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ハプスブルク家を語る

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0001世界@名無史さん
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2018/10/03(水) 00:59:59.640
ハプスブルク家(ドイツ語: Haus Habsburg)は、現在のスイス領内に発祥したドイツ系(アルザス系)の貴族。
古代ラテン人の有力貴族であるユリウス一門(カエサル家)の末裔を自称し、中世の血縁制度を利用した政略結婚により広大な領土を獲得、南ドイツを代表する大貴族に成長した。
中世から20世紀初頭まで中部ヨーロッパで強大な勢力を誇り、オーストリア大公国、スペイン王国、ナポリ王国、トスカーナ大公国、ボヘミア王国、ハンガリー王国、オーストリア帝国(後にオーストリア=ハンガリー帝国)などの大公・国王・皇帝の家系となった。
また、後半は形骸化していたとはいえ、ほぼドイツ全域を統べる神聖ローマ帝国の皇帝位を中世以来保持し、その解体後もオーストリアがドイツ連邦議長を独占したため、ビスマルクによる統一ドイツ帝国から排除されるまで、形式的には全ドイツ人の君主であった。
ヨーロッパ随一の名門王家と言われている。
0144世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 16:45:15.880
フランツ・フェルディナント大公の孫フランツ・フェルディナント・ホーエンベルクは、ルクセンブルク女大公シャルロットの長女エリザベートと結婚している。
この二人の長女が日本のテレビにもたびたび出演するアニタ公女で、彼女は幼少期にルクセンブルクの宮廷で育てられたらしい。
0145世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 17:00:11.780
レストレーションは無理だよな
民族主義が基本の現代で、ハプスブルク家が民族統合の象徴になれる国って無いもの
むしろ男系を前面に出して、アルザス・ロレーヌの地域住民の首領になるほうが戦略としては現実的かな?
今後はロレーヌ家で行けばいいよ
だいたいハプスブルク家よりヴォーデモン家の方が血統も上だし歴史も古い、何せシャルルマーニュの末裔だし
0146世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 19:05:06.100
>>145
男系でシャルルマーニュの末裔なの?
0147世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 20:30:30.130
>>141
ロートリンゲン地方はヨーロッパ屈指の要衝地帯だし資源もある。ヨーロッパ諸侯がこぞって欲しがり戦争仕掛けるような場所。領地が小さいと言っても結構格はある。

広いばかりで、まとまりの無いど田舎が所領の大半だったハプスブルク家からしてみればフランツ・シュテファンとの結婚は願ってもない縁組だったんだよね。 すぐに放棄させられたけど。
0148世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 22:00:31.130
帝国議会において代表される諸王国および諸邦ならびに神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦
0149世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 23:17:58.490
昨日の深夜、BSプレミアムでエリザベートの特集があったけど見逃したorz
0150世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 23:25:02.850
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
0151世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 23:30:32.670
マリー・アントワネットとエリーザベトだったらマリー・アントワネットの方がまともだと思う。二人とも最期は悲惨だけど。
0152世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 23:35:42.790
よく考えたらマリア・テレジアとフランツ・シュテファン、マリア・アンナとカール・アレクサンダーでハプスブルク家とロレーヌ家の二重結婚なんだな。
0153世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 23:37:11.670
弟(マクシミリアン)
息子(ルドルフ)
妻(エリザベート)
甥(フランツ・フェルディナント)
が相次いで非業の死を遂げ第一次大戦のさなかに亡くなった
フランツ・ヨーゼフ1世(´・ω・`)
0154世界@名無史さん
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2018/10/07(日) 23:45:31.140
フランツ・ヨーゼフ1世「もし帝国が滅亡しなければならないなら、少なくとも品位をもって滅亡すべきである。」
0155世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 00:12:42.560
>>154
銀河帝国皇帝フリードリヒ4世「どうせ滅びるならせいぜい華麗に滅びるがよいのだ」
0156世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 00:15:06.560
フリードリヒ4世「よいではないか。人類の創成と共にゴールデンバウム王朝があった訳ではない。不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もあるまい。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう。どうせ滅びるなら、せいぜい華麗に滅びるが…よいのだ。」
0157世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 00:25:40.330
>>156
フリードリヒ4世のこの達観してる感じ好きw
0158世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 00:30:36.030
「インディジョーンズ若き日」の大冒険って外ドラでインディが
カール1世と会うシーンがあったような
0159158
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2018/10/08(月) 00:32:30.350
×:「インディジョーンズ若き日」の大冒険
○:「インディジョーンズ若き日の大冒険」
0160世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 00:45:25.800
フリードリヒ4世は悪い人ではないよね
0161世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:02:56.290
特別名君ではないが悪君でもない、凡庸な人物という評価>フリードリヒ4世
0162世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:10:11.840
カール5世以降のハプスブルク家の君主で傑出した人物って
マリア・テレジアとヨーゼフ2世くらいだよね、他は凡君ばっか
でもだからこそハプスブルク家の栄華は長続きしたのかもね
0163世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:15:11.370
凡君であっても暴君よりはよっぽどいいと思うけどな
0164世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:25:26.390
>>162
レオポルト1世、レオポルト2世は名君、むしろヨーゼフ2世は無能とはいわないが、それほど有能ともいえない。
0165世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:30:51.920
レオポルト1世ってオイゲンを取り立てて、オスマン帝国からハンガリーを奪取、ハプスブルク帝国再興のきっかけをつくるなど、ハプスブルク家中興の祖といえる皇帝なのに知名度があまりない気がする。
0166世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:32:57.82O
即位前は放蕩の限りを尽くして勘当同然だった
みたいな説明があった筈。
治世も臣下に投げっぱなしで万暦帝がモデルっぽい。
0167世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:34:41.390
戦国時代の日本と交流してた頃のスペインはハプスブルク朝時代か
0168世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:40:45.180
スペインはハプスブルク朝時代に黄金時代とその後の衰退を
味わってるような
0169世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 01:56:00.110
皇帝の名でもあるマクシミリアンはマクシムとエミリアンの
造語だってのを人名関連の書籍で読んだことがある。
0170世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 02:10:31.710
スペインはブルボン家に王朝交代したらパッとしなくなったな、凋落の一途を辿る一方だし、何度か王政廃止されるし、そのたび王政復古するのはすごいけど。
オットー大公が1961年にフランコからスペイン王位を打診されてるけど、現在の状況を見る限り断って正解だったかも。
0171世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 02:17:47.860
>>165
そこからカール6世までの皇帝の功績って
マリア・テレジアがちょっと後で目立つことで概ね見えないことにされてるな
0172世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 02:23:15.090
>>162
カール5世の弟フェルディナント1世は頗る有能
治世の大半でカールの影に徹してたし即位から10年程で没してるから目立たないけどな
0173世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 02:29:37.360
>>165
>オスマン帝国からハンガリーを奪取
奪取後のハンガリーでハプスブルクに対する反乱がおきたけど,
リーダーであるラーコーツィ・フェレンツ2世の亡命を受け入れたのが
他ならぬオスマン帝国w
0174世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 03:15:58.260
>>170
受け入れてたら(その後を引き継いでスペイン国王となってたであろう)
息子のカールがベネズエラのチャベスに"Por que no te callas"と
ゆうてたんかな?
0175世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 08:30:31.220
スペイン国王になってたらそれぞれ、
フランシスコ・ホセ1世とカルロス5世になってたのか。
0177世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 09:59:59.430
>>176
オットー大公は「フランツ・ヨーゼフ2世」になるはずだった。
名前もフランツ・ヨーゼフ・オットー
0178世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 10:50:30.470
スペインはレオノール王女まで持つかな?
0179世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 11:20:26.060
スペイン・ブルボン家もレオノール女王で終了か。
0180世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 11:49:44.100
フアン・カルロスとフェリペとクリスティーナ夫妻のアホ共のせいでスペイン王制はガタガタだしな
フアン・カルロスは動物愛護団体の名誉総裁であるにもかかわらず現地では合法とはいえ象を狩りまくって大炎上、
フェリペは立憲君主の立場も忘れて露骨な中央政府寄りの発言でカタルーニャ市民の気持ちを一方的に踏みにじった
クリスティーナ夫妻に至っては公金横領問題で刑事事件にまで発展するという前代未聞の大醜聞を起こした
スペイン国民の中にも最近は王制廃止派も増えつつあるというし、このままではレオノールの即位まで王制が維持出来るかどうかも怪しいな
0181世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 12:15:21.230
フアン・カルロス1世も晩節汚さなければ名君だったのに…
0182世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 12:30:30.490
>>180
カタルーニャのときは内心はどうあれ、中立を保って形だけでも対話や融和を呼びかけるべきだったと思う。
あれでは国王自ら王室に対する不信感に火に油を注でしまったも同然。
0183世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:00:10.180
スペイン王制は風前の灯…とまではいかなくてもかなりヤバいのは確かだな
特にカタルーニャ市民なんかは心が完全に王室から離れてしまっているし、もはや修復不可能なレベル
エレナ王女のところのバカ息子辺りが王制にトドメを刺すんじゃないかと個人的には思ってる
0184世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:00:15.900
アブスブルゴ家がスペイン国王になってたらここまでグダグダにはならなかったかも?
0186世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:15:51.350
>>185
いやオットー大公がスペイン国王になってたらという話
0187世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:21:00.870
>>170
確かにフランコ総統はオットー大公にスペイン王位を打診していたみたいだな
血統主義者ではあったようだが必ずしもブルボン家にはこだわっていなかったようだな
だがオットー大公が断ったことでスペイン・ハプスブルク朝の復活は幻と化した
その後はブルボン家のバルセロナ伯ドン・フアンの擁立が検討されたけど
バルセロナ伯があまりにもリベラルだった為にそれもお流れとなり、
最終的にバルセロナ伯の息子のフアン・カルロス(後のフアン・カルロス1世)を担ぎ出すことでようやく落ち着いた、と
0188世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:30:50.420
同じブルボン家でもスペインとルクセンブルクでは大違い。
0189世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:36:05.870
ユーロバブルで、EUのもと民族対立、地域対立、宗教対立は止揚されて解決したと早とちりしたんだよ。
経済が躓くと忽ち噴出。
レティシアは平民バツイチ以前にカスティリャ人なわけで、スペイン王妃にしちゃいけないんだ。
ベルギーのフィリップも、建国以来の禁忌である「ベルギー人との結婚」(アホのロアンですらやらなかった)をやっちったからな。
最後のベルギー国王になる可能性はある。
0190世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:42:42.950
ベルギーはレオポルド2世の代で王制が倒れなかったのが不思議なくらい
近代史上稀に見る大虐殺者だぞ
0191世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:49:02.220
オットー大公もスペイン王位を承諾すればよかったのにな、千載一遇のチャンスだったのに
祖国への想いは分かるけど万に一つも有り得ないオーストリア帝位やハンガリー王位の復辟よりは
遥かに現実的だったはず
0192世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 13:50:30.930
>>190
次代のアルベール1世が名君だったから王制廃止を免れたのかも、
ベルギーはオーストリア=エステ家が継承できたらよかったのに…
0193世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 14:00:02.550
>>191
1961年は長男カールが生まれて、さらに帝位継承権を放棄した年、タイミングが悪かった。あと、本人がスペイン王位にそれほど関心がなかったのもあるかもしれない。
0194世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 14:22:29.57O
オットー氏は社会主義時代のハンガリー大統領就任要請も辞退してるんだよな。
まぁ先見の明があった事は間違いない。
0195世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 15:45:19.620
ブルボン家のアンジュー公ルイス・アルフォンソに第4子、オルレアン家のヴァンドーム公ジャンに第5子がそれぞれ生まれるそう。ブルボン家はますます安泰。
現在でも男系男子130人以上いるし。先代パリ伯アンリは11人の子供、40人の孫、111人の曾孫が生まれている。
0196世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 17:09:51.070
>>195
アンジュー公ルイス・アルフォンソ(ルイ20世)はスペインのフランコ総統の曾孫でもあるんだよな
0197世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 18:31:53.990
>>161
皇帝としてみたラインハルトの評価ってどうなるんだろ
そもそもの簒奪の動悸自体めちゃくちゃでよくまわりは従ったなとも思うけど
0198世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 19:19:01.080
>>197
元々は姉のアンネローゼを皇帝フリードリヒ4世に連れて行かれたのが発端で
フリードリヒ4世、ひいてはゴールデンバウム王朝に対する復讐が目的だった
しかしラインハルト個人の動機を差し引いてもゴールデンバウム王朝の圧政を憎む人々が多かったから
利害が一致してゴールデンバウム王朝打倒に繋がった
それにラインハルト自身も理想的な専制政治を自らの手で実現させたいと考えていたし、
名君としての資質も十分に備えていたからローエングラム王朝成立は必然だった
0199世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 19:25:17.310
>>197
「カイザーラインハルトは征服者でとしては比類なかった、しかし統治者としては三流であった」
「皇帝ラインハルトはその早世によって名君となった」
0200世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 19:30:04.740
キルヒアイスが死んだときはショックだった…
0201世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 21:38:56.330
>>200
原作2巻(OVA1期)で終わるつもりだったんでしょ。
あんなに長くやるんだったら、死なせるんじゃなかった、みたいなこと言ってるよw
0202世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:00:55.450
>>194
ハンガリー大統領候補になるつもりはないかと尋ねられたこともあったが、オットーは議会政党の利害によって選出されることを嫌った。
また、ハンガリー大統領になるよりも欧州議会での仕事のほうがハンガリーのためにできることが多かったため、辞退した。
オットーはこれについて次のように語っている。「もしも状況が違っていたなら、つまりハンガリー国内のほうがハンガリーのために働けるのだったら、私は違う形を選択したでしょう」
0203世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:08:32.550
ゴールデンバウム王朝はハプスブルク王朝よりもロマノフ王朝に近い
ロマノフ王朝は専制政治のお手本みたいなもんだし
デカブリストが自由惑星同盟ならボリシェヴィキがイゼルローン共和政府ってところか
0204世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:14:56.090
スペインの話題が出てたけど、次期女王とカール大公の長女の名前は同じ名前なんだな
オットー大公がスペイン王を受諾していたら、スペインにはF1レーサーの王配陛下ができていたかも

それにしてもスペインでは王政が不人気で隣国では王政復古の動きが強まってるとはなんたる因果か
0205世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:25:46.150
>>204
>スペインでは王政が不人気で隣国では王政復古の動きが強まってる

詳しく
ポルトガル?フランス?
0206世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:35:55.620
ゴールデンバウム王朝が倒れた結果、国家機密の名の下に秘匿されていた多くの史料が白日の下に晒されようとしていた。

帝国歴46年、開祖ルドルフの死によって揺らぐかに見えた銀河帝国の支配体制は、ルドルフの孫で第2代皇帝となったジギスムント1世と彼の父親で摂政となったノイエ・シュタウフェン公ヨアヒムによって受け継がれ、共和主義者の大弾圧が行われた。
一方、領民に対しては比較的公正な施政を施し、いわば飴と鞭を使い分けて帝国の支配体制の礎を固めたと言える。

第3代のリヒャルト1世は、政治より美女と狩猟と音楽を愛したが、それでも最高権力者としての枠を踏み越えることなく、気の強い皇妃と60人ほどの愛妾達との間でごく無難な一生を送った。
0207世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:40:01.690
第4代のオトフリート1世は、父より真面目だったが、健康で禁欲的で散文的で当時と未来の人々を退屈させる点において比類ない人物だった。無表情にかつ精密に連日のスケジュールを消化することが彼の目標であるかに見えた。

音楽・美術・文芸のいずれにも興味がなく、自発的に読んだ本は始祖ルドルフ大帝の回想録と家庭医学書だけであると言われる。
灰色の人と呼ばれる彼は陰気な保守主義者で、あらゆる変化や改革を忌み嫌い、崇拝するルドルフ大帝の前例にしがみついていた。

ある日、昼食を終えたオトフリート1世はスケジュールに従って15分間の散歩のために庭園に出ようとした。
そこへ急報が入って、軍の基地で大規模な爆発事故が生じ、1万人以上の将兵が死亡したと知らせてきた。それを聞いたオトフリート1世は無感動に「そんな事故の報告を聞くことは、今日の予定にはない」と発言した。

かくの如く、彼にとってはスケジュールが神聖不可侵のものだったが、自分自身でスケジュールを組み立てるような独創力には乏しかったので自然、その任に当たる皇帝政務秘書官エックハルト子爵の責任と権限は増大していった。

エックハルトが、やがて枢密顧問官と皇宮事務総長を兼ねるようになると、誰の目にも皇帝オトフリート1世はエックハルトの傀儡にしか過ぎなくなっていることが明らかになった。
0208世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:49:07.380
モンテネグロは王室の現当主を儀礼・式典での自国代表という形で迎えてるね.
0209世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:50:27.130
オトフリート1世の死後、その子カスパーが帝位についた。カスパーは父よりも祖父リヒャルトに似て音楽を愛したが、その音楽以上に愛したのは合唱隊のカストラートであった。
カストラートとは、ボーイソプラノを保存するために去勢された少年歌手のことで、すなわち皇帝カスパーは同性愛嗜好者だったのである。

同性愛嗜好者を社会に害毒を流すとして大量殺戮したルドルフ大帝の子孫に同性愛嗜好者が誕生したわけで、歴史の皮肉以外の何物でもなかった。

依然として国政の実権を握っていたエックハルトは、自分の娘をカスパーに嫁がせ、皇帝の外戚となってその権勢を確固たるものにせんと目論んだが、この件に関してのみはカスパーは断固として拒否し、寵愛するカストラートのフロリアン少年と別れようとはしなかった。

業を煮やしたエックハルトは、遂にフロリアン少年の殺害を図り、兵士を連れて皇宮に乗り込んだ。そして野薔薇の間に踏み込んだ瞬間、リスナー男爵が指揮する一隊によって射殺されたのである。

以前からエックハルトの専横を憎んでいたリスナーは、皇帝の意を受けて奸臣誅殺の挙に出たのだったが、事件の混乱が収まってみると、当の皇帝は玉座に退位宣言書を残し、いくらかの宝石を携えてフロリアン少年を連れて姿を消してしまっていた。

即位後ちょうど1年であったが、以来完全に行方不明になってしまった。
0210世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 22:55:11.110
無論、この間の事情は公表されず、300年以上も国家秘密とされてきたが、事実はこうであった。

ユリウス1世が頓死した時に同席していた5人の寵姫は、危急に際して狼狽するばかりで適切な看護を怠ったとして、カール大公によって殉死を強いられた。

その中の1人が死の寸前、腕輪の内側に口紅で真相を書き記し、形見と称して近衛師団の士官である兄に届けさせていた。
そこには、カール大公がワイングラスに毒物を塗って献上し、自分はカールに買収されて共犯となったこと、その事情を知る自分を殉死と称して抹殺しようとしていることなどが記されていた。

妹の救出が出来なかったその近衛士官は復讐を決意し、カールに次ぐ帝位継承権を持つジギスムントのもとへ証拠の品を持ち込んだのだった。ジギスムントはカールを追い落とす大義名分を得て狂喜し宮廷内工作の結果、カールに帝位継承権を返上させる事に成功したのだった。

無論、皇帝が皇太曾孫に毒殺されたなどと公表するわけにはいかず、秘密裏に政変が進行したのであった。カールは宮廷の一室に監禁された後、郊外の精神病院に移され、厚い壁の中で一応の礼節をもって遇された。

長寿を保ち曾祖父を凌ぐ97歳まで生きたが、彼が死去した時、世はジギスムント2世からオトフリート2世を経て、オットー・ハインツ1世の時代であり、70年以上も前に帝位に就き損ねた老人の名を記憶する者は宮廷内にはもはや存在しなかったという。
0211世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 23:00:30.210
カールの死んだ、帝国歴217年から自由惑星同盟との間にダゴン星域の会戦が行われ、帝国軍が歴史的大敗を喫する帝国歴331年までの間に、ゴールデンバウム王家は更に8人の皇帝とそれに伴う善悪美醜さまざまな物語を生むことになる。

学芸省から提出された非公式の途中報告書に目を通しながら、ラインハルトは時に冷笑し、時に考え込んだ。彼はヤン・ウェンリーほど歴史に関心を持たなかったが、未来に思いを馳せるものは、過去を知らずに済ますことはできない。

とはいえ、全ての指標が過去に存在するわけでもない。誰かについて行くということは彼には出来なかった、誰もが彼について来るのだから。
0212世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/08(月) 23:05:53.630
>>209
140日の空位の後、先先帝オトフリート1世の弟であるユリウス大公が帝位に就いた。
重臣たちはユリウス本人より、その息子であるフランツ・オットーの実力と人望に期待したのであった。実際、即位した時にユリウスはすでに76歳であり、早晩フランツ・オットーが帝位に就くであろうと思われたのである。

ところが、ユリウスは思いのほか頑健で玉座に居座り続け、彼が95歳に達した時、歴史上最年長の皇太子フランツ・オットー大公が74歳で先に病没してしまったのである。
大公の子息は早逝していたため、その孫つまり皇帝ユリウスの曾孫にあたるカールが24歳にして皇太曾孫となったのである。カールは数年を待てば青年のうちに帝冠を戴けるはずであった。

ところが、彼にしてみれば自分が物心つく前から老人であったユリウスが不気味な存在に思えたのかもしれない。この老人は永遠に老人で、永遠に玉座に座り続けるのではないか。そんな強迫観念に囚われたのか、遂に皇帝を弑逆することを決意する。

帝国歴144年4月6日、96歳の皇帝ユリウス1世は5人の寵姫と共に夕食をとっていた。

老いた皇帝の急死は重臣たちを驚かせたが、同時に安堵感をもたらした。正直なところ、ほとんど例外なく、皆がうんざりしていたのである。盛大だが心のこもらぬ葬儀はカール大公に指揮されて執り行われ、喪が明ければ彼が帝位に就くものと誰もが思った。

しかし、5月1日の戴冠式で帝冠を戴いたのはカール大公ではなく、故フランツ・オットー大公の次男の子、カールの従兄弟にあたるジギスムント・フォン・ブローネ侯爵だったことが人々を驚かせた。
0213世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 23:10:14.650
オトフリート1世はフランツ・ヨーゼフ1世に似てる気がする
0214世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 23:20:30.860
>>205
ポルトガルではなんと共産党が君主制支持を表明した。
0215世界@名無史さん
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2018/10/08(月) 23:30:09.710
フランツ・ヨーゼフが第一次大戦終了後も生き抜いて、
オーストリア=ハンガリーの終焉を見届けてたらという
歴史のIfにも興味がある
0216世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 00:00:17.430
フランツ・ヨーゼフが生きててもやはり君主制廃止されてたのだろうか?
0217世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 00:25:51.940
スペインは今でも男子優先の長子相続制で、もしフェリペ6世に男子がいたら、その子が次期国王になってた。
しかし国民は、不景気なこともあり「王室はお金を気にせず子供作れていいね」というものすごい雰囲気があり、結局、現国王夫妻は第3子を諦め、レオノールが後継者に事実上確定した。
0218世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 00:30:04.050
>>217
子孫を残して王朝の安泰を図ることが国王の義務という時代ではなくなったという証左かもしれない。
0219世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 00:50:22.260
オットー大公がフランコからのスペイン王位を辞退した背景には、亡命中のオットー大公たちをアルフォンソ13世がスペインに招き入れて、手厚く庇護してくれたこともあったんじゃないかと思う。
0221世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 01:08:02.540
>>217
厳格なサリカ法が今でも生きているリヒテンシュタインなんかと違って
女子にも王位継承権があるし、男子にこだわる理由も無いしな
0222世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 05:15:31.020
フェリペ6世って、レティシアと結婚する前に、貴族と交際してたが母でギリシャ王族のソフィアが高望みしてしまった結果、現在に至る。
スペイン王室は公金にまで手を出すくらい貧乏だから、どうせならカール大公みたいにティッセン=ボルネミッサ男爵家のような大富豪から妃を迎えればよかった。
0223世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 09:00:54.790
ボルネミッサ男爵家自体は17世紀から続くトランシルヴァニアの貴族で、その女性相続人がハインリヒ・ティッセンと結婚。1907年にフランツ・ヨーゼフ1世から承認されてティッセン=ボルミネッサ男爵となる。
この二人の次男が美術品収集で有名なハンス・ハインリヒでイギリス王室に次ぐ美術コレクションを所有しており、このハンス・ハインリヒの長女フランツェスカがハプスブルク家のカール大公と結婚した。
0224世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 09:13:27.620
民族主義が勃興した19世紀を持ちこたえただけで十分。
第一次大戦がなくとも解体は避けられなかったと思われ。
どの民族集団も自分達は搾取されてると思い込んでいたのだから。
0225世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 09:15:39.910
>>223
ちなみにハンス・ハインリヒの最初の妻リッペ=ヴァイセンフェルト侯女テレーザとの間に生まれた長男ゲオルク・ハインリヒはメラン家のカタリーナ・エレオノーレ伯爵夫人と結婚、長男シモンがいる。

この長男の家系は血統ロンダリングに成功し、血統的にもれっきとした貴族になった。
0226世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 10:46:32.290
>>222
ノルウェーの下着モデルと一緒にオランダ皇太子(現国王)の結婚式に行ってたけど、あれとは別?
0228世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 16:00:07.910
>>227
自分たちが「搾取されてる」と各民族が思っていたという話であって、実際に搾取されていたかは別問題
そういう話なわけだが

本当に目に付いた単語以外は読み取れないのが多いな最近
0230世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 16:30:54.990
>>227
ばーか
0231世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 16:35:55.100
現在、鉱山財閥ティッセン社(現在のティッセンクルップ)の創業者アウグスト・ティッセンの男系はティッセン=ボルネミッサ男爵家のみとなっている。
0232世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 16:38:22.770
>>228
どうやらマジキチの尻尾を踏んでしまったようだな
脊髄反射で3レスとか怖い
おまえの論は戦争がなくても多民族だと解体するなわけだが、ユーゴがあるからその論は破綻する
オーストリアハンガリー帝国の諸民族が搾取されていると思い込んだという主張の根拠もない
つまり、ただの妄想である
0233世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 17:27:48.410
>>232
まあ落ち着け、文体違うだろ
俺は>>228だが他は違う

で、搾取されていたと感じていたのは、青年チェコ党とかクロアチア革命軍とかの事績で明らかなんだ、これが
0234世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/09(火) 18:08:57.020
そういえば西京子さんがオットー大公が結婚の規定を緩めたのはカール大公のためと記してたな
トスカーナ系の貴賤結婚の家系出身のカミラ・ハプスブルクと真剣に交際しておりそれで緩めたと
夫以上に貴族意識が高く、しかし皇族で唯一ゾフィーに挨拶したツィタ皇后が存命なら孫の結婚をどう思ったんだろう
0235世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/09(火) 18:10:47.820
>>233
根拠はあるとな
しかし、第一次を民主主義対帝国主義で捉えてる俺からすると戦争、つまり英米の後押しがないのに帝国が崩壊するとは思えんな
後ろ楯がない状態でナショナリズムが隆盛したとして各民族の力だけで帝国を倒せるわけがない
それなら統治が巧かったとしても、ユーゴなど存在出来るはずがない

各民族に配慮した緩やかな帝国の選択肢もあった以上、意図的に連盟国が四帝国潰しに動いたと考える方が違和感がない
0236世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/09(火) 19:23:49.520
>>235
オーストリア帝国の諸民族が欲しかったのは自治であって民主主義ではない
その証拠に独立後も諸国は国王を頂いた(ハンガリーは例外)
0237世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 20:44:56.260
>>236
帝国内の諸民族が民主主義をいらないと断言出来るのはすごい自信だな
王がいてもイギリスのような統治体系は十分あり得るだろうに
そこまで歴史のIfを民族主義からの決定論で決めつける理由はなんだ?
0238世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 22:05:02.730
>>237
他人に根拠を求めておいて自分は1つも根拠を提示していない件について
0239世界@名無史さん
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2018/10/09(火) 23:03:39.940
オーストリア=ハンガリーの君主にはいなかったけど,よその君主では
フランツ・ヨーゼフ2世がいたのな
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%952%E4%B8%96
0240世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/09(火) 23:05:30.110
>>234
ハプスブルク家の貴賤結婚の緩和は実は1950年代に始まっており、そのためカール1世の五男ルドルフ大公はロシア貴族のクセニヤ・チェルニシェヴァ=ベゾブラソヴァ伯爵夫人と結婚することができた(チンギス・ハーンの血を引いてるかも?)。

孫世代でいえば、四男カール・ルートヴィヒ大公の長男ルドルフ大公がツィタ皇后存命中にベルギー貴族のヴィランファーニュ・ド・ヴォジェルサンク男爵夫人エレーヌと結婚している。

しかし、カール大公の結婚に関してはハプスブルク家の中でも反対があり、オットー大公の弟たちはカール大公の結婚式に出席しなかった。
0241世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/10(水) 00:00:29.780
フランス第五共和制政府はエルザス=ロートリンゲン地方をハプスブルク=ロートリンゲン家現当主カール・ハプスブルク=ロートリンゲン氏に返還すべき

アルザス=ロレーヌ大公国のシャルル・ド・アブスブール=ロレーヌ大公
0242世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/10(水) 00:24:30.100
突然ですがここで問題
オーストリア=ハンガリー二重帝国の正式名称は?
ググらずに答えよ
0243世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/10(水) 00:40:14.100
>>241
>シャルル・ド・アブスブール
シャルル・アズナブールに見えたw
0244世界@名無史さん
垢版 |
2018/10/10(水) 04:18:01.790
シャルル=アズナブール、
赤い衣装が大好きなフランスの歌手ね。
彼はアルメニア系で、祖父はニコライ2世の料理人だったとか。

ちなみにアルメニア名はシャア=アズナヴーリアン。
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