地名の世界史
クロマニヨン人の言語が素になった地名って欧州のどこかにないかな それにはまずクロマニヨン人の言語を復活させることから始めなきゃならん。
貴殿やってくれたまえ。 揺らぐ日本海
ドイツ・フュルステンベルクに位置する陶磁器の博物館に保管されている古地図に「Sea of Corea(韓国海)」と表記があるのを、韓国在住のドイツ人女性Judith Quinternさんが発見 レニングラード
スターリングラード
が命名されたならば
プーチングラード
が現れても不思議はないw 人名にちなんで地名をつける 日本ではあまりやらないのだが世界的には多い
古くはアレクサンドロス3世の名を冠したアレキサンドリアが有名であろう
この方法が一気に爆発したのが、大航海時代からの探検と発見の時代である 発見した島、土地、山、川などなどに命名の必要がある 現地人に聞く、自分の名前や船の名前をつける 発見日の日付とかから聖人の名に因む 故郷の地名に新を付ける、などを駆使する
ここで多用されたのが母国の王や皇太子の名前である その結果そこらじゅうにヴィクトリアとかジョージとかフィリップ的な地名が量産されたのである
ついで行われたのが、偉人に因んで改名するブームである これは共産圏と独裁国で甚だしいが、欧米でもちょっとした有名人に因んで通りの名前を変えちゃうなんて事は普通に行われている
この風習が日本に馴染まないのはキリスト教が日本に根付かないことと或いは同根なのかもしれない 根拠は何もないが 貴人の名前は口にしない、それが一番の理由
高崎山の猿に王女様の名前にちなんで「シャーロット」と名付けて「失礼だ!」という声が殺到したけど、
そういう失礼という感覚は西欧には全然無し。
「クイーン・エリザベスU号」なんて堂々と名付けてるし。 欧州の王族の名前は種類が少ない 故に同じ名前の王族が多数いる
英国キュナードラインの豪華客船クイーン・エリザベス号は、処女女王エリザベス1世ではなく、建造時の国王ジョージ6世の王妃エリザベス王妃に因んで名付けられた
後継たるクィーン・エリザベスII号はと言うと、名前の由来は先般崩御した女王エリザベス2世ではなく、クィーンエリザベス号の2代目なので2と言うことになっている
一方英国海軍の超弩級戦艦クィーン・エリザベスは、エリザベス1世に因んでおり、現役の空母クィーン・エリザベスも同じである
英語では女王も王妃もクィーンなのでこう言うややこしい事態が生じている
赤毛のアンで有名なカナダのプリンスエドワード島 同じくプリンスエドワード島が南アフリカにもある では一体プリンスエドワードって誰なのかと言ってパッとわかる人は余程のマニアだろう 英国史にはプリンスエドワードがゴロゴロいすぎるのである 皇太子妃と王女も一緒くたにプリンセスだよな
これは向こうの社会制度と何か関係があるんだろうか QUEEN のデビューアルバム「QUEEN」の邦題が「戦慄の王女」
ってなんじゃそりゃw >>4
1602年の坤輿万国全図に日本海ってあるけど >>10
感覚の違いがよく現れているのが、天皇海山列だろう
日本人では到底やらないだろうが、アメリカ人海洋学者のディーツは敬意を表してか海山に天皇名をずらっと付けた
ただ地名や艦名に人名をつけない日本でも生物の学名や鉱物名などには献名したり自分の名前を付けたりと欧米とあまり変わらない 学者には文化的国境は低いのだろう >>4
1602年の坤輿万国全図に日本海ってあるけど ソウヤ海峡? マミヤ海峡?
ラ・ペルーズ海峡、タタール海峡ですよね、国際社会では 昔の日本では拠点を構えた土地の名を一族の
名乗りとしてたけど、中世ヨーロッパの騎士
や諸侯もそうだったな(ドorフォン・地名) 中正ヨーロッパの場合、先祖の個人名というパターンも
コンラート→コンラディン家
リウドルフ→リウドルフィング家
カロル→カロリング家
メルヴ→メロヴィング家 >>10
>貴人の名前
これは中華圏の習慣なんだろうか あれだけ権威主義的な中共でも、共産党の元勲達の名を地名や艦名にはしていないようである
ベトナムはホーチミン市、韓国も軍艦名は人名を多用しているからそうとも言い切れないが ネルー首相は娘の名前のインディラと付けた象を贈って来てたな
インドもそう言う事は気にしないんだろうな 貴人の名前といっても、姓と名では流用する扱いが違うな。
乃木神社、乃木坂など姓からは命名してるけど、希典からの命名は、知らん。
埼玉県に長左衛門新田、茨城県には長左エ門新田、庄兵衛新田などがある。
これらは姓ではなく名のほうだが。 >>10
サルはきらわれるからな。
東京ディズニーランドのイベントで色んなキャラに国設定したらサルキャラにされた東南アジア国から抗議がきたとかあったっけ。
他所の国が猿に日本のあの人などの名をつけたらやはり不快だろうし 家名:実際の名乗り
ハプスブルク:フォン・エスターライヒ
ホーエンツォレルン:フォン・プロイセン
グリマルディ:ド・モナコ
一番上に関してはオットー氏のように家名
を名乗る人もいるが アメリカは初めて発見地に人名が付けられた例とかいうか ムハンマドの名を個人名として名乗っても
地名として冠するというのは聞いた事がない コロンブスが最初の航海でエスパニョーラ島にイザベラと名付けたのは女王にちなんでならアメリカ以前の人名地名か >>25
話がそれるけど
サル=「かっこいい」って評価の時代・国ってあるの? >>30
チベットの始祖神話には猿が出てくるそうな
インドの神話に登場するスーパーヒーロー猿のハヌマーンも有名だそうな
日本には「桃太郎」という民話があって、
主人公が隊長の対鬼駆逐作戦遠征隊には、猿も加わっているそうな
それに中国に「西遊記」ていうファンタジー冒険小説があるそうで、
主人公が神通力を持つ猿で、東洋を中心に世界的に有名だそうで、
更にそれをモチーフにした「ドラゴンボール」ていうファンタジー冒険漫画もあるそうで、
こちらも世界的に有名だそうな サル・ミネオが猿の惑星で猿になってたのには笑ってしまった >>30
孫悟空とか自国内では英雄的扱いではあるか。
日本でも中国でも孫悟空はヒーローキャラだろうし。
でも他所の国がサルとして他所の国を扱ったらそれは不快だろうと。
猿の惑星でどうせ特殊メイクするのに日本人役者つかったのも原作が日本人がモデルって説とか感じてなぁ 国名が人名に因む国は、南北新大陸に多い
アメリカ、コロンビア、ボリビア、ベネズエラ・ボリバルなど 現ジンバブエのローデシアもその仲間だろう
また、カリブ諸国の、いくつかあるセントなんとか国も、過去の聖人に由来するという点で人名由来と言えるのではないか 聖人の名がつけられたのはその聖人の日に発見したからとかいうか 首都移転を行った国は、新首都の名称をそこの地名ではなく新たに象徴的な名称をつける事がある
ブラジリア、イスラマバード、ネピドー、アスタナ、などがあり、インドネシアが計画しているヌサンタナもそうだろう
ヒトラーが計画していたベルリン改造後の世界首都ゲルマニアもその一つと思う
日本もかつては平城京や平安京など新名をつけていたし、江戸から東京への改名もした
ほとんど話を聞かなくなった首都移転だが、栃木福島、岐阜愛知が有力候補となっていた
どちらにせよ実現の暁には何か新しい都市名が与えらるのだろう
近年の自治体の大合併で新たに都市名を付け直したところは多いが多くは超絶にダサい
上記の外国の新首都もイケてるとは思えないが、果たしてどうなるか ベトナムのプレイク(Pleiku)ってどう見てもベトナム語の字面じゃないけど、どうしてここだけは地名がベトナム語化してないんだろう ベトナム南部に王国を築いたチャム人のチャム語の地名すらベトナム語に変えられてるのにどうしてここだけそのまま? 中央高原ってもともとキン族の影響が少ない地域なんでは?