>>120
上代発音に濁音が少ないのは、中華や朝鮮半島系の渡来者の影響だろう。
それ以前は、濁音が多かっただろう。
奈良のヤマトは、九州の山門を持ち込んできたもので、九州の山門は元々はヤマドだったとみられる。
それが、奈良に持ち込まれるとヤマトと清音で発音されるようになる。
そういったことだから、奈良時代にハ音はP音だったとしても、それは奈良地方だけの話で、それ以前や奈良以外の地方がハ音をP音で発音したかどうか定かではない。
今の標準語発音を東京以外では日常的に発音していないのと同じだ。