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【板対抗バトロワ】おーぷん世界史軍【人類進化】
0001ラスト歴オタ ◆h7Z0V9QwEg
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2024/03/16(土) 22:09:46.140
■板対抗バトロワとは?
5chなどの板同士で戦争しあい、最強の板を決めるゲーム
【会場】https://br2ch.pgw.jp/br2ch/brlist.cgi
【wiki】https://seesaawiki.jp/new2ch-battleroyale/

■ゲームの目的
診療所(E8西)を占領したりNPCを倒して得られるポイントを貯めてポイントレースに勝つこと

■参加手順
1.会場のURLを開き、エントリ可になっているキャラをクリック
2.所属チームから(残念ながら今は降格しているので)「板統合軍」を選択し、参加キャラクターから好きなキャラを選ぶ
3.参加するとG5エリアに出現するので、北へ移動してG5エリアから抜けること。
【青いマスか5分後以降にG5エリアに入ると自殺となり、45分間参加できなくなるので注意!】
4.他軍のプレイヤーと戦う。負けても3分で再参加できる!
0086世界@名無史さん
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2024/03/19(火) 23:24:14.350
今から約570万年前、オロリン・トゥゲネンシスから、アルディピテクス・カダバに進化しました。
アルディピテクス・カダバはオロリン・トゥゲネンシスとはまた違う、アルディピテクスに含まれます。
アルディピテクス属は、アルディピテクス・ガバダと、後の種であるアルディピテクス・ラミダスの二種が属します。
0087世界@名無史さん
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2024/03/19(火) 23:29:25.970
アルディピテクス・カダバは、日本では「ガバダ猿人」とも呼ばれています。
アルディピテクス・カダバという名前は、「家族の最初の祖先である地面の類人猿」という意味があります。
0088世界@名無史さん
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2024/03/19(火) 23:29:51.420
アルディピテクス・カダバは、日本では「ガバダ猿人」とも呼ばれています。
アルディピテクス・カダバという名前は、「一族の最初の祖先である地面の類人猿」という意味があります。
0089世界@名無史さん
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2024/03/19(火) 23:39:41.520
アルディピテクス・カダバは、今から約580万年前から約520万年前の、現在のエチオピアで暮らしていたと考えられています。
0090世界@名無史さん
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2024/03/19(火) 23:43:06.740
アルディピテクス・カダバは、1997年、エチオピアのアファール低地、アワッシュ川中流域で、当時大学院生だったヨハネス・ハイレ=セラシエが発見しました。
発見された化石は、下顎の骨や、足の骨などです。
0091世界@名無史さん
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2024/03/19(火) 23:46:46.820
発見当時は、この化石はアルディピテクス属に属すもう一つの種であるアルディピテクス・ラミダスの亜種だと考えられていましたが、犬歯の形が明確に違っため、新種としてアルディピテクス・カダバと名付けられました。
0092世界@名無史さん
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2024/03/19(火) 23:55:59.840
アルディピテクス・カダバの犬歯は先端が尖った三角形をしていて,類人猿の犬歯とも似ています。
しかし,足の指の骨の形から直立二足歩行をしていただろうと推測されます。
そのため、アルディピテクス・カダバこそが真の最古の人類だとする学説も存在します。(n回目)
0093世界@名無史さん
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2024/03/20(水) 00:11:27.190
では、すこし早いですが今日はこのあたりで終わりとします。
次回は、人類学に革命を起こした化石人類を紹介します。
0094世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 01:50:03.240
1992年、アフリカのエチオピアにあるアファール低地にて、カリフォルニア大学のティム・ホワイトや東京大学の諏訪元は、化石人類の親知らずの化石を発見しました。
0095世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 01:56:16.820
その歯の化石は、当時知られていたどの化石人類のものとも違っていました。
この発見を機に、周辺から新種の化石人類の化石がいくらか発見されるようになります。
このとき発見された新種の化石人類こそが、人類学に革命を起こすこととなるアルディピテクス・ラミダスです。
0096世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 02:02:15.020
アルディピテクス・ラミダスは、今から約440万年前のエチオピアに生息していた、アルディピテクス・カダバから進化した人類です。
0097世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 02:05:27.820
アルディピテクス・ラミダスという名前には、「(人類進化の系統樹上の)根にあたる、地面の類人猿」という意味があります。
アルディピテクス・カダバと同じアルディピテクス属に属しています。
日本では、「ラミダス猿人」とも呼ばれます。
0098世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 02:12:57.940
そして1994年、2年前の歯の発見を踏まえての調査中、調査隊の一人であるヨハネス・ハイレ・セラシエが、潰れた箇所もあるが、かなりの部位が残った化石人骨をアワッシュ渓谷中流域のアラミスで発見しました。
この時全身骨格化石として発見された個体は、後に「アルディ」と名付けられます。
0099世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 02:16:33.810
アルディピテクス・ラミダスのようなジャングルの木の上で暮らすような類人猿や猿人は、肉食獣の餌食にならなくても、樹下に落ちて死体が腐敗した後、骨も風化してしまうので、アルディと同じ時期の類人猿の場合、全身骨格どころか、骨片の発見すらきわめてまれなことです。
しかし、アルディは死後、大型動物に踏まれ、それによってハイエナなどに食い散らかされる前に泥に埋もれることができ、かえって比較的良好な保存状態になったと考えられています。
0100世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 02:17:55.810
そのような貴重な化石が地表に露出し、風化しないうちに発見されたことは、まさに奇跡としか言いようがありませんでした。
0101世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 02:34:50.940
しかも、当時、最古の人類はアウストラロピテクス・アファレンシスと考えられていましたが、このアルディことアルディピテクス・ラミダスは、なんとアウストラロピテクス・アファレンシスより古い地層から発見されたのです。
これはつまり、アルディは最古の人類の記録が更新される可能性を秘めていたわけです。
0102世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 02:49:17.450
しかし、そんなアルディの化石化は不十分で、そのまま掘り出そうとすると化石自体が崩れてしまう危険性がありました。
そのため、化石を見つけ次第、周辺の土砂ごと凝固剤で固め、エチオピア国立博物館の研究室に持ち込んで慎重な復元作業を行う必要がありました。
0103世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 03:04:53.660
特に頭蓋骨はひどく砕けていましたが、とても崩れやすいので実物を使った復元作業ができなかったため、諏訪によってCT技術を使ってコンピュータ画像として復元するという手法がとられました。
このCT技術を使った復元には、以前紹介した最古の人類サヘラントロプス・チャデンシスの発見者であるポワチエ大学のミシェル・ブリュネの影響もありました。
0104世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 03:08:36.500
アルディはその復元や評価に時間がかかったため、研究結果が公表されたのは2009年になってからでした。
アルディについての研究結果である11本の論文は『サイエンス』2009年10月2日号に掲載され、アルディに関するさまざまな角度からの分析やその生息環境について論じられました。
0105世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 03:22:17.100
この特集は100ページ近くになり、その号全体の約半分を占めました。
なんと、世界的な科学雑誌である『サイエンス』が後にこの一連の研究を、サイエンス誌がその年の最も発展的な研究に与える賞「ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー」に選出しました。
それだけこの研究は人類学に革新をもたらしたものなのです。
では、さっそくその研究結果をみていきましょう。
0106世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 03:45:13.820
従来信じられていた人類と類人猿の共通祖先はチンパンジーに近いもので、ゴリラやチンパンジーのような、両手のこぶしを地面につける四足歩行である「ナックル歩行」をし、雌雄の犬歯には大きな性差があり、オスは大きな犬歯を持っていただろうと考えられていました。
また、そこから分岐し、ヒトが直立二足歩行を獲得したときには、原始的であろうとも、現代人と同じように足の親指と他の指が同じ向きに並ぶようになっていただろうとも考えられていました。
しかし、アルディはそうした原始的なイメージを大きく覆す特色を備えていました。
0107世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 03:50:10.740
アルディの身長は120 cm、推定体重は50kgで、身長に比べて体重がかなり重いです。
これは、アルディピテクス・ラミダスの雌雄の性差が小さかった可能性を示しています。
0108世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 04:03:17.440
復元された頭蓋骨から、脳の大きさは300ccから370ccと、今から700万年前のサヘラントロプス・チャデンシス(320ccから380cc)の脳とも大差なく300cc前後におさまるチンパンジーの脳とも、大差のない数値といえます。
前寄りに位置する、頭蓋骨の底部に位置しており、脊髄の延長である延髄が通っている大後頭孔は、直立二足歩行をしていた可能性を示しています。
現存最古のサヘラントロプス・チャデンシスの場合、目の上の骨が水平方向に隆起している眼窩上隆起にかなりの厚みがあり、メスのゴリラと見なす少数意見の根拠にもなっていますが、アルディの眼窩上隆起は薄いです。
0109世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 04:31:03.230
今日はこれぐらいで終わりましょうか。
明日はアルディの研究結果の続きをしましょう。
0110世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 23:41:45.140
アルディの歯はあまりすり減っていないため、若い個体だろうと推測される。
0111世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 23:43:04.430
また、刃の摩耗が少ないということは、中期の猿人であるアウストラロピテクス属のような砂混じりの食物を食べていなかっただろうとも推測できる。
0112世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 23:46:13.340
アルディピテクス・ラミダスの全身骨格はアルディ1体分しか見つかっていないが、歯については35個体分以上のものが発掘されている。
そのため歯を詳しく調査することができた。
0113世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 23:48:43.510
分析の結果、アルディピテクス・ラミダスの犬歯の大きさの男女差はかなり小さく、アルディの犬歯はその中でも小さかったため、アルディはメスであると推測された。
0114世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 23:51:48.360
かつて、人類もチンパンジーのように大きな犬歯を持っていたが、進化の過程で小型化していったと考えられていた。
しかし、アルディピテクス・ラミダスの犬歯の雌雄の性差は小さかったため、人類が犬歯を小型化するように進化したのに対し、チンパンジーは犬歯を大型化するように進化したであろうことを示している。
0115世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 23:54:52.580
犬歯の大きいチンパンジーはメスを争ってオス同士でケンカをよくしていますが、犬歯の小さいアルディピテクス・ラミダスは、おそらくメスをめぐってオスが争わない、一夫一妻制だったと考えられています。
0116世界@名無史さん
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2024/03/21(木) 23:57:27.250
この一夫一妻制により、特定の妻子により多くの食料を持ち帰るために、両手を自由に使える直立二足歩行ができるような進化を促したとも考えられています。
0117世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:00:03.990
犬歯以外の歯に注目してみると、チンパンジーやゴリラは特定の食物に合わせて歯を特殊化していったのに対し、アルディピテクス・ラミダスは歯の特殊化の傾向が見られない。これはつまり、アルディピテクス・ラミダスは特定の食物を食べない、雑食性だったことを示しています。
0118世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:06:04.350
かつて、人類の祖先は類人猿に近いものと考えられていた時は、人類の祖先は現在の類人猿のように、こぶしを地面につける四足歩行である「ナックル歩行」を行っていたと考えられていた。
0119世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:08:50.510
しかし、アルディの細部まで残された手の化石を分析してみると、そうではなかった。
体の割には手が大きく、現代人女性と大差なかった。
類人猿と同じく、アルディの指は長かったが、類人猿と違って手のひらは小さかった。
0120世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:11:43.900
アルディがナックル歩行を行っていたとみられる痕跡は見つからず、手で体重を支える時は、手のひらを地面につけて四足歩行を行っていたと考えられます。
そのため、樹上のような不安定な場所では、ナックル歩行ではなく、手のひらを地につける四足歩行を行っていただろうと考えられています。
0121世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:13:30.070
アルディピテクス・ラミダスが樹上生活を行っていたと言っても、類人猿のように手の長さが脚の長さより長いわけではなく、現代人のように脚の長さの方が手の長さより長いのです。
0122世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:20:27.970
アルディの場合、脚の化石も良好に残っている。
私達ホモ・サピエンスや中期の猿人アウストラロピテクス・アファレンシスでさえも、直立二足歩行がしやすいように足の親指とその他の指の向きは同じです。
しかし、アルディの場合、類人猿と同じように、足の親指とその他の指の向きが違っており、足でものをつかむことができました。
0123世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:21:37.660
ただし、チンパンジーの足の形は木の枝をつかむのに特化しているのに対し、アルディの足の形は歩行にも適していました。
0124世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:23:10.700
アルディの足の骨は他の類人猿と比べて、直立二足歩行ができるようにより頑丈なつくりになっていました。
また、親指以外の足の指はそらすことも可能でした。
0125世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:25:16.290
これらの事実から、アルディピテクス・ラミダスは、樹上では手のひらをつく四足歩行、地上では直立二足歩行を行っていたと考えられます。
しかし、アルディピテクス・ラミダスの直立二足歩行は、後の他の人類のものと比べて原始的で、長距離の歩行は困難で、走ることもできなかったと考えられます。
0126世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:27:14.930
また、樹上で四足歩行ができ、地上で二足歩行もできる足の構造の両面性から、アルディピテクス・ラミダスは食料を得るために地上に降り、寝る場所は肉食獣などの危険を避けるために樹上だったのではないかという指摘もあります。
0127世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:29:43.330
現生人類ホモ・サピエンスの骨盤は上下に短く左右に広い構造であり、直立時に上半身を支えやすいようになっています。
しかし、アルディの場合は中期の猿人であるアウストラロピテクス・アファレンシスと比べても骨盤が上下に長いというより原始的な特徴を備えています。
0128世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:31:22.840
そのため直立二足歩行は苦手だったと考えられますが、それでも骨盤上部には直立歩行に適応できるような構造があります。
また、木登りにも適応できる構造もあります。
0129世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:34:05.010
アルディが生きていた時代は、今から440万年前だと考えられています。
また、アルディと一緒に森林に生息するレイヨウやサルの一種などの化石や種子・木片の化石などが発掘されたため、アルディは森林に生息していたと考えられます。
0130世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:36:28.270
前述の砂混じりの食料を食べていなかったらしい歯の特徴から、サバンナで暮らしていた中期の猿人であるアウストラロピテクス属とは違い、アルディピテクス・ラミダスはサバンナへ進出していなかったことがわかります。
アルディが暮らしていた環境は、森林とサバンナが入り混じった環境だと考えられています。
0131世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:40:24.470
これらの今までの人類学を根底からひっくり返すようなアルディの研究結果は、アルディの発見者及び研究者に日本人である諏訪元が含まれていたこともあり、日本の各新聞社も大々的に報じました。
また、ディスカバリーチャンネルもアルディに関する2時間特集を放送しました。
0132世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:43:56.720
アルディピテクス・ラミダスが発見された1992年当時は最古の人類でしたが、公表に時間がかかり、その間にアルディピテクス・カダバ(1997年発見、2001年公表)、オロリン・トゥゲネンシス(2000年発見・公表)、サヘラントロプス・チャデンシス(2001年発見、2002年公表)などの500万年前から700万年前の重要な発見が相次いだため、アルディは公表時点で最古の人類ではなくなってしまっていました。
0133世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:46:21.000
しかし、アルディよりも古い人骨はいずれもほとんど共通する部位を含まない断片にすぎません。
特に最古のサヘラントロプス・チャデンシスに至っては頭蓋骨しか出土しておらず、脊椎の延長である延髄が入る頭蓋骨底部の穴である大後頭孔の位置から直立二足歩行の可能性が指摘されるにとどまっています。
0134世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:47:54.290
このため、現在発見されている範囲では、アルディは人類が類人猿との共通祖先から分岐した原初の姿に最も近い特徴を備えていると考えられており、初期人類の解明に寄与するものと位置づけられています。
そのため、アルディピテクス・ラミダスこそが最古の人類だとする学説も未だに存在します。(n回目)
0135世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 00:58:47.640
まとめ
「アルディピテクス・ラミダス」は、ほぼ全身の骨格が見つかり、骨盤の形などから二足歩行をしていたことが確実とされる、最古の人類です。人類は草原に進出して二足歩行を始めたという従来の定説を覆しました。
0136世界@名無史さん
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2024/03/22(金) 01:03:00.160
今日はこのあたりで終わりとしましょう。
明日はついに、猿人で最も繁栄した属である、中期の猿人、アウストラロピテクス属についてみていきましょう。
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