皇本人が天皇機関説を支持してる
0344世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 02:42:23.770
>>341
法治国家であることと天皇が国家に優越することは別に矛盾しないが

第一條
大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス

これは憲法によって天皇が統治する権限を持つことを示すのではなく、天皇が万世一系に日本を主宰してきた事実を明文化したもの
つまり天皇の立場を明確にしたものであって、むしろ法文が天皇(という歴史的事実)に由来する

もちろんこんなのはフィクションなのだがそのような立場で憲法は作られた
0345世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 06:30:02.200
帝国憲法下での天皇の位置づけ
日本近代史における、帝国憲法下の天皇の位置づけは三流に分けられる。特に従来のまったく対立する二つの見解に対し、伊藤之雄教授が新説を展開してからは立憲君主のあり方をめぐる議論が盛んである。
 
第一が、天皇を実体的な意味での主権者とみなす見解である。
天皇主権説と呼べる。日本の小中高等学校における教科書的理解ではこの見解は主流であろう。歴史学においても根強いし、憲法学などでも基本的にこの理解を継承している。ピューリッツァー賞を受賞したハーバード・ビックスなどが採用している。
 
その根拠は、四点である。
帝国憲法で最も重要である1条から4条で、天皇を主権者と規定していること。
特に3条では「神聖ニシテ侵スベカラズ」と現人神とした神権的色彩が強いこと。内閣や衆議院の権限は弱く最終的に権力が天皇に帰属すること。「軍部」が統帥権の独立を濫用して独裁と侵略を推進し、天皇もその指導に関与した事実が存在すること。
この説は、以上から天皇を神権的独裁者と解釈する。しかしこの根拠には以下の点からの批判に耐え得ない。

まず、帝国憲法は「統治権」を規定しているが、「主権」には言及していない。わずかに制憲者の一人である伊藤巳代治の英訳が「統治権」を“sovereignty”と訳すが、正文である日本文では「主権」の語は避けられている。違う概念だからである。
0346世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 08:02:31.860
>>344
法治主義って言葉勘違いしてるとしか
古代中国の法家とは根本的に違うんだぞ

国家の統治の根本原則を「法」に求めるのが法治主義
単に法律に従って統治するだけでは法治主義ではない
立憲君主と絶対君主の違いもここにある
絶対君主も基本は勅令を含む法で統治したことには変わりないからな

で、明治憲法が天皇を主権者又は統治者及び行政執行者として規定しているのは明文化されているだけに当然だが
この規定によってこそ天皇の立場を規定するとするのが法治主義的見解となる
この憲法を原則的に無視しうるってのが国体徴明演説の立場で、正直法治主義からはお話にならない
0347世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 09:27:06.890
世の中そういう厳密論動いてると思ってるのか……
なんというか憲法学者そういう人多いよな
0348世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 09:34:26.840
>>347
法学や政治学の世界はそうやって動いてるんだよ
他の学問の世界も同じこと
それを現実にどう当てはめるかは、又別の話ではある

理学だって、研究のために余分な要素排除して要点だけで検討するだろ、同じことだよ
0349世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 11:48:29.220
理論物理と実験物理は違う。
純粋数学と応用数学は違う
0350世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 11:57:59.710
憲法典3条の「神聖不可侵」条項は君主無答責を規定するベルギー憲法からの援用であり、神権政治(theocracy)とはまるで異なる概念である。
もし戦前日本が神権政治であったとするならば、現在に至るベルギーなどの立憲君主国すべてが同様に宗教原理主義国家でなければならないが、そのような主張は不可能である。
本来の「神聖不可侵」の意味は、身体の不可侵と政治上の無答責である。身体の不可侵とは、不敬罪と廃位を禁止し、国法上の罪を問われないことである。
 
政治上の無答責とは、統治権の行使に際しては臣下が責任を負うことを指す。具体的には、天皇の詔勅といえども、国務大臣の副署が無ければ法令としての効力を有さない。
天皇が事実として権力を行使せず、実際は国務大臣その他の機関が行使するからこそ、不可侵でありえるのである。「主権」の所在は問題ではない。
 
帝国憲法の権力分散に関しては事実である。また内閣総理大臣の罷免権も、内閣官制の厳格すぎる運用により制約されていたのも事実である。この点から、議院内閣制の運用として問題が生じていた点は争いようがない。
ただし、それで天皇への権力集中を主張するのは「神聖不可侵」の意味を無視した議論である。大日本帝国憲法が天皇への権力集中を明文化していたとしても、それだけで実権を行使できたとするのは飛躍である。
天皇に権力が集中していても、それは行使の抑制が前提とされた権能である。もし天皇が臣下の意思に反して強行すれば憲法体系の否定である。
0351世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 15:00:17.440
>>342
さらっと読んだけど君、なんかこの1レス内だけで矛盾してない……?
0352世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/18(火) 18:46:41.990
(´・ω・`)知らんがな
0353世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/19(水) 00:38:54.840
>>350
言葉のアクロバットを駆使した言い訳にしか見えないな
そもそも責任は地位・権力と釣り合わなければ無意味である
たとえば飼い犬のやらかしたことは飼い主に責任があるのだが、
それは飼い犬の地位が人間とは釣り合わないから、である

同様に、統治権を有する天皇の責任を権力の足りない臣下に負わせることは不可能
本来ならば臣下のやらかしたことは天皇が責任を負うべきである
0354世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/19(水) 00:40:23.300
>>350
それから国務大臣の副署は「天皇が要する」であるから、
臣下には拒否することはできない
0355世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/19(水) 00:42:24.170
>>351
どこが矛盾ですか?
皇室典範が明治憲法よりも上位にあるのは定説ですが
0356世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/19(水) 01:01:44.560
>>355
ごめん門外漢なんだけど
前半は
「明治憲法によって天皇の地位が規定されている」と読めてここだと
明治憲法(上)>天皇(下)
に見えて

後半は
「皇室典範は天皇の地位と同じであり明治憲法より上回る」と読めてここだと
天皇(皇室典範)(上)>明治憲法(下)
に見える

下位の物が上位の物を規定するのはおかしいと思うんだが……
0357世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 01:49:58.560
>>356
彼は多分勘違いしてると思うのだが
国体徴明演説の立場で解釈するなら、旧憲法の天皇の規定は、事実追認・明示しただけであって、憲法の規定に
関わらず天皇が統治権を持っている、と考えるんだよ
だから天皇>憲法という枠組みとなるわけだ

その意味で、法治主義からはかけ離れた思想なのよ、これ
法治主義の枠から離れれば、理論的な筋は通ってるんだけどね
この解釈だと明治憲法は憲法(Constitution)とは呼べなくなるけどさ
0358世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 02:03:02.510
>>357
やっぱりそうだよね
明治憲法に「憲法は天皇の意思決定によって自由に変更できる」とか書いてあれば342の事も理解できるんだけど
なんと言うか、342が言いたいことは憲法と言う語無しに解決出来てしまうね
0359世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 02:14:40.200
>>358
違います
天皇の神聖不可侵は明治憲法によって規定されたことではなく、
現状を追認した(と当時の人は考えた)だけのこと
つまり明治憲法が無くても天皇は神聖不可侵ってこと

結局は明治憲法は最上位の法典では無かったということであり、
そういう意味で天皇>憲法が成立する
0360世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 02:22:53.980
天皇機関説を唱える者は売国奴ウヨ
0361世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 02:25:18.560
在日認定基準だ
0362世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 02:46:12.350
>>359
そうなのかあんまり変わらないような気がするんだけど……
それって明治憲法が天皇を追認したと言うことは天皇が憲法に外れた行動をとった場合どういう扱いになったの?
0363世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 03:41:47.660
>>360
昭和天皇は売国奴
0364世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 13:09:37.060
>>360
昭和天皇……
0365世界@名無史さん
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2018/09/19(水) 14:00:02.940
国務大権から分離した統帥大権が「軍部」によって独走したとの評価も大幅な修正が必要である。
まず「軍部」との表現も、陸海軍の総称であるのか、陸軍の全部ないし一部を指すのかが不明である。陸海軍が政治的に一致した例など稀であるし、それぞれ組織内に慢性的対立が内在していた。
特に陸軍内の派閥対立の熾烈さは周知の事実である。「軍部」による独裁などは存在しようがなかった。陸軍は軍部大臣現役武官制などを行使して何度も内閣の死命を制したと言われる。
 
廣田内閣への干渉、宇垣内閣の流産、米内内閣の倒壊などはその例として挙げられる。
しかし、陸軍出身者の林内閣や阿部内閣はさらに短命であった。議会やその他の官庁からの種々の拒否権により、政権基盤はまったく脆弱であった。戦時の東条内閣ですら一人の国務大臣の造反により総辞職に追い込まれた。
昭和12年7月7日の盧溝橋事件から昭和20年8月15日の敗戦まで、7人の総理が9代の内閣を組織せざるをえず、諸外国のような一貫した戦争指導などは存在しなかった。
この間、天皇は三つの権利を行使はできたが、それだけである。統帥部の決定に対し、御意向を伝えるのが可能であったにすぎない。
 
そもそも統帥権の独立は帝国憲法の規定ではなく、それ以前からの慣習法である。統帥権も輔弼事項であり、首相・内閣・軍部大臣・統帥部(参謀本部・軍令部)・各軍(関東軍など)の誰がその責任を負い実権を行使するのかに関して、権限争奪の長い歴史がある。
これは行政法の問題であって、憲法典の問題ではない。むしろ憲法典は天皇の大権行使を抑制していた。
 
結論的には、天皇主権説は論理矛盾と事実誤認により破綻しており、成立しない。政治的に為にする議論としては別だが。
0368世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/20(木) 07:59:57.700
フランツ・フェルディナント大公の居城だったアルトシュテッテン城は、現在大公の曾孫にあたるアニタ侯女が所有してるけど、この城はホーエンベルク公ではなく彼女の子供たちが相続するらしい。
0369世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/20(木) 08:10:08.480
メラン家なんかもチロル地方に今でも城を持ってる。
0370世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/20(木) 08:30:06.500
フランス第五共和制政府はアルザス=ロートリンゲン地方をハプスブルク=ロートリンゲン家現当主カール・ハプスブルク=ロートリンゲン氏に返還すべき
0371世界@名無史さん
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2018/09/20(木) 23:12:27.940
>>341
いや、帝国憲法を素直に読めば、上杉慎吉説になる。美濃部説はかなりアクロバティックな牽強付会説。
というか、条文をちゃんと読まずに、ドイツ仕込みの法学理論を先行させてる。

これ、戦前の法律学界の悪癖のようなものでもあって、民法に大きな原因があった。
本来は、法典論争後の改正民法(今年に改正される前)は、ボワソナード民法つまりフランス法の影響が強いものだったのに、
勝手にドイツ流の謎概念を割り込ませて、それが当然のことだと平然としていた。
0372世界@名無史さん
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2018/09/22(土) 00:00:01.750
今の教科書にはよく、「戦前は天皇主権、戦後は国民主権」と書いてあります。
これは「戦前は天皇のような独裁者がいて暗黒の社会だった。それが今の憲法によって明るい民主主義の世の中になった」との意味です。この意味での「天皇主権」「主権は天皇にあった」は事実としても法理としても完全な間違いです。

これとよく混同されるのですが、確かに戦前にも「主権は天皇にあるか否か」という大論争がありました。

主権は天皇にある派=穂積八束&上杉慎吉の正統学派、吉野作造。著作をよく読めば清水澄。

主権は天皇にない派=美濃部達吉。著作をよく読めば佐々木惣一。(主権は国家に?)

この論争、美濃部の圧勝です。
結局、主権を「現実の統治権は誰にあるか」に限定した定義に絞ったのが勝因です。現実に天皇は独裁者でも何でもない以上、穂積や上杉が権力のあり方を持ち出した以上、「では天皇は独裁者か」と美濃部に反論されて何も答えられなくなるのです。

さすがに清水は「国民の権利は天皇によって保障される。だから天皇から統治の正当性を与えられている政府は国家(もちろん国民を含む)を守る義務がある」との論理構成です。
当時の官僚は「そういう建前ですね」と理解したようですが。清水が天皇主権説かどうかを言い切るのは難しいのです。少なくとも粗雑な穂積・上杉とはまるで違います。
0373世界@名無史さん
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2018/09/22(土) 01:15:55.020
>>372
現実の統治権ではなく、現実の(実存する)法体系だろ。美濃部は「統治とはすなわち法体系のことだ」と話をすり替えた。
だったら、天皇は法体系の一部に過ぎなくなる。これが国家法人説の根幹部分で、イエリネックのドイツ国法学の議論そのまま。
でも、帝国憲法にそうは書いてない。天皇に統治権があり、正統性は天照大神に由来する。
その統治権を、法令を制定し執行することで行使する。これが上杉の伝統的解釈であり、伊藤の立法趣旨でもある。

普通に読めば上杉説なのさ。美濃部説に到達するためには、ドイツ国法学(概念法学)という特殊な法律観を受け入れて、
条文を無視してそっちを先行させなければならない。
何より先に「法体系」という巨大な論理ピラミッドがそこに実在するという、一種のドグマというか宗教。王権神授を笑えない。
0374世界@名無史さん
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2018/09/22(土) 01:30:05.090
吉野は「主権の問題などという学者の議論は現実政治には関係ない。国民を混乱させるだけである」と自分で言い切っていますので、本気で精緻な理論を組み立てた美濃部の方が、この議論では正しいでしょう。
吉野の「天皇に主権がある(で構わない)」は政治運動のための用法であって、厳密な学術論争の定義ではないです。本人がそう言っているのだから間違いあリません。
吉野が何を言おうとしているかと言うと、そもそも欧州において国王の絶対主義を正当化するために発明された「主権」概念を日本で論じる意味があるのか、とのことです。

国家はいかなる外国とも対等である、国際宗教の下位に立たない、それが主権国家である、という意味での主権において争いはありません。
その主権を保持し行使するのが教会でも貴族でもなく、国王ただ一人である、との理論を発明したのがジャン・ボダンです。フランスのアンリ4世はその通りに進めていき、宰相リシュリューやマザランの時代にはかなり実現しました。
しかし、絶対王権もまた問題がありすぎたので、革命に至ります。国内的な主権者とは「何をしても良い、主(ゴッド)の代行者」の意味ですから。そもそも日本の国体とはあまりにも違います。

帝国憲法のどこにも「主権」などという用語は出てきません。伊藤博文は「主権」概念がどのようなものか知っていたのです。だから採用しなかったのです。別に「天皇主権」などと言わなくても、「統治権は天皇にある」と書けば事足りるのですから。
それを欧州かぶれの穂積が「日本の主権者は天皇だ」などと教科書に書いて国民が信じるようになったので、吉野は「そこを一々説明しても議論の実質がない」と述べた訳です。
0375世界@名無史さん
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2018/09/22(土) 06:52:29.190
仕事より人のあら捜しに夢中のゲスイ奴
街中みんなのお笑い草だぜ バカヤロ様がいる
弱い奴には強く出て 強い奴には媚びへつらい
店長崩れのニセモノは
仕事も人望も紛い物
人には厳しく自分には甘く ケジメも無しとする 
何でもすべての事が人任せで それでも良しとする

大学行ってもクズだから 常識なんかは通じねェ
相手を選んでハラ立てて
得意の火病はお手のモノ

今は君のために飲もう 僕も風と共に行こう
すべての人に 懺悔しな!!
https://www.facebook.com/katsuyuki.kida.923
0376世界@名無史さん
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2018/09/22(土) 12:00:01.240
>>365
第二が、天皇は憲法上「神聖不可侵」であったとみなす見解である。伝統的立憲君主説と呼べる。歴史学では通説である。帝国憲法の解釈により誰もが到達できる結論である。
 
そもそも帝国憲法では国家体制が規定されている他、権利義務における法治主義の理念が存在し、統治機関は権力分立の構成をとっている。
この点では英国の「法の支配」と相違は少ない。そのような帝国憲法で最も重要なのは、万世一系の天皇による統治権を規定した1条から4条である。
特に3条の天皇無答責条項は帝国憲法の大前提である。また4条では、天皇は「憲法ノ条規ニ依リ」統治権を行使すると規定されている。その天皇の権能は、国務・統帥・司法・儀礼に大別できる。
 
しかし儀礼権以外には帝国憲法運用の大原則である3条の天皇無答責条項が適用される。国務は55条で国務大臣による、統帥は11条で統帥機関による、司法は57条で司法府による、と規定されている。
確かに「統治権を総覧」する天皇が「神聖不可侵」であることは帝国憲法体制を多元的にさせたが、そのような規定がなければ立憲主義を維持しえなかったからである。
この点では極端な議会中心主義は採用していないが、「君臨すれども統治せず」の原則は英国以上に徹底している。
0378世界@名無史さん
垢版 |
2018/09/22(土) 13:00:04.060
>>370
ロレーヌはともかくアルザスも?
0379世界@名無史さん
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2018/09/22(土) 14:09:26.700
あらまあ、ドイツ国法学も知らずに、帝国憲法は民主的だの何だの寝言を言う奴が大暴れを続けてるな…
イエリネック、ドイツ国法学、概念法学、という、この問題を論ずるなら誰でも知っていなければならないキーワードを書いたのに、まったく反応しない。
つまり何も知らんということだ。

ドイツ国法学の君主概念は、19世紀以降の君主制を論ずるにおいてもそれなりの意義があるから、
スレ違いではないと思うが、これを何も知らずに明治憲法の浅薄な解釈論を垂れても、嵐にしかならんわな。
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