人民共和国成立後中央政府は1950〜52年
にかけてまで人民共和国に統一されていな
い西北、中南、西南の3つの少数民族に
中央訪問団を派遣して民族政策を宣伝し、
民主改革を進めた。四川では特に彝族地区
で黒彝を中心とした反対の動きが根強く
民主改革は1955末から60年まで続いた。彝族地区では奴隷主は敵対分子ではなく選挙権被選挙権を持ち政治協商会議の代表や副県長にも選ばれた。ただし入党は曲諾(白彝)と奴隷(実は多くが掠奪されてきた漢族)に限られ州、県、区、郷の主導権は白彝に移った(李2009.5)