流石 公道に日本初アーケードを造った商店街だけのことはありますね!実に行動が素早い
小倉駅前商店街
スマホ使い電子決済サービスの実証実験へ
https://mainichi.jp/articles/20180714/k00/00m/020/218000c
JR小倉駅(北九州市)前の複数の商店街で、スマートフォンを使った電子決済サービスの大規模な
実証実験が今月下旬から始まる。みずほフィナンシャルグループ(FG)が主導し、数十店舗が参加
する予定。地方都市での普及の可能性や運用上の課題を検証し、全国に広げたい考えだ。【高橋慶浩】
 今回導入するのは、中国人向けのサービス「支付宝(アリペイ)」(今月下旬開始)と、みずほ銀行
の口座と連動するスマホアプリ「pring(プリン)」(9月開始)。いずれも店頭のタブレット
端末に表示されたQRコードをスマホのカメラで撮影して読み取ると、購入者の銀行口座などから代金
が引き落とされる仕組みだ。みずほがタブレット端末を無償貸与するほか、店側から徴収する手数料を
格安または無料にして、キャッシュレスの利便性を店側にも実感してもらう。年末まで実施する。
 「アリペイ」は中国で5億人が利用し、日本でもコンビニエンスストアや家電量販店などで対応する
店舗が増えている。しかし地方の個人商店で導入しているケースは少ない。このため北九州空港への
チャーター便やクルーズ船を利用して中国人観光客が増えても「個人商店にはそれほどお金が落ちない
」(市幹部)との悩みがあった。 みずほは6月から「プリン」の実験を福島県内で始めているが、
参加数は10店舗に満たない。より大規模に行うため、公金を扱う指定金融機関として関係が深い
北九州市に持ちかけ、協力を得た。 国内のスマホ決済は「Apple Pay(アップルペイ)」や「
LINE Pay」「楽天ペイ」などのIT系や「スイカ」などの鉄道系が先行。金融系は遅れている
ため、実用化のため、いち早く大規模な実験を行う必要があった。みずほFGは「より多くの店舗が
参加するので、普及の可能性を探る良い機会にしたい」と期待する。参加を決めた呉服店店主は「効果
は未知数だが、キャッシュレス化の流れは進むと思い、乗り遅れないようにした」と話している。