小説の「モンテ・クリスト伯爵」は、トスカーナ大公国かどっかイタリアの小国で爵位を買った、という設定だったな。そういう商売は結構あったのかな。
「爵位があると旅行に便利なので」ということだったけど。ドイツなんかは今でもホテルの宿帳に学位を記入する欄があって、「〇〇博士」と記入すると扱いが全然違う、と誰か言ってたな。
あるいは刑事裁判の被告でも博士号持ちだと「〇〇被告」じゃなくて「〇〇博士」と呼ばれるとか。