もし南米の文明が発展していたらどうなったのか
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最近疑問に思ったことがあるもし南米の諸文明が他の影響を受けずにそのまま発展したらどうなったのか 1000年単位で考えてみたらユーラシア諸文明と同じ現象が起きるのだろうか マオリは間違いなくアジア起源のオーストロネシア系。 ただしニュージーランド一番乗りはマオリではなかったようだね。 先住のモリオリ人だったっけ。 モリオリ人もオーストロネシア系だったろうけどね。 やはりオセアニア方面からの文化伝播を期待するより 北米・中米との直接交易を拡充したほうが実際的だったのかもね。 カリブ海とメキシコ湾の島々にはハブ港として拠点になってもらうか。 やはり北米・中米と南米北部を海上交易網で結ぶのが現実的か… キューバ島やイスパニョーラ島あたりがハブ貿易港となりやすそう。 しかし史実のマヤ人は、目と鼻の先のキューバ西端に なぜ到達しなかったんだろう。 ユカタン海峡は海流の速度が屈指と聞くが、もしや対岸の存在すら気づいていなかったとか? BC3000年あたりにシュメール人が南米に到達していた? >>112 南米大陸からは進出してるのに 北米や中米から進出してないのは不思議 >>113 プトゥン・マヤなら ユカタン半島周航のみ。 マヤ文化圏の外へは雄飛しなかったわな。 ユカタン半島のすぐ向こうにはキューバ、ジャマイカ島の島々が あったのに…マヤ人は冒険には興味がなかったとしか。 中米人では期待できないので、カヌー交易の民こと アラワク族に一肌脱いでもらいましょうw >>116 何故同じ新大陸で南米の人達だけがカリブ海に 進出し、北米や中米の人は進出しなかったのか まるで中国・沖縄と台湾と他のマレー語圏と ニューギニアと豪州とNZみたいだな (北米大陸の)フロリダ半島も (中米の)ユカタン半島いずれも、 世界屈指の速度で知られるメキシコ湾流の通過地点なので、 過去にいたであろうチャレンジャー君は・・・大西洋の沖へ流されてしまった、とかかな。 いっぽう、オリノコ河口から西インド諸島への移住は 手漕ぎカヌーで可能だった様子。 あとは島から島へ少しずつ居住域を広げていったんだろうな。 そもそも南北合わせても新大陸には 遠洋航海が可能な乗り物って無かった気がする。 丸木舟といかだだけじゃねえ… 帆を考案したのはペルー太平洋岸あたりだけだっけ?(南米大陸では) 北米では太平洋岸に帆走カヌー、帆走カヤック等があったけどね。 いずれにしても範囲は局限されているのは謎のままだね。 >>118 バハマ諸島とフロリダ半島の間にも隔絶があるね。 目と鼻の先の至近距離なのにな。 天気が良ければ互いの陸地が見えるだろうに。 フロリダの先住民は組織だった捕鯨をしに沖へカヌーで繰り出していたので、 偶然の漂着が起きなかったのだろうか、とも考えてしまう。 パンパの大平原を疾駆する騎馬民族を見てみたかった・・・ いや待て、何に騎乗するのよw 品種改良で大型化されたリャマ?アルパカ?グアナコ?ビクーニャあたり? 意表をついてレアを品種改良して騎乗可能なガタイにまで大きくするとかw 何か今でもアメリカって呪われていると感じる 多少マシなのって今でも カナダ、ウルグアイ、アルゼンチン、チリぐらいじゃね そこも悪い所多いけど >>123-124 南米大陸は大型哺乳類が軒並み絶滅してしまったのが手痛かった。 リャマより大きな役畜はよその大陸から連れてくるしかなさそう。 >>125 あとはましなところがバハマとかトリニダードトバゴとか一気に小さな島になる メキシコとブラジルは永遠に未完の大器でいそう パナマもましだけどコロンビアとの間のダリエン地峡は未開のままだし >>125 あとはましなところがバハマとかトリニダードトバゴとか一気に小さな島になる メキシコとブラジルは永遠に未完の大器でいそう パナマもましだけどコロンビアとの間のダリエン地峡は未開のままだし >>126 現実的なところではシベリアのトナカイを ベーリング海峡経由で輸入? その気出せばヤクート馬をサハから…可能? >>1 が提示した命題通りだと、他の大陸からの影響一切なしってことか。 疫病と役畜の欠如がネックかな。 ・梅毒 ・ロッキー山紅斑熱 新大陸起源で旧世界にない感染症っていったらこのくらいしか思い浮かばない アメリカ大陸の女性に検出されるミトコンドリア染色体ハプロタイプB4 、 どうもポリネシア女性のB2から分岐してアメリカ大陸で発展したものと 考えられている。 アメリカ大陸先住民男性のY染色体にはこうした痕跡が見当たらないことからすると… 考えられる背景は ・インカの探検隊がポリネシア女性を連れ帰った ・ポリネシアの男女の集団が北米/南米大陸に渡来したが、その後 何らかの理由で男系Yの血統は絶えてしまった あたりだろうか? 仮説3: ・ハワイ女性がサーフィン中に沖へ流され カリフォルニアのビーチに漂着w 仮説4: ・メラネシアにサツマイモを授けたところ、南米へ帰る際に 酋長の娘を娶らせてもらった、とか マヤ、アステカ、インカなどは金銀の精錬技術をどうやって学んだんだろうか? 当時のヨーロッパ科学技術から見たら劣るが、それでも充分な練度だったのか? 金とか、石に含まれてるのでも叩けば思っきり伸びるやん 純度を高める精錬法だから、水銀を使ったアマルガム法とかのことかな。 さすがのインカでも鍛造のみだったんでは。 >>129 アラスカ先住民男性に、ハプロタイプY−N1cが少数ながら見られるってことは、チュクチかユカギールあたりのトナカイ遊牧民が、もしかしたら 北米大陸へ上陸したのかも知れないな。 シベリアだけではエサ場が手狭になったのだろうかw >>129 アラスカ先住民男性に、ハプロタイプY−N1cが少数ながら見られるってことは、チュクチかユカギールあたりのトナカイ遊牧民が、もしかしたら 北米大陸へ上陸したのかも知れないな。 シベリアだけではエサ場が手狭になったのだろうかw 牧畜の概念を理解できないエスキモー達に 大事な家畜トナカイを狩り尽くされてしまったとか。 ロシア極東とアラスカ、またはグリーンランドのどちらかが実際の緯度よりもっと南だったら、 鉄器や火薬の技術とかが史実よりもっと早く北米・南米に伝わったかもな。 結局、騎馬民族かバイキングに征服されてしまったかも知れんが。 >>22 太陽崇拝やピラミッドの建造なんかは、 中南米独自に生まれたのではなくて、 古代エジプトやメソポタミアから移住する古代の人々がいた気がする。 大洪水伝説なんかも妙に共通する。 バイキングのヴィンランドがもっと南に行って暖かい場所で勢力伸ばせたらどうだったかな 旧大陸と連絡とれないし似たような末路になりそうだが 北米東海岸の蒸し暑い夏に慣れず撤退? あるいは涼しいアパラチア山脈に立てこもって後のヒルビリーの先駆けとなるか >>140 シベリアのチュクチとアラスカのエスキモー(ユイット、イヌイット両方とも)が 互いに「海を挟んで向こう側の大陸に住む民」と認識しあっていた事実を 東西両大陸交易のチャンスに活かせなかったものか、と考えてしまうな。 でもこのスレのテーマは南米文明だから、たとえ北米が 旧大陸と活発に交易して栄えても、南米大陸にまでその余波が波及するかは… 難しいのかもなトホホ なにせ、アフリカ大陸から始まるグレートジャーニーでいうと 南米大陸は、旅路の最果ての「ドン突き」だもの。 アラスカが凍っててしばらく足止めくらったんだったか それ以南のアメリカ大陸行けるようになったのが一万年前とかだから旧大陸とはスタート時期が違いすぎるわな 沿岸ルートでもう少し前から南下はできたらしい 北米の初期の人類の痕跡は海中に沈んでることも多そう >>148 不思議なことに、農耕の開始時期は旧大陸とさほど違わないという謎。 ・ミシシッピ流域 ・メキシコ高地 ・オリノコ下流域 ・アンデス高地 ・アマゾン本流域 ざっと農耕センターはこのくらいあるようだ。結構多いもんだ。 ・ミシシッピ流域・・・ヒマワリ、ポポー、ブタクサ ・メキシコ高地・・・・トウモロコシ、トウガラシ、トマト、インゲンマメ ・オリノコ下流域・・・カカオノキ(異説あり)、ワタノキ(海島綿)、食用カンナ ・アンデス高地・・・・ジャガイモ、マシュア、オユコ、マカ ・アマゾン本流域・・・落花生、キャッサバ あと、アボカドとタバコは地峡地域の低地原産かな? これらの作物が新大陸中で相互に交換されたら結構発展できたかも。 しかし北米の温帯と南米の温帯が隔絶しすぎているのが痛すぎる… 上で提案してた人みたいに、環カリブ海交易網が南北を結んでほしいね。 雑穀を忘れてるよ: メキシコ高地…アマランサス アンデス高地…キヌア あとステビアも追加したい。原産地はパラナ川流域で。 家畜・家禽編: ・北米…シチメンチョウ ・中米…バリケン、テチチ ・南米…リャマ、アルパカ、クイ、モルモット、イグアナ クビワペッカリーは家畜化されていたのかよく分からないな。 テノチティトランの食肉市場で売られていたのを コルテス一行も目にしていたそうだが。 >>153 新大陸側がほぼ一方的に旧大陸の伝染病にやられたのは家畜が少なくて疫病が蔓延してなかったって話だったがこう見ると結構いるもんだな 荷運びを務めた役畜は、リャマとアルパカだけかあ。 強いて加えるならば北米で犬ぞりやトラヴォワを牽引したワンちゃん達くらい。 やはり役畜は旧大陸から連れてこないと、犂耕も戦争もスケールアップできないね… しかも、リャマもアルパカも、低地では繁殖困難という制約高き家畜。 乾燥地やアマゾン等の土地では、実質役畜は皆無かw グアナコやビクーニャと掛け合わせて品種改良してもダメだろうか? 日本でもヤクやトナカイよりはトナカイよりは耐暑性はあるんだけど.... さすがにアマゾンでは無理? 北米の馬が全滅したのは痛いな まあ生きていたとしてもシマウマみたいな飼いならせない種だったら万事急す トウモロコシを主食レベルにするのにはコムギよりだいぶ遺伝子弄る必要があって遅れたんじゃなかったか トウモロコシに取って代われた…かもしれなかった雑穀の一覧: ・北米…ミナトムギクサ(イネ科。オオムギの近縁種) ・中米…サウウィ(イネ科。アワの近縁種) ・南米…ムンゴ(イネ科。イヌムギ属?) いずれもトウモロコシ栽培の伝来以前は結構主力作物だったようだが、 トウモロコシが主役になって以降は救荒作物の地位に移ったもの。 北米のワイルドライス(マコモ)はタイの浮き稲みたいにできなかったかな ミシシッピ川上流域〜カナダ南部では アメリカマコモはあともうちょいで栽培化直前まで到達していただけに 悔やまれるな。 あれが水田稲作のように湿地を農場として活かせれば、 トウモロコシの栽培北限線のさらに北方まで農耕地帯を押し上げられたろうな。 ちなみに現代ではしっかり近代化され、秋の収穫期には 水上コンバインで一気に刈り入れるまでに発展して 結構いい収入になっているとも聞く。 もし南米で栽培を広めるなら、パラナ川流域の湿原か、パンパを流れる川沿いとかかな。 ちなみに上の「栽培化直前」ってのはコロンブス到達時点頃の状態のことね。 インカアステカが滅びたのは大陸から持ち込まれたウイルスが原因 ワクチンのある現代ですらコロナで何百万人死ぬんだから壊滅レベルになるのは仕方ない >>162 AIM(全米インディアン運動)のデニス・バンクスが ワイルドライス生産の会社を経営しているのは感慨深いな。 たしかオジブウェ族の人だから米加国境あたりの 無数の湖沼が広がる栽培適地の出なのかも。 穀物ではないが、キジカクシ科の根菜「ヒナユリ(学名Camassia Quamash)」が 北米大陸西海岸(中心地はワシントン州〜ブリティッシュコロンビア州辺り)で 栽培されていた。 クワキウトル、ヌートカなどの社会では、貴族階級が代々相続できる耕作地として タバコ(マルバタバコ)畑とヒナユリ畑があったほど。 比較的高緯度でも栽培でき、干したり製粉したりと保存も利くので、 「南米のジャガイモ、北米のヒナユリ」として南北両大陸で相互交換できれば 可耕域拡大を飛躍させたのかも。 南米は作物には恵めれてたけど軍事力、文明ではスペインに歯が立たなかった ここで南米の作物語る意味はあるの? 南米は孤立した旧大陸と切り離された 孤立した文明であったが旧大陸と同じく 身分制度が生まれ文字や数学が発生した そして宗教が発生した経済格差が生じた 人間は必然的に身分制度,芸術,学問, 文字,宗教,国家,そして男女の格差を 作るように本能的に生まれついている それらは文化的に作られたものでなく 人間という生物のもつ習性であった 南米の文化はそれを証明している >>168 古代オリエント文明圏からの移民の子孫だよ。 >>167 南米は根菜類ばっかで保存が利かない作物だらけ やはり、ほとんど孤立した文明だったのが一番の敗因。 外界からの刺激も競争相手となる異文明もいないままなら、 仮に白人が来ないまま21世紀に至っても神権国家のままだったかもよ。 神権国家や身分制度や男女のジェンダーの社会的格差は 新大陸でも旧大陸でも同じように自然発生した これらは人間が本能的に持っている生来的な習性だと いう事が良くわかる話だ 社会的・文化的に全てのジェンダーが作られるというのは 極論に過ぎぬ ペルー・ボリビアの外に 強大なライバルがいなかったのが痛かった。 ・コロンビア高地の首長制社会群 ・アマゾンの諸文化圏 ・パンパの狩猟採集民 ・アカタマ砂漠以南の定住民(マプチェとか) 候補はこんなくらいかな。パンパの地は本当は遊牧生活向きだったろうけど。 南米最北端の乾燥地帯にすむワユー(グワヒーロ)もライバルになりえたかも 南米の文明に到達しなかった先住民としてはかなりの大人口(約80万) https://en.wikipedia.org/wiki/Wayuu_people 赤道に近く本来高温多湿の気候になるはずの場所に、比較的大規模な乾燥地帯というイレギュラーな環境があることは、中南米の仮想歴史になにがしかの波乱要因となってもよさそう ちょうど東アフリカの赤道付近の乾燥地帯が類人猿から人への進化を促したように 南米最北端あたりの乾燥地は 雨陰砂漠、風下砂漠だね。地学で習ったなあ。 カリブ海交易の拠点にするなら マラカイボ湖なんかが良港として栄えたかも。 一年中落雷の名所だけどw 農業のようなものを企む奴は結構どこにでもいた。 間氷期の気候が安定したおかげで同時多発に成功した。 >>175 乾燥した一見不毛そうな土地のおかげで、スペイン人に 土地を狙われずに済んだため、大人口を今でも保てたのかもね。 地の利を生かすなら、乾燥地帯で育つ作物が 南北の大陸から集積・集散する交易拠点に発展したら栄えたかも。 アンデスからジャガイモ、アマゾンからキャッサバ、メキシコからトマト、トウモロコシ、 北米からヒマワリ・・・等々。 ワユーの地に各大陸の作物が栽培され、各文明へ交換される拠点になり…か。 ぶっちゃけ西洋近代てなもんが無くても諸文明は普通に存続してたんよ 科学文明が今ほど発展してなかったかもねってだけでな むしろ人類を危うくするような進歩にさらされずに人類はいまより安泰やったやろ 核とかやばい兵器があるから戦争が止まってるんやで 世界大戦で数百万人余裕で死ぬのがわかったから それ以前の戦争は暴走族の抗争みたいなもん 南米大陸では海上の乗り物といったら筏と丸木舟の二つしか作られなかったとしたら 北米大陸より海上交通は未発達だったんだな。 北米の革張り船の造船技術が、南米大陸にも伝播して 構造船の発達に結び付けばよかったな。 …でも外洋船を建造したところでどこへ渡る? 西インド諸島? ポリネシア? ペルー沿岸からガラパゴス諸島まで到達しているのだから、 実はもっと西方まで航海していたのかもよ。 上のほうのレスで挙がっていたアローカナ種のニワトリ、 遺伝上はトンガからサモアにかけて分布する在来種ニワトリと 最も近縁との報告がある・・・ってことは オセアニア人が南米にもたらしたのか、 それともインカ人探検隊の西方みやげか。 サツマイモを指す呼称: ・南米のケチュア語:「クマラ」 / ニューギニアの諸言語:「クマラ」多数 ・中米のナワトル語:「カモテ」 / グアム〜サイパンのチャモロ語:「カモテ」 南米太平洋岸〜南太平洋ルート以外に、 中米太平洋岸〜北太平洋ルートが複数開拓されていたのかも カモテルートは、16世紀にスペイン人が開拓した航路。 メキシコ出航→中継地グアム→フィリピンへ伝播という経路のため、 イモと一緒に呼び名も伝播したという次第。 一方のクマラルートはガチ こう見ると、 東西方向の遠距離航海は海流の助けもあって世界各地に類例があるが、 南北方向の遠距離航海は東西方向ほど多くはないようだ。 南シナ海とか東アフリカ沿岸とかが該当例かな。 カリブ海やメキシコ湾は、メキシコ湾流に乗れば素早く遠方へ渡れるが、 南北方向を移動するにはアンティル諸島を島伝いに渡ることになりそうだ。 南北の場合風の力も必要か 数百年に一度レベルの寒波が来た時なら強烈な北風で? 電磁波犯罪被害者の症状 体が異常に熱い ノドが異常に乾く 異常に疲れる スマホを所持していないときは被害が軽減する >>181 北米太平洋岸の大型カヌーとか アラスカの帆付きウミアック(大型革張り船)が 中米・南米に伝来してほしかったところ。 ペルー沿岸やアルゼンチンのパンパ沿岸では アザラシ等の海獣が多く住むので、材料に不自由はないかと。 エスキモーが帆走カヤックを造るのは、 シベリア側から伝来した技術なんだろうな。 千島〜カムチャツカ経由でアイヌのイタオマチプあたりが源流、とかかな。 中米・南米は独自発明には至らなかったのね… 「ベイ・オブ・ジャー(甕の湾)」 ブラジル南東部、大西洋から入り込んだ湾内の西岸に 大都市リオデジャネイロ市が広がる沖合、海岸から15マイル沖、水深約100フィートに広がる テニスコート約3面分の海底に、古代ローマ様式の両耳付き尖底形アンフォラ約200個が 一ヶ所に密集して沈んでいるのを、1982年にロブスター潜水漁師ロベルト・マルクスが 発見した。歴史的価値の重大性を鑑みたブラジル政府は1983年に盗掘予防のため この区域を立入禁止とする措置を取った。 無数のアンフォラのうちいくつかは完形を保っていた。 発見からちょうど40年が経つが、調査結果は現在、如何に? ちなみに「アンフォラの形状は3世紀頃の古代ローマの様式」 というところまでは報じられていた。 たしか、この時代だとローマ人は地中海から西アフリカのギニア湾岸までは 交易に到達できていた記録があったんだっけ。 嵐で漂流? 操船ミス? 商売敵を出し抜くべく新天地開拓したとか? >https://en.wikipedia.org/wiki/Guanabara_Bay Underwater exploration in the bay was disallowed by the Brazilian government in 1985 amid a dispute with an American treasure hunter, who claimed to have found evidence of a Roman shipwreck.[3] アメリカ人のトレジャーハンターも発見したという 別のもの?ブラジル政府が海中探査を禁止したのは同じだけど 積極的に進めたくないのは ・よそ者への警戒心 ・結局白人の早期の到来の証拠といってもポルトガル系じゃなくアラブ系(ゴーンちゃんとかw)にお墨付きを与えるだけ ・実は結果は出ててローマ時代のじゃなく近世のだった この中のどれか? 58世界@名無史さん2021/12/10(金) 23:59:28.350>>60 カナダ(ハドソン湾と五大湖の間あたり)の先住民男性に見られる Y−R1bってのが謎深そう。 コロンブス以前に渡来したバイキングかバスク漁師か、 それとも最終氷期にQと一緒にベーリング地峡を渡って来た一団、とか? 59世界@名無史さん2021/12/11(土) 00:08:41.940 あの辺、アルゴンキン語族かアサバスカ語族の地域だよな 60世界@名無史さん2021/12/11(土) 00:23:11.210 >>58 普通にイギリス・アイルランド系移民との混血の線も メティスのアイデンティティのもとに先住民と別個の民族になった人と別に、混血してもそのまま母方の民族を名のり続けてる家系もあるのでは 76世界@名無史さん2022/01/22(土) 22:18:09.410 >>58-60 バスク説も捨てがたいが、 アルゴンキン系民族の女性に遺伝するミトコンドリア染色体ハプロタイプのうち Xグループの分布域とY−R1bの分布域が近似することからすると、 シベリアからXとR1bが一緒にベーリンジアを渡ってきた可能性も捨てられないね。 77世界@名無史さん2022/01/23(日) 05:48:08.030 そういえばデネ・エニセイとインド・ヨーロッパは南シベリアで比較的近くに暮らしてたんだっけ でもアファナシェヴォ文化の要素が北米に伝わらなかったのは不思議 インドヨーロッパ系がデネ・エニセイ系に混ざって北米に渡ったのかもしれないけど、よりによって鍛冶や牧畜の知識の乏しい人だったのかな それこそ幼児期に孤児になって養子にもらわれたとか? そういえば、 アルゴンキン系部族の間に伝わる宗教儀礼として 「昼が最も短くなる冬至の日に、針葉樹に色とりどりの飾りつけを施して 太陽の復活を祈る儀式」 というのを行う地域が北米大陸の亜寒帯を中心に広がっているとのこと。 (故大林太良の著書に詳しいが) まさかクリスマスの風習を旧大陸から持ち込んだ一団とか? シベリアのチュクチやユカギールの間でも 「夜空を疾駆する空飛ぶトナカイ橇」の伝承があることだし。 >夜空を疾駆する空飛ぶトナカイ橇 北欧神話で主神オーディンが駆るスレイプニルも、 10本足で空を走る軍馬だったな。 北ユーラシアでは結構共通したモチーフなのかも。 チュクチ神話では10本脚の空飛ぶトナカイが登場するから… 案外ひょっとするかもよ。 先コロンブス期のヨーロッパ人渡来説の根拠になるかは分からないが: ミトコンドリア染色体ハプロタイプ「mt-X」の分布図↓ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97X_ (mtDNA)#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Haplogroup_X_(mtDNA).PNG >>187 アンティル諸島へ海路で進出したアラワク系集団は、 以前はオリノコ河口からトリニダード島を伝って北上し、小アンティル諸島を経て 大アンティル諸島へ到達したと考えられていたが、 後の研究で、ベネズエラ北岸からまず大アンティル諸島へ移住し、その後 小アンティル諸島を徐々に南下して分布域を広げた、という流れらしい。 てことは、カリブ海をカヌーで一挙に北上できたってことかも知れないな。 南北合わせてアメリカ大陸最古の人類居住を示唆する遺跡が なぜかチリ南部のパタゴニアのモンテ・ヴェルデ遺跡という不思議。 現在は海没している遺跡が多いせいだろうけど、クローヴィス人以前にも サピエンス移住の波があったのは確実。 世界遺産にも登録されたブラジルのカピバラ国立公園にある 先史時代の壁画、最古の絵は5万年前との鑑定がされているそうだが、 最終氷期の遥か前過ぎる・・・出アフリカと照らしても早過ぎ 最古6万年という壁画もあるようだ。 >カピバラ遺跡壁画 それでも農耕開始は最終氷期以降になるんだな。 栽培種出現のタイミングも旧世界とそう違わないし。 南米大陸でいうと、個人的にはブラジル北東部のサバンナ地帯(ジェ語族等が分布)、 パタゴニア太平洋岸等に、最終氷期以前に渡来した古い集団の名残が色濃いように 感じられるな。 言語面でもパプア諸語やアボリジニの諸言語との類似点を指摘する研究者がいるが、 ハプロタイプY−C2グループの一部が南米大陸に流入した最初の集団だったのかも。 北米大陸なら西海岸の状況と似ているな。 海産物に恵まれたため、大人口のわりに農耕社会へ至らなかった点とかも。 1つ農耕段階に達した集団がいたら、残りは専業漁家として補い合うように発展できたかもな >>205 >ブラジル北東部のサバンナ地帯、パタゴニア太平洋岸等に 遅れて南米入りしたQグループがC集団を押しやった結果、 セラードとパタゴニアという二大不毛「すみっこ」にのみ古い集団が残存したのかもしれない。 いっそ沖へ繰り出して海洋民族として栄える道もあったろうけど、 どちらも船舶は丸木舟か筏だけだった様子。 ジェ語族は子音に対する母音の種類が多い言語みたい 東南アジア大陸部の言語みたいな響き? 言語類型論では、無数の語族がひしめく南米の言語をおおまか2大別し、 ・太平洋型…母音音素少なめ(約3〜5)、子音音素多め、かつ子音結合多め、流音複数 ・大西洋型…母音音素多め(約4〜7)、子音音素少なめ、開音節言語多数、流音単数またはゼロ と分ける研究もある。 ジェ語族は大西洋型に入るのかもね。 まあ長年の近隣言語との接触で影響を被った可能性もあるけど。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる