ヒトラーのための虐殺会議-The Conference-
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ヒトラー以前から帝政プロシアの復権を夢見ていたヒンデンブルクが
社会主義者や共和主義者の弾圧を行っていて、政党もどんどん解体していて
挙げ句にヒンデンブルクが事実上の後継者としてヒトラーを指名して国会を解散
選挙でヒトラーが当選後は共産党の議員を資格停止に追い込んで
たかが33議席しか無かったナチス党が過半数を取ってしまう
ようするにドイツ国民の民意なんて全く反映してない
ヒンデンブルクからの権力委譲された結果と、反対勢力の粛正と排除による独裁に過ぎない
ようは「ナチスをかっこいいと思う国民」以外を全部追い出したり抹殺した結果のナチス与党だから
「国民はナチスに心酔した」というのは半分当たり半分は外れてるわな
だってナチスを嫌ってた国民はみんな逃げたか処分されたか、力尽くで黙らされたんだから
当時のドイツは共産党が17議席もあったわけで、そんな国で大半がナチスに心酔()とかあり得ん >>328
「会議」「虐殺会議」でも悪くは無いが内容がダイレクトには分からない
興行的にヒトラーは入れた方が良いだろ
あと、「ユダヤ虐殺会議」だと、ちょっとストレート過ぎる気がする 映画館じゃなかったらこんなしっかり見る気にはならない。本当に議事録の通りの場面を再現したという感じ。誇張もない淡々とした内容にバックに音楽は一切なし。とても挑戦的。絵がしっかり持ち続けていたのがすごい。でもこれを映画にする意味をしっかり考えるべきだと思った。 アイアン・スカイやアフリカン・カンフー・ナチスの頃の総統閣下は、ホロコーストなどしなかったのに、なにが閣下を虐殺会議に向かわしめたのか... ドイツ人は、ともすれば厳格・冷徹な印象を持っていた。 この映画を観て、さもあらんかな。 ゴミを処理するような感覚で、会議が進んでいく。 それを普通に書き留める秘書。 途中「コーヒーをお持ちしましょうか?」と秘書が話すシーン、 気遣いと会議の内容とのギャップに戸惑う。 この映画自体、無駄を感じない。音楽が無い。 当時のドイツだから行えたことで、ドイツ人だから創れた映画だと。 淡々と推し進められる会議。ヴィンゼーで行われたゲシュタポ主催、各役所のトップが集まり国の政策を具体的に実行するために事細かな会議が進む。
政策実現のための法解釈、担当部署の役割分担、かかる費用等々。はたから見ればごく普通の会議だ。だがその会議で審議されている内容は欧州に存在する全ユダヤ人問題解決のためである。
ユダヤ人問題とは何か。自分たちが勝手に敵とみなし迫害を始めたユダヤ人の処遇をどうするかということである。これは自分たちで雨を降らせておきながら雨が降ってきたと騒いでるようなもの。自分たちが作り出した問題をなんとか解決せねばと、それはまさにマッチポンプだ。
会議ではゲシュタポがいかに他の部署の人間を納得させ、自分たちがこの問題を解決するうえで主導権を握るかが淡々と描かれる。
そもそもこれは出来レースだ。彼らがユダヤ人問題解決を主導することは始めから決まっていたのだ。ナチス独裁体制の下、その意向に反するものなど無きに等しい。
こんな会議はそもそも意味をなさない。議席の過半数を占める政権与党が閣議決定で国の行く末を安易に決めてしまうどこぞの国のように。
この問題解決において、部署によっては異議申し立てもある。人としての問題、法的な問題。しかし結局それはユダヤ人のための異議申し立てではない。あくまでもドイツにとってどうなのか、現行法に照らしてどうなのかという異議申し立てでしかない。
法務担当者は自分の面子が保たれればいいだけである。彼が法と照らし合わせて断種処置が望ましいと淡々と述べるあたりはやはりユダヤ人を人間扱いしてないと見て取れる。
また、唯一の人格者とおもわれた人間も虐殺を行う側のドイツ人のメンタルケアさえできればと、あっさり納得してしまう。
ここにいる誰一人ユダヤ人を守ろうとする人間がいないことを思い知らされる。淡々と進む会議の中で着々とユダヤ人虐殺の手筈が進んでゆくだけなのである。
ユダヤ人にとってその運命を決定づける会議がただ流れ作業のように短時間でなされる様はその後彼らが同じく流れ作業のように処刑されてゆく様へと繋がる。本作の鑑賞後に「サウルの息子」を見ればその絶望感はよりひとしおだろう。 邦題にもあるように、会議出席者にヒトラーを否定するものは誰一人いない。彼らはヒトラーを信奉し、そのことにまったく疑問の余地もない。それが間違ってるとつゆほども思わない。これこそがカルトの恐ろしさと言える。そのカルトに支配されたドイツ人はユダヤ人にとっては悪魔でしかなかった。ともすれば人間は天使にも悪魔にもなれるということをまざまざと思い知らされる。
いまの現代日本でも亡くなった指導者をいまだに盲信し続けてる人間たちを見るにつけ、カルトの危険性は現代においても例外ではない。
かつてドイツは取り返しようもない罪を犯した。唯一の救いはその罪を真正面から受けとめ、逃げずに自身の罪と対峙し、けして同じ過ちを繰り返さないよう努力してる点だ。
自身の罪に向き合うどころか歴史を修正、美化して反省しないどこぞの国とは大きな違いである。 香ばしいねえ
周辺国に喧嘩売ることとホロコーストは全く別の次元の事柄なのだが
そこ区別付かない?
そしてドイツは戦後ナチの所業としてパッケージングして処理した
日本にはそんな都合のいい構図もない 議事録に載ってないトコが後半に行くに従って多くなって
最後のアイヒマンがガス室の話をしてみんなを納得させるトコは全部フィクションなんだよな。
特別処置の実行者のメンタルを気遣う部分もない。
映画を見て全部当日話されたことだと信じちゃう人が大量生産されるのはマズイと思う。 虚実ない交ぜに作ってるものを鵜呑みにするような
リテラシーのなさに対しては責任ないだろよ 司馬遼太郎の歴史小説問題とかあるよな
あの人の小説ってもっともらしいし資料とか引用してるから、小説の中の会話や設定や人物像を本当の史実だと思っちゃう中高年のファン多すぎ 完全にユダヤ人を虫かゴミ扱い。まるでネトウヨがダニだのなんだの言ってるような感じで国の首脳たちが「最終解決」を話し合う様子に心底気持ち悪くなってしまった。
しかも、それぞれが考えるのは自らが属する組織の主導権争いのみという鬼畜。
ユダヤ人問題を解決するための会議を再現した映画。
「人道的」な「最終解決」への話し合いは、怒りさえ湧いてこない気持ち悪さにぐったり。少し間違えば人間はこんな風になってしまうのだな 倫理を考えてしまう元牧師なら、あっさりではなかったと見たが?
ユダヤ人がどんなに迷惑か寄ってたかって説き伏せられたし、
次に手を下す側のメンタルに論点を変えたら、今度は多少罪悪感の軽減されるシステムをで納得に至ってなかった?
至るなよとは思ったが、あの場で1人反対するのは難しかろう >>342
だからその話はフィクションなんだっての >>341
次元が違うが昭和の日本の典型的な会社の風景なんか
パワハラとか喫煙とかジェンダーギャップとか酷いもんだよw
だが当事者達の殆どはそれが普通と思っていた
そう置き換えると多少は想像つくんじゃね 映画冒頭、会議の準備をしているときの演説はいつの誰のもの?
マイヤーってミュラーに席次を下座に下げられたけれど意に介さず上座に無理くり座ってた?
ハイドリヒに向かって右隣のひと際強硬派に見えたホーフマンが後年釈放されていたことに驚いた あの会議の参加者で、戦後の裁判で無罪になった人間がいるのを知った時は驚いた 連合国側の裁判はあくまで戦後処理の一環
東京裁判見てもわかるだろう いやそいつは
有罪だけど刑期が短いから
勾留期間で相殺されて釈放されただけだった
別の人かな アドルフ・ヒトラー。大ドイツ帝国の元首相です。ベリーニ女史。お目にかかれたことを光栄に存ずる。 「非ナチ化裁判」にも裏表があって
ナチに連なる者達の罪状を洗い出して徹底的に排除する一方
連合国側の都合で「この人はシロですよ」とお墨付きを与える機能もある
本当にシロだった場合もあるだろうし個別には何とも言えんが フォン・ブラウンがアメリカでロケットの父になったのとかも微妙な気持ちになるな カラヤンもナチ党員だったしな
また例えばドイツ国軍イコールナチかというとこれも違う
個別に一般的な戦犯はあったとしても
全員ナチ扱いにするのは実際的にも政治的にも無理があった
「Uボート」には国軍とナチとの微妙な関係が描かれてたね
ナチかぶれの若い志願兵に古参の軍人が苦笑するとか
余談だが「総統閣下がお怒りです」映画が20年以上後の2004年
それでも公開当時は「ヒトラーに人間性を持たせた」という批判があがってた
(西)ドイツで如何にナチ時代が「取扱注意」だったかという 前からの軍とナチスは仲悪いっての定番
先祖代々ドイツ帝国軍人の家系が誇りみたいな人からしてみたら、プロ軍人のところに今で言えば素人ネトウヨ上がりみたいなのがやってきて軍でデカイ顔されたらいい気はしなかっただろうな ナチス抵抗のあの「白バラ」の最後の生き残りが亡くなったって
まだ生きていたのにびっくり >>356
旧プロイセン時代からの将校が冷遇されて
成り上がりのウヨが武装親衛隊などと称して装備も指揮権も優遇されてんだからな
で、ナチスが嫌いでも、ナチス党に入党しないとまともな兵器を回して貰えない、戦えないとなれば
思想抜きでナチスに入ってしまう軍人も増えると言う悪循環
ナチスはマジで邪悪な組織だった ゲシュタポ長官は人が死ぬところを見て嘔吐していたからな。やはり素人愛国者か >>360
逆らう奴を命令一つでどんどん殺していったが
実際の処刑を目の当たりにしたら卒倒した則天武后とか西太后みたいな
中国のクズ女帝と何も変わらないメンタルだと思うとマジで失笑するわな 則天武后ってあれその次政権が正当化の為にボロクソに歴史書書いてただけで(政権交代の後のお約束)、最近の研究だと普通に有能って評価されてるよ
だいたい最後の皇帝とか無能で暴虐で、仕方なく正義の人間が天下の為に立ち上がって新たに王朝を開いたってのテンプレだから >>354
そうだったんだ
昔ロケットボーイズという映画を観ての好印象しか無かった >>355
そのエピソードは愛と哀しみのボレロにも描かれてたね チケットを買い占めて劇場を空にするってやつか
さすがにあれは創作だが
カラヤンも訪米時に罵声くらいは食らったらしいぬ
初来日の時には「カラヤン」と書いた札を持って
マグショットのように報道陣のカメラに収まってたのは
意味深だがw真意まではワカラン 🌟アフタートークのお知らせ🌟
『ヒトラーのための虐殺会議』
4/15(土)~4/21(金) 14:00~(終15:57)
★ 4/15(土) 上映後、渋谷哲也さん(ドイツ映画研究者・日本大学文理学部教授)によるアフタートークあり!
皆様のご来場を心よりお待ちしております𓅮⠜✳︎⭐︎☆✴︎ 中古でいいや
弾数が少なそうだから、値落ちするにはかなり時間かかりそうだけど 今週末、目黒で上映
ttp://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html -y(▼。▼メ)Ξ(▼。▼メ)/⌒-~ポイッ!! あっ パンと牛乳!朝は卵におみそ汁に豆腐に海苔ですよ!非常識です! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています