>>138
宗像大社によると、沖ノ島の御神体は(御身の形)と呼ばれ、(みみのかた)と読む。
宗像三神が青蕤玉(あおにのたま)、八尺蕤紫玉(やさかのむらさきのたま)、八咫鏡(やたのかがみ)を印として持ち来たり、(御身の形)として奥の宮、中宮、邊宮に納めたという。
このことにちなんで、この地域を「御身郡(みみのこおり)」と名づけたとされる。
これらの神話は、やはり後付けの神話ではなかろうか。
その神話を取り除けば、つまりは、沖ノ島はそもそも(御身の形)と呼ばれていたのだろう。
では、(御身の形)とは、何か。
沖ノ島は、海上から見れば、その遠景は(おっぱい)とそっくりなのだ。
御身の形(みみのかた)とは、つまりは(おっぱい)を指していると考えることができる。
これが、沖ノ島の神が女神である理由だろう。
宗像は、元々は胸形と書いたようだ。
胸の形といえば、(おっぱい)そのものである。
そして、ここから本題に入ることになる。

                 続く