【グノー】オペラ総合スレ 第6幕【プッチーニ】©2ch.net
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〜前スレ〜
【モーツァルト】オペラ総合スレ 第5幕【ヴェーバー
http://lavender.2ch.net/test/read.cgi/classical/1380817799/
【マスネ】オペラ総合スレ 第4幕【ロッシーニ】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/classical/1319108769/
【ヴェルディ】オペラ総合スレ 第3幕【ベルク】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/classical/1272012767/1
【アレヴィ】オペラ総合スレ 第2幕【ドニゼッティ】
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/classical/1212883000/
【オッフェンバック】オペラ総合スレ【ワーグナー】
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/classical/1178108078/ 喜劇を低俗と見る観方はオペラの歴史でもずっとあるようで、
実際に、「こうもり」や「メリーウィドウ」、オッフェンバックの
喜歌劇の評価は、他のオペラより低いように思えます。
オッフェンバックの作品で最も高い評価を受けるのが、喜劇では
ない「ホフマン物語」。
どうも、理解しにくい暗黙の基準があるようです。 ベルカント・オペラはなぜか低俗な評価しかされていない
ドニゼッティしかりベルリーニしかり
なぜだろう? ドニゼッティはさくさくつまめるスナックという感じで庶民的だよね
ショパンも夢中になったベッリーニの方が高貴で艶麗だから好き 劇的な迫力に乏しいベルカントオペラなど人の心をうたない >754みたいなことを言う人がいる一方、ベルカントもの好きもイタリア人しか認めなかったりとかめんどくさい人が多い印象w そういえば、シューマンはマイヤベーアのような通俗的オペラが大嫌いで、ことあるごとにこき下ろしてた
一方ショパンはわりとその手の作品も好きだったというのは面白い 勿論当人らの好みもあるけれど、シューマンとショパンでは立ち位置が違うのよ
ショパンは生前から売れっ子で人気者、すでに作品が高く評価されていたから、
他人の目をいちいち気にする必要がなく、「僕こういうのも好きなんですよ〜」と言える立場にあった
シューマンは、当時自分や彼が好む作曲家の作品を売り込んで、
彼がその先生きのこるために当時の人気作曲家を批判しないといけなかった オペラスレなのにスレ違いですまん
シューマンも一つだけオペラを残しているけれど、あれはお世辞にも傑作とはいえない
ショパンはピアノを伴う作品しか残していないけれど、
オペラを残していたら面白かっただろうと思う ショパンは芸術家だけどシューマンはどちらかというと音楽評論家でしょ
その点が大きく違うと思う >>761
ショパンは音楽家、正統な古典派。
シューマンは文学者兼音楽家、ローマン派。
ショパンには、オペラは自分には別世界。
無関係だから、気楽に客観的に楽しめた。
シューマンはオペラも自分の芸術と密接に関係する世界、
だから観方も真剣だし、あんな作品は自分は書きたくないと
深刻に思ったりした。
そんな風に思うけど。 >>764
それもちょっと違うと思う。
ショパンは真からオペラが好きで、だからこそ「お手をどうぞ」の主題による長大な変奏曲を書いたり、泥棒かささぎから引用したりもしている。
何より彼のノクターンの節回しには、ロッシーニやベッリーニのコロラトゥーラからもろに影響を受けてると思う。
これは彼にとって別世界などではなくて、真から共感を覚えた音楽だったからこそだと思うよ。
一方シューマンは高邁な音楽にこだわったのだと思う。
そこには理念が必要で、やはりベートーヴェン的なものへの憧れがあったんじゃないかな。 イタリアオペラ界に君臨した偉大なる指揮者がセラフィン
EMI、DECCA、DGに数多くの名盤を残した >>759
Chopinのオペラか・・・
彼は大曲の構成力は弱そう。
ジョルジュ・サンドの作品をオペラにする、なんてことは、身近に
やれそうだが、サンドが協力して途中で投げ出すだろう (笑)
もちろん、Schumanもオペラ作家は不向きだけど。 >>767
オペラに必要なのは大曲を構成する構成力じゃなくて、客を飽きさせない魅力的なアリアその他の配置でしょう
たとえばヨハン=シュトラウスに大曲の構成力があるとはとても思えないが、こうもりは素晴らしい作品
もっともショパンは立派なソナタをいくつか書いてるし、構成力がないとは思えないけど ちなみにショパンは師匠のエルスネルからポーランド国民オペラを書くようにしつこく言われ続けてたそうだ
だから彼がもしオペラを書いたとしても、ジョルジュ・サンドの作品なんかじゃなくて、ポーランドを題材にした、ポロネーズやマズルカをちりばめた作品になっただろう 歌手に精通しているかも重要だよね
ベートーヴェンは理解が浅くて第九でも無理な歌わせ方をしているパートがある >>771
第九もそうだし、ミサ・ソレムニスはもっとひどいね
ただ、第九は旋律の親しみやすさ、覚えやすさが勝っていて、世界中で演奏されることに
フィデリオは散々だけどね
それいったらシューベルトのオペラなんて更なる才能の浪費 あと、第九はなんといっても詩のテーマのわかりやすさですね >>769
オペラの現実が19世紀の中頃に発表されたオペラは、今日の観方と
かなり違っていた。
19世紀はオペラが大劇場で行われる、音楽を伴った一大演劇ショー
になった。
そうなると、構成も非常に重要な要素になる。 アリアが美しいだけでは
本質が弱すぎる。作曲家や脚本家、演出家が組んで作って行く新芸術に
なって、そこでは内容と形式が一体となった構成力が重要になるのでは? オペラには
音楽は平凡なのに台本が良くて過大評価されてる曲と
音楽は良いのに台本がつまらなくて過小評価されてる曲があるね 新国でトゥーランドットやるが、2008年以来11年ぶり
もっと最近の気がしたが、歳月が過ぎるのは早いね >>775
その構成力は、音楽ではなくてむしろ台本に求められるものでしょう >>776
音楽が良いのに台本が詰まらない曲、どんなのがありますか? オペラのストーリー自体は大概くだらないと思うのだけどw ドイツ人は頭が硬くていかん話がわかるのウォルフィーだけだわ スレの流れを断ち切って申し訳ないが
>>435のヤーノシュ・ボイティ版のホヴァンシチナの演奏が一部だけうpされてた
https://www.youtube.com/watch?v=fhbP1l69j58
(第三幕シャクロヴィートゥイのアリア)
RKとショスタコーヴィチを混ぜたような編曲で、ハンガリーの音楽家ならでは!という雰囲気がないのが残念
2020年6月のベルリンホヴァンシチナ、誰かポチメの代わりに行ってみてきて……みてきてクレメンス…… カラヤンの蝶々夫人のレビューに「今は聴けなくなったウィンナオーボエ」という言及あったけど、そうだっけ? 日本でいちばん上演回数の多いのが「カルメン」なのだ。 カラヤンはバレエを実演で振ったことはあるのでしょうか?
管弦楽曲のCDは多々ありますが >>790
「カルメン」は音楽と演劇的要素が全て第一級の内容でしょう。
オペラの中のオペラというのが私見。
もちろん、他にもそういう超一流の作品はありますが。 ワグナーはオペラを16曲ぐらい作っている。
一番、面白いのはどれか? >>795
「パルシバル」はつまらない作品というか、日本人に馴染めないテーマ
ということ聞いた。
やっぱり「タンホイザー」が有名ですよね? 正直オペラとして一番まとまりがいいのは
ローエングリン 二期会のマスネのオペラよかった。日本人も頑張ってる。 二期会のマスネのオペラよかった。日本人も頑張ってる。 連投ごめん。
かなり水準が高い公演だったよ。
2日目の王妃役の池田香織さんなんてフランス語の発音もとても綺麗だった。 >>801
彼女はフランス系ミッションスクールの出だからフランス語ぺらぺらなんだよ >>801
池田香織って歌手じゃないだろ? 女優だよ。
フランス系のミッションスクール? 日本にないだろw エロディアードは数年前に東京オペラプロデュースが舞台上演してる 俳優の香川照之の出身校はフランス語教育してたけどあんな感じか?あのレベルだとネイティブ並みは難しそうだけどな >>805
オペラプロデュースは自主公演と同じ扱い 昔は歌劇と言っていたが、いつのまにやらオペラに定着してしまった >>808
そう?
曲名言うときは、歌劇「売られた花嫁」序曲、みたいに言うよね オペレッタ「こうもり」とはあまり言わないし、楽劇に至ってはほとんど日本語でしか言わないね 浅草オペラで「サロメ」とか「カルメン」をやったらしい
けど、日本人で歌える人がいたんか
さすが「サロメ」はやれなかったと思うw
そして、大正大震災が全てを破壊してしまった。浅草オペラは
夢のまた夢、昔日のお伽話になった! 関西は昔から下品だから高級なものはない
今ではチョンの楽園になってるし 関西は宝塚の牙城だよ、西洋発祥のオペラは流行らない 浅草オペラってエノケンが居た所だろ
日本人が見た事ない物を紹介する「場」程度に見て良いんじゃないか
現代でもそう言う面はあるけれど 浅草に「高級」とか言われても違和感あったけど、そういうことか ハリウッドゴジラ新作の予告で誰も寝てはならぬが流れていたけど本編でもかかるのかな? >>813
佐々紅華の作曲の歌劇、「勧進帳」「アーティストライフ」とか聴いてみたい。
浅草オペラといや特殊例として
文豪永井荷風※台本・作曲が近代フランスの流れをくむ菅原明朗が担当した「葛飾情話」がある。
ピアノスコアから初演当時の編成に最編曲して1999年と2005年に上演されたおぼえがある。
初演時の抜粋もCD化されてて廃盤だが国会図書館と国立音大図書館に収蔵されてる。
※荷風散人は相当浅草に入れ込んでて寸劇台本をかなりの数書いてる。 >>820
CDは「浅草オペラ 華ひらく大正浪漫」山野楽器
注意して欲しいのは、葛飾情話以外の収録曲がノイズだらけなので驚いて聴くのをやめないで欲しいw
葛飾情話だけ原盤の状態が良い。
永井荷風が入れ込んだ大戦直前はオペラは風前の灯火でレビューにとって代わられつつあった時代だった。
ただ、オペラ全盛期でも上演は通しで無く抜粋が主だったみたい。
衰退していく浅草から芸人が流れていった場所の一つが新宿のムーランルージュ >>813
佐々紅華の「勧進帳」て田谷力三と榎本健一が共演してるんだよな。歌手と役者、芸人が
一つの演目で共演してる舞台がどうだったのか興味ある。 >>813-817
浅草オペラの当時(の歌手のレベルとか)が伺える最近のCDではぐらもくらぶの出してるものがある。
これも原盤の状態が悪くてノイズだらけの曲がいくつかあるが・・・ >>813-817
浅草オペラの雰囲気を知りたい人には2000年代まで上演してた名古屋・大須演芸場の大須オペラが貴重な観劇経験だった。
日本ではほぼ顧みられないオペレッタの全曲上演を夏に上演してた。しかもこれが舞台としておもしろい!
白塗メイクにデーハー衣装に奥行の無い舞台を演出の工夫で魅せるとことか「浅草オペラってこうだったのだろうか」といった雰囲気。
上演劇団(歌手によるオペラ団体ではなく前衛劇団!)の高齢化で廃止になってしまったのは残念。 >>813-818
大須オペラ上演団体のHPは無くなっていますが
後継の方のHPに公演一覧が
ttp://haraproject.com/about_hara/superichiza/上演作品
観劇した方の感想HP
ttp://www.nakash.jp/opera/namae/superichiza.htm 浅草にはデン助劇団、大江美智子一座が名を連ねていた
古き良き時代でもあった >>822-824
浅草オペラのスターは田谷力三でしたね
「ボッカチオ」や「ベアトリ姐ちゃん」などのオペラが人気を得て、
そこで歌われた歌曲を爺さんも歌っていた。 >>830
そうなんですか! あぁデカメロンだからね!ベアトリチェ・・
よく爺いが歌っていましたよ。
「ベアトリ姐ちゃん、なに言ってんだ〜い、♬
ぺらぺら寝言なんか言って♬ ♫
歌はトチチリチン、トチチリチン、トチチリチンと
^^^^^^^
歌はペロペロぺ、歌はペロペロぺ・・・・」 レコード・コンサート「ウィーン国立歌劇場の名演」5/18(土)13時〜@竜ヶ崎リブレ
フルベンのトリスタン(1943年)、バーンスタインのフィデリオ(1971年)など・・。 西洋の歌劇場の間口の狭いのはなぜか?
日本の歌舞伎座の半分ぐらいしかないもの >>833
逆に考えるんだ。
歌舞伎座舞台のタッパはなぜ西洋の歌劇場より低いと。 本場のオペレッタはワーグナーでも歌えそうな歌手が目白押しで
顔を連ねているけれど日本ではまともにワーグナーを歌える人が
居ないのが現状 ネットでエノケンや楠トシエ や友竹正則達の歌を
聴くと、これもアリかなと思う 昔 二期会でやった「コウモリ」に
坂上二郎が出た時は彼の発声、歌が一番シックリきたのを思い出した ポッペアの戴冠、エジプトのユリウス・カエサル、ダポンテ三部作、魔笛、フィデリオ、
理髪師、愛の妙薬、ローエングリン、椿姫、カルメン、蝶々夫人、ばらの騎士etc.
歴史に名を刻むオペラは芸術性と親しみやすさが奇跡のバランスで同居している
日本人が未だに世界に通用するオペラを書けていないのは
芸術性を重んじるあまりとっつきにくい作品になるか
親しみやすさを重用しすぎて芸術性が二の次になってしまうかが原因だと思うのだけれど
皆はどう思う? >>835
ジローさんのフロッシュはまさにはまり役だったなあ 歴史に名を刻むオペラが現代も量産されているわけじゃあるまいしw >>836
ここにフィデリオが入るのは到底納得しないかそれはともかく、>>838さんにほぼ同意
そもそも最も最近に書かれた「歴史に名を刻むオペラ」ってなんだろうか?
メシアンの「アッシジ…」がそうだとはあまり言えなさそうだし、ヘンツェその他の戦後作品にあるだろうか?
個人的意見だと、「ポーギーとベス」じゃないかな
むしろ夕鶴なんて戦後のオペラとして世界的にみてもそんなに悪くないと思う 日本のオペラってウットリするようなアリアが無いんだよな
山田耕筰の「黒船」は未だロマン派オペラの香りがしたが
「夕鶴」なんかも イマイチ物足りないな
ごく最近のは別としてもアリアの無いオペラは物足りない >>839
確かにポーギーとベスは音楽のスタイルは伝統的オペラとはかけ離れてるとはいえ、
構成は完全にグランドオペラだし、何より聴かせどころのアリアや重唱も満載で名作だと思う
ガーシュウィン自身が黒人キャストのみ上演可能としたことで上演機会はまだ少ないけどね >>840
どんなものに「うっとり」するかの基準は人それぞれ違うの(ワグネリアンとヴェルディ好きでも感覚がちがうし)で
必ずしもどの作品が絶対おすすめとかとはいえないけど
90年代からアカデミズムやシリアス・ムーヴメントでない作曲家のオペラが出て来ている。
現代音楽系の評論家にボコボコにけなされてるけどね。 >>816
少女歌劇って一時期全国規模で流行っていたのに生き残ったのはヅカだけなんだよな。 >>836
>日本人が未だに世界に通用するオペラを書けていないのは --
まあ芸術性と娯楽性のバランスもあるだろうけど
評論界が売り込むどころか叩きつぶしているせいもある。
「紫苑物語」は学界の面子かけて売り込んでるようだが。 そこはハリウッドでアジア系キャストが成功しないとされてきたのと通じてるんじゃない(全キャストアジア系で成功したCrazy Richなど最近は変化の兆しがあるけど)
蝶々夫人も日本人的には違和感があっても白人が演じてきたから世界的な人気を勝ち得たのだろうし >>838
現在残ってる名作群の影には遥かに膨大な失敗作や忘れさられた作品が死屍累々なんだろうなとかとオモタ まあそれはクラシック音楽の衰退と運命を共にしてるね
アメリカを中心とした生き生きとしたポピュラー音楽の大逆襲に打つ手はなかった そもそもクラシックって衰退してるのかね
昔は一部の貴族だけが聞いてて大多数の農民や町人は聞いてなかったのでは?
結局のところ今も昔も聞いてる人の割合は変わらないような >>848
かつてのオペラは確かに大衆のものではなかったけど、教会音楽、ことに賛美歌などは一般民衆の音楽だったはず ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています