>>186
仮に、関空を拠点とする新規エアラインの立ち上げに成功したとしよう。その場合、就航先は需要のある都市が優先される
つまり、現在、伊丹から多頻度で飛び、かつ搭乗率のよい路線に対して優先的に価格競争を仕掛けシェアを奪って行くことになる
上手く行けば主要幹線は、伊丹から相当の客を奪えるだろうから、十年もすれば関空に国内線網が形成される
そして、2037年にリニアが大阪に到達すると、伊丹は羽田路線を中心に顧客をゴッソリ失い存続の危機を迎える
伊丹が廃港になるとすればこの段階だと思われるが、時間軸で考えれば、2037年は2009年に橋本が伊丹廃港論をブチ上げ、
2011年の統合法に伊丹廃港の可能性が明記されてから約30年、ほぼ一世代分の時が経過しているから、伊丹のヘビーユーザーは
すでに退職するか、大阪市内に移住している
したがって、その頃に伊丹を廃港にしたとしても経済的なダメージを大阪が受ける可能性は極めて低い