偶発的な出来事や選択の連続で良いことも悪いことも当然ある、それが旅の良さだし儚いね、という話だった。食堂車でのお祝いや目的地でのシーンは大変感動的で、絵としても美しかったと思う。
ただ、開始直後のある「おふざけ」的な会話のなかで発されたある言葉、態度が怖すぎて「こんな人と同室だったら夜も眠れないし間違いなく旅程変えるな……」と感じてストーリーに乗れなくなってしまった。主人公はそのひどい発言をあとで皮肉ったりするし、「旅先で危なっかしいな……」という行動を取るような人なので違和感なし!となるのかもしれないが、性暴力被害を軽く見ているのでは?と不安になってしまった。