東洋史23
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>>416
読んだ。かつて彼の所に留学していた人がいたみたいだけど、その人今どうなったんだろ。
東横綱研究所にも似たようなことしていた人いたな。弟子だった人は、40歳過ぎて北陸に
就職したけど。
>>419
それらしい人、二人知っている。
あと、あそこの助手でその後、関東の某市立大学学長になったけれど、
デタラメな学術書を書きまくったいい加減なのもいたな。 >>420
その代わり、指導教授の命令には絶対逆らえない。
指導教授のお気に召さない研究テーマは絶対選べない。
指導教授が行けと命じられたら、どんな僻地三流大學(今ならFラン大と言う)にも
就職しなくてはならない。そこはパワハラ、ストーカーし放題の無能教授、
卒業後、企業に就職できても課長補佐で定年が関の山の学生がうようよいる。
これに堪えなければならない。
しかも、お前さんの学力だったらそもそも大学院進学は不可能。
これでもよかったと言えるのか? >指導教授が行けと命じられたら、どんな僻地三流大學(今ならFラン大と言う)にも 就職しなくてはならない。
非常勤暮らしの私は、市内の高い家賃が払えず三年ほど前に郊外の安アパートに引っ越した。
僻地に住んで三流大学の非常勤をかけもちして暮らす日々。
僻地だろうが三流だろうが、常勤職を教授が与えてくれるならやっぱりいい時代だよ。 >>423
そこから這い上がるために便りになるのは自分の知恵と才覚だけだよ。
「いい時代」に僻地三流大學(当時の基準で)に飛ばされ、そこから最後に文化勲章受章者 にまでなった人だっているんだ。ちなみにそのお方は、27歳で博士論文仕上げている。そして、数年かけてこれを改訂して今も読み継がれる著書にしているけど、お前さんはどうしている?
東洋史に限らず、大学教授需給システムが「指令経済」から「市場経済」に移行したんだから、昔以上に努力しなくちゃならないだろ。 自己評価と他者評価のギャップに苦しむのは人の世の常。
本当に充実した仕事している人は、こんな場末でマウントしない。
そっとしてあげよう 結局、指導教員の口利きで就職できたのに逆恨み。
滑稽。 この世代には、恵まれた時代環境を、自分の実力と勘違いしているのが多い印象があるな 這い上がるためにずっと努力はしてるんだけどな。
業績だって同世代の中では多いほうだし、それなりに評価もされてるつもり。
自分で言うのもなんだが人格的にそう難があるわけでもないはず。
それでも公募では面接にさえ進めない。ほんとうにどうすればいいんだろう。
連休中は特にそんなことばかりウジウジ考えてしまう。
天気もいいし近所の田園まわりを散歩でもするか。「僻地」暮らしの唯一の楽しみだしな。 年齢だけの問題とも思えないけどなあ。
最近でも、私が落ちた公募で博士号もなく論文数は私の半分以下の人が通り、
さらに査読誌論文ゼロの人が公募も通さずいつのまにかコネ就職してたんだが、
どちらも私の同世代だ。しかもふたりとも学界ではほとんど評価されてない人。 >コネ就職
某大学の准教授君はSNSで自分がいかに学界内で孤立した孤高の存在であるかを一生懸命アピールしてるんだが,
彼が今どき公募なしのコネで就職したことは学界中が知ってるので,本人の知らない所で日々失笑を買ってる。
まあ自分がコネだけで来た人間であることを自覚してるからこそ,そういう必死の「歴史修正」に走らずにはいられないのかもな。 「自称・孤高の研究者」なんて、殺人現場の壊れた時計以上にウサン臭いわな >学界ではほとんど評価されてない
「評価される=就職できる」なんだから評価されてんだろ
評価されてるのに就職できない、なんてのは、君、それは、アレだよ。
周りが気を使ってそういうふうに言ってあげてるんだよ… >>429
需要にマッチしていないからでは?
昔のマルクス経済学者と同じ運命をたどっているのが今の日本の東洋史だ。 >>427
>結局、指導教員の口利きで就職できた
行きたくないと、断っていたところに無理矢理入れられたよ。
そこで待っていたのは無能教授のストーカー行為とパワハラの嵐だったな。
それでも文句言わないで定年まで過ごす気なんかなかったよ。
だから結局、自力で今の勤務先に脱出した。
その体験踏まえて何度でも言う。
頼りになるのは自分の努力と才覚のみ。
天は自ら助くる者を助く。 >行きたくないと、断っていたところに無理矢理入れられたよ。
でも最終的にはそこに就職したんだよね。
本当に嫌だったら断ることもできたはず。
そこに就職斡旋してもらったからこそ、第一関門クリアで、今の大学に移籍で来たんじゃない? あなたも努力したんだろうけど、最初に常勤教歴つけてくれたのはお師匠さん。 >>437
>本当に嫌だったら断ることもできたはず。
その通り、断ったよ。そしたら親元に脅迫状を送りつけてきやがった。
脅迫状の送り主は「お師匠さん」じゃない。
これで、泣く泣く「就職」させられた。同時に親子関係破綻したな。
最初の時も移籍したときもそうだったけど、オファーなら複数来た。
結局、最初に本当に行きたいところには就職させて貰えなかった。
なぜなら、「お師匠さん」はそこに自分のお気に入りを就職させたかったからだ。
あとで、真相知ったときは、心底頭にきた。文句あるか? 昔の大学教官の暴虐ぶりを知ってる世代としては、あり得る話だと思う。
パワハラ・アカハラ・セクハラやり放題だったもんな。今の基準なら半分以上の人間が処分対象じゃないか。
私は師匠とは比較的いい関係を保ってたんだけど、当時の助教授が本当のクズ野郎で、
何度もひどい目にあわされたよ。あいつ、教授になった今でもあの調子でやってるのかな。 >>439
あのとき、実家に「脅迫状」を送りつけた当時の学科主任からはこんなことも言われたな。
「○だって、この僕が口をきいてやって○○大に入れてやったんだ。
君なんて、いくら博士論文書いたってこれから先、えらくなれる可能性はないんだ。
東京にいられるだけありがたいと思え」と。
この○は、ベルギーのある大学院に7年も留学していながら結局博士論文書かずじまい、
母校に引き取られた後、定年退職までに出した著書は山川ブックレットだけ。
名誉教授になってから、やっと新書で概説一冊出し、平凡社東洋文庫から翻訳を出しただけ。東洋史学界が腐っているのは、昭和の御代からの話だと思う。 私が就職したのは教授斡旋が減って公募が普通になりつつある過渡期だったんだが、
公募といっても実際には出来だったり有力大学での候補調整が普通だったように思う。
そんな当時、自分が学生やODの生殺与奪の権を握っていると固く信じている助教授から、
「うちの研究室としては今後君を推薦するつもりはない」と宣告された。理由も言ってくれなかった。
後押ししてくれないだけならまだしも、ちょっとここに書けないやり方で就職の妨害までされた。
その後、私が公募で就職を決めたことを報告した時のあの引きつった顔が忘れられない。 >>441
それ、わかる。心中快哉叫んだだろう。
私も移籍直後、どうしても断れない届け物の依頼を受けて母校の研究室に言ったとき、
私を窮地に追い込んだ学科主任の腰巾着教授二人がたまたま居合わせていて、
そいつらの苦り切った表情を覚えている。
その一人が、「優秀なんだねえ」とつぶやいた傍らを黙って一礼して通り過ぎた。
今思えば、派手な啖呵切ってけんかふっかけてやればよかったと後悔しているよ。
なぜって、この男も、当時の学科主任もその後ガンになり、
病院でのたうち回って死んだそうだから。もちろん、葬式なんか行くもんかい。 最近定年退職したある先生も、弟子の就職がらみではかなり理不尽なことをしていたと聞いたな。
誰からも尊敬される立派な人柄の先生だとばかり思っていたので、裏の顔があることに、
すくなくともそういう裏の顔があると噂される人であることに、ちょっと驚いた。 口にリベラルなことを言いながら、実際には縁故恩讐で人事を弄ぶことに
なんの躊躇もない人って、俺の師匠筋にもいたなあ。
世話になると一生祟りそうなので自力で就職決めたけど、報告に行っても
あまり祝ってもらえなかった。
結局、日頃大口叩いていても小者なんだと良くわかったよ。 >>443
は、女だろう。となると誰だかすぐ特定できる。あの人にもそういう一面があったのか。
ちょっと驚き。
>>444
は、誰だか見当もつかない。でも、俺も最初の指導教授から似たような目にあったよ。 何を理不尽とするかは人によって違う。皆さんはどういう人事を理不尽と感じますか。 自分の弟子であればその能力の如何に関わらず就職させるのが師の務め,と考えてる人もいるからなあ。
そういう人がリーダー的存在になってる分野は悲惨。実例は東洋史業界にもあるよね。誰とは言わんけど。 >>450
西日本はその傾向がひどすぎやしないか? >>452
山口組じゃあるまいし、ろくなこと考えつかないな。
もう、文学部史学科から西洋史、東洋史、アジア史なんて枠取っ払って
グロヒス一本槍にして、
漢文しか読めない役立たずは学科ごと全部取り潰した方がいいな。 >>424
>大学教授需給システムが「指令経済」から「市場経済」に移行したんだから
指令権が分散して小経済圏が乱立しただけのような・・・ >山口組じゃあるまいし
確かに東洋史業界には、「身内」というだけでどんな馬鹿でも無条件に後援・庇護する
ヤクザ、マフィア、ヤンキー、安倍みたいなグループがいくつかあるな。
そういうヤクザ者の「漢気」なんて、身内以外を徹底的に踏み付けにすることによってのみ成立する。
本当にタチが悪い。 身内の結束を固めるためには仮想敵がいると便利なんだよね。
私は母校で一方的にその役割を負わされた。当時の助教授とその取り巻きによって、
まったく身に覚えがないまま「裏切者」に仕立て上げられたからなあ。
教授になった今でもあのメソッドで自分の貧弱な求心力を補ってるのかしら。 もう、日本国中の大学の文学部史学科は大再編が不可避だな。
東洋史と無縁な学部に就職できていて本当によかった。 >>456
その「当時の助教授」らしい人、二人思い当たる。
山陰山陽地方の人だとしたら、信じられん。
関西の人だとしたら、さもありなん。だな。 >>453
漢文訓読中国史しかできない東洋史学者なんてもう不要なのはその通りだけど、
既にアカポスについてるその手の連中はあと20年は居座ってるだろうな・・・ 研究者志望で研究室選び中の学生さんは,OBの研究者の「研究業績」と「就職の早さ」が
おおむね比例してない所に行くのは避けたほうがいい。そこには絶対に腐った人間関係があるから。
もちろん多少前後することはあるのであくまで「おおむね」だけど。
ただし,研究する気はないが人間関係だけで学界を渡っていきたい,と考えてる人はその限りではない。 そもそも修了生が20年以上だれも研究職をゲットしてない研究室とか、比例もなにもあったもんじゃないわな。 >>460
>OBの研究者の「研究業績」と「就職の早さ」が おおむね比例してない所
こんなこと、どうやったら調べられるんだよ?
学部学生、特に他大学からの大学院志望者には無理難題だよ。
そんなことより、今の歴史学界をリードしている学者の所属している大學の大学院受験した
方が早道だろうが。 >>462
いまはリサーチマップその他の情報でいくらでも調べられるでしょ。
見やすくまとめた一覧表がなきゃ分かりません、なんてお馬鹿さんならともかく。 >>463
そこまでして、こんなじり貧学問のために人生賭ける学生なんて今どきいるのか? >確かに東洋史業界には、「身内」というだけでどんな馬鹿でも無条件に後援・庇護する
>ヤクザ、マフィア、ヤンキー、安倍みたいなグループがいくつかあるな。
東洋史業界、だけ、にいるわけじゃないが、こういう場でも空気読まずに矮小な政治観を混ぜ込む痴性…
関係ないが、「リベラルとは他者に寛容を要求するのに、自らの主義主張には妥協せず他者に押し付ける連中」という言葉を連想した。 >>465
わはは。「こういう場」で政治観がどうだのリベラルがどうだの言い出すお前こそ空気読めてないと思うぞ。 >>443
こんどの合宿では、ひな壇を複雑な目でみることになるのかなあ・・・。 >>464
学問としては知的興奮に満ちた素晴らしい分野なんだけどなあ。学生にはおすすめできない。
この道に入って二十年以上なのに論文数たったの十本、なんて連中があと十年二十年常勤ポストに居座ってて、
そのぶん若手が研究職に就けないことが決定してるから。 >今の歴史学界をリードしている学者
それ誰の事を念頭に置いてるの? 自分だとでも言うつもり? >>469
>>今の歴史学界をリードしている学者
>それ誰の事を念頭に置いてるの? 自分だとでも言うつもり?
んにゃ。そんな奴は誰もいないだろ、と言いたい。事ほど左様に衰退している学界だもの。
その証拠に、未だに内藤湖南説担いで威張っているんだから。 >>467
今年のテーマ見たのか?
報告者の報告内容と言い、
胸くそ悪くなってきた。 >>440
おいおい、誰だか容易に特定できちまったぞ。 M先生の話は、「こういう研究・こういう研究者以外は不要」系の話になるとついていけないが、
過去の体験談はとても面白いね。もちろん一方の視点、という前提で読まなきゃいけないだろうが。 >>472
これが「本流」と期待された人物だったんよ。
この世界がどんなに腐りきっているかわかっただろ。 >>473
そうかい?こっちが採用したいと思っている研究者の条件さりげなく出しているんだよ。
それに応えられる能力ある若い奴が全然いないんで困るんだけど。 ぜひ「T大東洋史裏面史」をまとまった形でこのスレに投下してほしいね。
歴史を学ぶ者としては、学界史が正史だけにもとづいて語られるのはよくないと思う。
やっぱり野史もないとね。その評価は後世の史家に任せるとしても。 >>476
昭和中期の大先生たちも、恨み辛みに近いことを自伝めいたエッセイやら座談会で披露していますよ。 東洋英和女学院のトップが、実在しない筆者の論文から引用するという離れ業をやらかして懲戒解雇。
どこかで聞いたような話だな。実在しない雑誌に「発表」した論文を研究業績にしてる人がいなかったっけ。 >>414
いまさらだけど、「へ?」とおもったのでみてみたら、題がすごかった。
「班」があればそれに対して研究費がつくのだとおもうとめぐまれてるよね
科研でも研究環境の適切性というのがあると思うけど、そういうのでも得するんだろうなと思うとやりきれないね。 「へ?」とか言う人ってなんかナルシストっぽいよね、女の腐ったのというかw 【盗作赤腹】日本史公募スレ【下半身人事】 其16
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/history/1553351501/
これじゃないの?何の話してるんだかさっぱり分からん、貶めたいなら分かりやすく悪事を書き込んでくれればいいのに 実は「温暖化の産物」だったモンゴル巨大帝国?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190517-00280908-toyo-bus_all
現在、歴史学では旧来の各国史(ナショナル・ヒストリー)やそれを寄せ集めただけの「世界史」の
限界を乗り越えようと、「グローバル・ヒストリー」に注目が集まっている。
広域の交易活動や文化接触、あるいは言語の交錯や人々の移動など、国境を超えたダイナミズムから、
ナショナル・ヒストリーの枠組みでは捉えきれない動きを歴史化しようとする機運が高まって
いることがその背景にある。
だが「グローバル・ヒストリー」だけでは、世界史全体を捉えきれない。文明発祥以来の
アジア史固有のダイナミズムを閑却してきたからである。
『教養としての世界史の学び方』を上梓した東洋史家の岡本隆司氏が、アジア史から世界史を
捉えなおす意義について解説する。 >>484
今頃こんなことに驚いているのかよ。1980年代から指摘されていることだよ。
「小氷河期」との関連なら櫻井朋友が新書で指摘していたし、こういう大著だって出ているよ。
ちなみに、この本は日本の東洋史研究者の業績もきちんと参照しているよ。
https://yalebooks.yale.edu/book/9780300208634/global-crisis 「京大人文研90年の学知」という連載が始まったそうな。 >>486
90年ってのはキリがよくないけど、まあ10年後に大学や学界がどうなってるか分からんしなあ。
それにしてもいったい何百人の屍(比喩です)の上に築かれたんだろうか? >>488
情報サンクス。ゼミで学生と一緒に読んでみます。 >>486-487
あいかわらず過去の栄光にすがるのが好きだねあそこは。
それより大事なのは現役が何をやってるかだろうに。 西に人文研あれば、東に文庫ありってか?
西の方がまだまともに見えるけど。 現役もねえ…確かに頑張ってる人も四人くらいはいる。三十人近くいる中で。
他はどうしてそんなに恵まれた環境なのにその程度なのお前ら?と言いたくなる。 >>492
そもそも研究対象である中国にしてからが、過去の栄光にすがってばかりじゃないか。
「中国の夢」って一体何なんだよ? 純粋中国史なんて、学術的には日本で日本人がやる意味はもう全くないといっていい。
ましてやいまだに漢文訓読で中国史を語るとか、頭が昭和時代で止まってるんじゃないの?
まあ内陸アジア寄りや海域アジア寄りで何か語れる人ならもう少し延命できるかもしれんが。 >いまだに漢文訓読で中国史を語るとか
「いまだに漢語史料を白文で引用するとか時代遅れ。いまや書き下しで引用するのが当たり前だ!」
とか偉そうに語ってる人をたまに見かけるんだが、いまや書き下し自体が既に時代遅れだってことに気づいてないらしい。 >>497
10年位前にレキケン・岩波から出た「世界史史料」。
高校教員の知り合いが「漢文の書下し文」じゃなく日本語訳してほしかったと愚痴ってた。一応解説はついてるし巻によっては日本語訳らしいが、ちょっと難しいみたい。 日本史研究者とか,中国史料を引くときにもレ点や一二点を入れた白文で済ますバカがいるしな。
ガラパゴス研究が必ずしも悪いとは言わんが,無意味なガラパゴスは単なるバカ。 >>498
岩波『世界史史料』の中国史パートは、書下しメインにしたせいで完全な失敗作になったといっていい。
専門家は自分で原文を読めるし、素人は書下しじゃちゃんと理解できない。
いったいどういう読者層を想定してるんだか。あれじゃ裨益する人間はほとんどいないだろう。 >>492
いや、さすがにその方々は現役だろう。
大御所にして現役。 >>498-500
彼ら彼女らはそういう教育しか受けてこなかったので、そういう研究しかできないんだろう。
当然そういう教育しかできないので、そういう研究しかできない若手が再生産されてる。 >>502
ああいう教育受けていると、
民国期の研究まるでできなくなるんだよね。
中国語史料の文体がまるで違ってしまうし、
英語や日本語、場合によってはフランス語やロシア語で
書かれた史料との突き合わせが必要になってくるから。
それには、中国以外の公文書館にいかなきゃならないし。
そういう手法にそっぽ向いて、「あれは邪道」と
決めつけるか、共産党の研究に専念するばかりになる。
そうでなきゃ、現状分析でおしまい。
英語圏の中国研究と比べると、この国の研究のガラパゴス化が
よくわかるよ。 そんな遅れたガラパゴスの中ですら就職のできないやつって… >>504
採用する側になって思うこと。
今の若手応募者って、みんな業績あるのは当然として、
面接でもソツないし、ハキハキして自信たっぷりだなあ。
いかにも暗いオタクな研究者タイプを見かけなくなったような。 漢文訓読に凝り固まった先生が編者の本に寄稿するときが面倒くさいんだよな。
史料の引用は書下しにしろと指定してくる。口語訳にさせてくれと訴えたんだが
聞き入れてもらえなかったので、仕方なく間接話法を多用して回避した。 市民講座の講師を先輩から引き継いだとき、
レジュメにのせる史料を日本語訳にして配布すると年配の受講生から文句が出るので、
書き下しでのっけろとアドバイスされたことを思い出したw 東洋学報なんて未だに投稿規程で書き下し原則にしてるよな。時代錯誤もはなはだしい。
実際の掲載論文を読むと無視してる人も多いみたいだけど。 頑迷な守旧派がまだ牛耳ってるんだろうなあ。
あいつらは日本の中国史学をここまで没落させた戦犯なんだが、
それだけじゃ飽き足らず、死ぬまで足を引っ張り続けるつもりらしい。 >>506
今後、天から降ってくるであろう様々な要求に対応できる人。
うちは研究大学じゃないんで、企業とかの経験があるといろいろ数値的(例のあれ)に助かる。 >中国史学をここまで没落
先日某国立大の先生に聞いたところ、今年も東洋史の学生数は壊滅的らしい。
そのわずかな学生も内陸とかイスラムとかに流れてるそうな。
もう本当にダメかもしれんねこの業界。 >>511
恨むも何も、これだけリプリントデータベースが普及して、
自宅で史料現物が入手可能になると、もう東洋文庫にお百度踏む必要ないだろ。
宝物管理に勤しむのは、「昭和時代に優秀だった」人たちだけ。
あそこはある意味老人ホームだよ。 文庫には昔ずいぶんお世話になったが、あそこはコピー代がかさむ金食い虫でもあったな。
いまは古く貴重な文献ほど(著作権の問題がなくて)タダで見られるようになったので、
本当にいい時代になったと思う。 私が宮廷学生だった頃、東洋史は社会学と張り合うくらい学生が多かったのにな。
今じゃ1学年1〜2人なんてこともあるそうだ。梵文かよ。 東洋史と社会学って、どちらも文学部学生の落ちこぼれが行く所やね。
張り合ってもしょうがないよ。 そんな落ちこぼれの中ですら就職のできないやつって… 東の某文庫といい西の某研究所といい、伝統ある所ほど無意味な因習をなかなか改められないものなのかもしれないな。 >>519
西では白文や書下しが普通だった時代にも口語訳で史料引用する研究者がいて、当時としては
すばらしく先進的だったと思う。学生時代に梅原郁の宋代官僚研究とか読んで感心したよ。
しかしあそこは最近また書下し引用で論文書く奴が増えてきてるんだよな。
「因習を改めない」というより「退化してる」と言った方がいいんじゃないの。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています