プーチン大統領は今月テレビ放映された質疑応答で、「新しいロシア」を意味する「ノボロシア(Novorossiya)」という言葉を口にした。5時間に及ぶ放送の中では一瞬のことだったが、18世紀末にエカテリーナ2世がオスマン帝国から勝ち取ったウクライナ南部と東部を指すこの呼称が、ロシア人たちの間でよみがえりつつある。 プーチン大統領は現在のウクライナのハルキウ、ルハンシク、ドネツク、ヘルソン、ニコラエフ、オデッサに言及し、「帝政ロシア時代にノボロシアと呼ばれていた地域は、かつてウクライナの一部ではなかったことを思い出してほしい」と発言。「ロシアはこれらの領土を種々の理由により失ったが、人々はそこに留まっている」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9197/