◆◆◆◆ブルックナー総合スレッド第17楽章◆◆◆◆
ブルックナーの交響曲第8番の第三楽章を聴くとなぜか李商隠の「楽遊原」という詩を思い出してしまう。
どちらも文明の落日を思わせるからか?吉田秀和がそんな事書いていたかもしれない。
ローマや唐のような強大な文明を経験していない日本にはこういう世界は探してもないような気がする。
荷風の「妾宅」には近いテイストがある。しかし江戸の華は庶民文化にあり、ローマや唐と比べられるような大文明ではない。
因みにハイカラ趣味の荷風は自らワグナーの「聖金曜日の音楽」を作品のBGMにしている。 その詩のことは知らないが、あの第三楽章は作曲者が山間の村で出会った少女がインスピレーションになったそうだ。 その詩のことも、そして山間の村で出会った少女のエピソードも知らないんだが、
8番第三楽章は自分の中では「旅」を想起させる
旅と言っても物見遊山やレジャーのような旅ではなく、
その途中でたくさんの試練に遭遇しては乗り越え、
あるいは虹の美しさに感動しながら続けるような、年単位の長い長い旅
具体的に例えるならば、宇宙戦艦ヤマトパート1でのイスカンダル往復の旅
あるいはヨーロッパの大航海時代の遠洋航海
最後は出発地点に帰還する旅
移動手段が船なのは、第三楽章の冒頭部分のリズムや雰囲気が、大きな船が出港する様子のような印象を受けるから おもしろい
そのイメージは持ったことはなかったが
言われてみると腹落ちする 伝記によれば、村の少女の瞳の奥を覗き込んでいる時に第三楽章の冒頭主題が聞こえてきた、と作曲者が述べている。
どういう状況で少女と見つめ合う事態に至ったかは不明だが…
少なくとも当人にとっては女性のイメージと結びついたものである。
優美なハープの伴奏もおそらく同様であろう。 第二楽章スケルツォは皆様御存知「ドイツの野人」がのそのそ歩いている。
トリオで野人は寝床に入り、まだ見ぬ愛すべき女性の幻影を追い求め、独り悶々とする。
そして第三楽章の村の少女へと繋がる。
つまりこの中間二楽章は対になっている。 >>196
ユーチューブでMr PCまたはPC6601mkUSRと検索
映像の流れが速いので再生速度落として見てほしい
武田鉄矢が暗い部屋の中でパソコンに向かってる
画面内の女の頭に花輪などをスーパーインポーズする鉄矢
鉄矢がとうとう発狂した演出らしいのだが・・・・
後ろ姿から煙と閃光を放つと画面の中に入り込んだ鉄也が
ニヤケながら外人の女と見つめ合う女は無表情
背後にはマシン語16進数の00、AF、56などの
ダンプリストがスクロールしてる
ブルックナーの心境も、そんな感じに近いかも
PC6601mkUSRのCMは別バージョンもあるが
そちらは、ごく普通である 来年度はブルックナーの生演奏会が
日本国内では相当あるなあ マーラーって一時のブームに比してあまり話題にならなくなったかな 話題になるならないはどーでもいい。
いいと思えれば、それでいい。
カラヤンの4番も先入観なしに聞けばいいものだ。 ヴァント晩年のベルリンフィルとの共演が最近のお気に入り
昔は苦手だったんだがな
アバド時代のベルリンフィルの音がなぜかヴァントの演奏に絶妙に合うんだよなー
意外に美味しい食べ合わせみたいで楽しいの 地味なドイツの指揮者が実は良いという場合が多い
思い起こすところでは
ライトナー、アンドレー、ティントナー、アイヒホルン、シュタイン、ライヒェルト、スイトナー、ホルライザー、カイルベルト 地味な指揮者に派手な(都会的、国際的、機能的な)オケってミスマッチが面白いのがヴァント&ベルリンだと思うんだよね
ケルンやNDRにはない魅力はそのへんなのかなと
日本の朝比奈さんももちろん大阪フィルとの演奏はらしさ満点なんだけど
意外と秋山さんが育てた東響の透明感のあるサウンドと合わせたら面白かったりするんだよね
耳が良くて棒がうまい(朝比奈さんと対極な!?)秋山さんのオケ
そういうミスマッチの話
ミスマッチというほどかけ離れてもいないところがミソなのかもしれんな ブルックナーの交響曲はとにかくロマンチック
チャイコフスキーの交響曲はさわりは美しいが周辺が雑
ブラームスやベートーヴェンの交響曲は立派だけど古臭い ブルックナーの音楽がロマンチックと言ってるのはニワカだと思うぞ
4番の俗称のイメージでそう言ってるだけとか Romantischeは俗称でなく作曲者が与えた名前
ニワカはお前さんだよ 今回のウィーンフィルのニューイヤーにブルックナーの曲が
アントン・ブルックナー:ヴォルフガング・デルナー編《カドリール》 今朝のBS日テレのヴェンツァーゴの4番見たけど、ずいぶん軽快なブルだな
俺の好みとは真逆だった ORFでニューイヤーコンサート見てたけど、ザンクト・フロリアンの美しい映像が印象的でした ぶらあぼ記事「さすがにブルックナーはワルツを書いていないが、代わりに「カドリーユ」WAB121がとりあげられる。」
https://ebravo.jp/archives/155254
ブルックナーは実際はワルツを二曲書いており、CDもあります。
Walzer in E-flat major, WAB 224/1
Walzer in C major, WAB 224/2
https://www.youtube.com/watch?v=O73s_paonAM ブルックナーは交響曲の神
チャイコフスキーはバレエ曲は美しいが交響曲はクソー交響曲w チャイコの交響曲はさわりにライトを当ててるような要素があるよ
バレエ曲はそれぞれが独立したピースになってるから問題ないけど
ブルックナーはあの長い長い交響曲においての美しさの持続力が凄い タイプが全く異なる。
比べることに意味がない。
どっちも大好き! >>225
タイプが異なるよ
ブルックナーは交響曲向き
コーホー先生の受け売りでなく交響曲はブルックナーが最高 コーホー先生はブルックナーが大好きでカラヤンが大嫌い
でも俺が聴くにはカラヤンのブルックナーは
音色とハーモニーの美しさは絶品だと思うが いちばん好きな作曲家はブルックナーだけど
一番好きな曲は花のワルツなの 1回のコンサート全部ブルックナーていうのはゲップ出そう。
やっぱ作曲家じゃなくて曲だよ。
シベリウスのAndante Festivoいいぞぉ。ブル00~2よりよく聴く。 >>229
ブルックナーの最高傑作は交響曲すべて
チャイコフスキーの最高傑作は結局花のワルツだけだったりして?w >>228
没後100年のときの特集号も買った
今回も買ってみよう >>227
一番のびっくりはトトロだった!
ttps://www.hmv.co.jp/news/article/240122127
このトロットロのブルックナーについてはきちんと書くとあまりに長くなってしまうので、あえてここでははしょる。結論だけ記す。
21世紀の今、ロトとギュルツェニヒの初稿録音は、新たな基準となる演奏である。
現在、発売されている第3、第4番。
これを無視してブルックナーを語ってはならないというしかない。 21世紀に入り、初稿がえらい流行ってるけど、最初に録音したインバルは
80年代当時、雑誌で一応話題になるも、後に続く者が居なかった。
当時俺は初稿を布教しようとインバル盤を貸したり聴かせたが、感想は得られなかった。
近頃の初稿ばやりはどういう風の吹き回しだ?と言わざるを得ない 変化球投げないと売れない販売側
ニッチなところを攻めないと生き残れない演奏家
マニアはニンマリ 6番 大好き チェリビダッケ、インバル、ヴァントがいい 6番ならクレンペラー、カイルベルト、シュタイン、ヨッフムBR、ライトナーだな カイルベルトの6番 最後ホルンの音型が明確なのが好き ちかごろ水槽界隈で流行っているらしい…
ブルックナーもどきの曲
Enrique Crespo: Bruckner Etüde für das tiefe Blech
https://www.youtube.com/watch?v=Xhu_gY3QV4E >>242
ジャーマンブラスっていうグループが流行った頃にそこに多く曲提供していた作曲家の曲で、近頃どころかもう25年以上昔の曲だよ
あんまり水槽の人はやらないかな、どっちかというとオケの人とかホルンとかトロンボーンのアンサンブルで一時期流行った感じ なるほど、前世紀の曲か…
コレじゃ無い感が強い…
ブルックナーの名を騙るのは止めて欲しい 偶数番の交響曲はチェリがベストで奇数番はそれ以外の指揮者の方が好みだな
0.2はそもそも録音がないけど ハンスイェルク・アルブレヒトってオルガン奏者がオルガンで0~9番を弾く企画やってたんだけどちゃんと完結させたんだな
ニッチすぎて途中で打ち切りになるのを疑ってた ピアノ連弾版はいきなり廉価ボックスで出たから飛びついた奴も多かったはず オルガン編はオケの代替としてはやっぱり弱いけどヴィドールやヴィエルヌの作品のような大規模なオルガン曲として聴くとちゃんとオルガン曲してて良かったよ
「ブルックナーの交響曲はオルガンの響きを意識して作られている」っていうたまに聞く主張は個人的に信用してないんだけどそう思ってしまうのも無理はないと感じるくらいには自然だった バッハBWV582のブルックナーによるオケ版編曲を聞いてみたい。
レスピーギとどう違ってくるか。 スメタナも生誕二百年。
スメタナ+ブルックナーのプログラムがあって良いと思うのだが スメタナ:モルダウ (1874)
ブルックナー:交響曲第四番初稿 (1874)
生誕200年&作曲150年の取り合わせ ブルックナー (1824-1896) ブルックナー・フロム・アーカイヴ 第1巻〜交響曲第00番(クルト・ヴェス)、第1番(オイゲン・ヨッフム)、弦楽四重奏曲(ケッケルト四重奏団)、他(2CD)|
HMV&BOOKS online https://www.hmv.co.jp/product/detail/14670443
全般的にかなり良好な音質。マスタリングの妙もさることながら、放送局の仕事に長らく携わっていた
バーキー氏がエアチェックのクオリティと保存状態に非常に気を使っていたことが推察され、今後のリリースへの期待が高まります。
ジャケット表紙は1854年にウィーンで撮影されたブルックナーの写真。(輸入元情報)
カッコイイ! ベートーヴェン200年祭と比べると全然盛り上がってないな そりゃ好き好き人口の差だろうさ。
てか小中の音楽の時間て今でも「運命」なのか? ベルリンフィルのネット配信で3月3日に
「ティーレマンが知られざるブルックナー初期作品を指揮」
メールアドレスだけで7日間無料だから、今ならチャンス!
atmos配信を期待する。 >知られざるブルックナー初期作品
とか言って「序曲ト短調」とかだったら笑う ブルックナーを聴く小学生なんていたらすごいな
どんだけ老成してるんだよ >>260
昔、昭和の終わり頃にNHK FMで「知られざるブルックナー」という番組をやってたのを思い出した
月~金の5日間だったか昼の時間帯ぶち抜きで
ミサ曲とかピアノ曲、室内楽曲というのばっかりやった記憶 あの番組は凄かったなあ
「晩鐘」とか「詩篇114」など初めて聴いた
筋金入りのブルヲタが企画したんだろうな 「知られざるブルックナー」の当時の録音が少しだけあったので聴き直してみた
かなり自分の記憶違いもあったようで、あらためて分かったのは、
・「知られざるブルックナー」は、「音楽家ポートレート」という番組の特集の題名で、4回に渡って放送された
・「音楽家ポートレート」は週1回日曜日午後の番組
・「知られざるブルックナー」の特集が放送されたのは、1987年4月12日~5月10日まで(5月3日は特別番組のため休止)
・「知られざるブルックナー」の番組構成は樋口隆一氏が担当(当時、慶應義塾大学講師)
・自分の持っている録音は、「知られざるブルックナー」の第3回で、曲目は
(番組途中から)
ミサ曲ホ短調から「キリエ」
モテット「いざ歌え わが舌よ」
モテット「私はわが従僕ダビデを得て」
モテット「この場所は神が造り給う」
ピアノ曲「思い出」
ミサ曲ヘ短調 全曲
交響曲第2番から第4楽章
こんな感じ 交響曲ヘ短調(シャピラ指揮ロンドン響)を初めて聴いたのもあの番組だったな
1984年頃の早朝だったように記憶しているが、記憶違いかな ポシュナーのブル全、図書館で集めようと思ったが、、、
すでにハイレズがトレで全部上がっていて、わろた。w 俺は4番より7番の方がロマンティックだと思う
俺の主観に過ぎないけど >>273
三楽章まではロマンティックですよ
四番は いや、4番はフィナーレ終結部が最高にロマンティックです 4番フィナーレ終結部、怒濤の5連符はロマンティックというより、もはやイっちゃっているとしか。 7番は2楽章までは最高ぉ、
3楽章以降は爺につきまとわれる新入女子社員の気分。 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団に在籍していた山岸博氏によると、ヴァントが同楽団を振って8番と0番をやったと述べている。
このコンビの8番は71年のレコードがあるが、0番の録音が残っていれば出してもらいたい。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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ショパンやラフマニノフは器楽のサーカスに過ぎない >>283
サーカスは言い過ぎ
では?
気持ちは分かります。 >>285
いや、ソロのスターを作り出すよりオケのチームワークが大切
オペラ、器楽協奏曲、室内楽に比べ交響曲を侮る人もいるけど
やはりブルックナーは交響曲の頂点を極めた神 神を何よりも崇めてたブルックナーを神本人とするのは相応しくない
神の使徒でいいだろ オペラはワーグナー
バレエ曲はチャイコフスキー
交響曲はブルックナーに限るさ リンツ・ブルックナー管で
モーツァルト:36番
ブルックナー:1番
という粋なプログラムがあれば聴きたいな 2016年バレンボイムの来日
モーツァルトピアノ協奏曲とブルックナー交響曲のチクルス
最高の名演だったな