りそな総合研究所は、27日、新型コロナウイルスの感染拡大で

訪日外国人客による、今年2〜8月の消費が

全国で2兆3642億円減少するとの試算を発表した。

9月以降も、収束は見通せず減少額はさらに拡大すると予測。

訪日客消費が感染拡大前の水準に戻るのは

来春までかかる可能性があると指摘した。

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りそな総研の試算値公表は3度目。

2月に、6244億円、3月に、9813億円の減少額を予測していたが、

状況の悪化を踏まえて改めて推計した。

3月の試算で、2〜6月としていた対象期間を、8月まで広げた。

訪日消費の減少率を、4月と5月は前年同月比99.9%減、

6月は97.0%減と厳しく見積もった。